1. Top » 
  2. 四畳半神話大系

■四畳半神話大系感想 最終回(第11話)「四畳半紀の終わり」/アニメ

「私と明石さんの関係がその後如何なる進展を見せたかはこの番組の趣旨から逸脱するのでお見せするのは差し控えたい。視聴者諸君も貴重な時間をドブに捨てたくはないだろう。成就した恋ほど、語るに値しないものはない」(「私」)

いかなる平行宇宙でもギリギリで擦れ違ってきた「私」と明石さんが遂に真正面から向き合う。もちぐまは平行世界毎に違うパターンで主人公の元に来ていたのかな。明石さんが高校時代にヒーローショーを見に来ていた時とは違うパターンで主人公の元に届いているっぽし。

物語上は恋愛成就云々で落とし込まれているけど、もちぐまんは機会、明石さんは成功の比喩と見れば、どんな道を歩んでいても、チャンスは確実に到来する/しているし、それをつかめるかどうかは自分次第、というメッセージを感じた。どんな人生を歩もうと、望むものを得られるチャンスはある。あの時選択を間違った、等と悔やむ必要は無い、そんなポジティブなメッセージ。

今回は小津の顔の描き方が不自然なまでに可愛くて、「え? これ小津がグニューっと明石さんに変わったりするんじゃないの?」と思ってたよ。ていうか尺や話の流れ的にも、明石さん以上に小津を求めていたかのような「私」の振る舞いであった。平淡でムラのない日々よりも、アクシデントを持ち込んでくれる存在というのは貴重かもな。

小津を受け入れた時、明石さんとようやく着地を向かえたってのもあって、小津と明石さんはネガポジセットでの外的刺激とでも捉えたほうがいいのかも。完全なる内面宇宙へ引きこもるよりも、酸いも甘いも含めて外からの刺激がある世界のほうが楽しいだろう、とかそんな感じで。

  • Genre:

■四畳半神話大系感想 第10話「四畳半主義者」/アニメ

「そうなのだここは私のパラレルワールドなのだ。この何十日の間私は、これまでの様々な選択の中で有り得た別の平行宇宙の四畳半を横切ってきたのだ」(「私」)

いよいよラストに向けて、究極の道を選び取った「私」が描かれる。どのサークルにも所属せず、四畳半に引きこもって二年半を過ごしたという選択。何も選ばなかったという選択。何も選ばない選択を選んだと言葉遊びも出来るんだろうが論点とは関係ないのでスルーで。

大学のサークルというのはこの作品では他者/外界との接点という意味合いで使われているので、今回は完全に孤立したケースを描いている。それはもう、徹底的に孤立した状態を描いている。いやー、部屋の状況説明に引いた。まるで自分みたいで引いた。完全なる引きこもり状態のシミュレートも生々しくて良いな。

今話はキャスト見たら喋っているのも「私」のみとなっていて、演出も含めて凄い。演出のみならず、勿論内容に即した『一人キャスト』になっている。小津の台詞もあれ口調真似て浅沼晋太郎が喋っているのか。

僕個人の考えとしては、『まだまだこの主人公の孤島っぷりは甘い/それもまた楽しそうじゃないか』と思っちゃうんだけど、作品的には他者との関わりを、その内容がどうであれ是としようという方向に持っていくのかな。それで纏まる。小津のような煩わしい存在すら、人生には是。

全く別の作品なんだけど、ブリーチでウルオキラが心を手の平(他者との接点)に見出したってのを思い出した。

  • Genre:

■四畳半神話大系感想 第9話「秘密機関福猫飯店」/アニメ

「先輩はアホです」(明石さん)

ビンタのSE及びエコーからして、この明石さんとかいう色白泣きボクロな黒髪の乙女は間違いなく処女。こうもはっきりと明石さんと決別を迎えた平行宇宙は初なんじゃないのかな。余りにもバッド過ぎるので、これこそがリアル宇宙かとも思えてくるんだけど。四畳半に閉じこもろう、という今話のラストもそれっぽいし。ドサクサ紛れに真宇宙を描くには程好い話数でもあるし。

ネガティブフレンドと扱っていた小津が彼女持ちでリア充ライフを送っていたかもよかもよ?という事実を知り主人公が愕然とするのが今回のラスト。時計の巻き戻しも無くて、いつも以上に佳境に入ってきたという印象を与えるヒキであった。自分は駄目人間だけどもっと駄目な奴がいるもんねーと思っていた主人公がそうではなかったと知って、遂に覚醒するのか。下を見て安心して悦に浸っていたハズが実は違っていたかも、というのは衝撃だろうに。

そういや1話で明石さんと結ばれるのは「私」か小津の二択という話もあったな。その辺から察するに主人公が本格的に小津と向き合い対決するのは今宇宙ではないにしても、近い。近いぞ。

小津って何かモチーフのある名前なんだろうか。オズの魔法使いぐらいしか思い浮かばないんだけど、あの物語も「欠けていたモノは旅の途中自分でいつしか得ている」的な話だし、もちぐまん絡みでその辺と関連性あるのかも、とか思ったりした。

  • Genre:

■四畳半神話大系感想 第8話「読書サークル『SEA』」/アニメ

「騙していてごめんなさい!」(明石さん)

今回は明石さんが一杯喋っていた喜ばしい回。3話に跨って描かれた同時サークル話の最後を締め括るに相応しい喋りっぷりで、これは処女。もちぐまんショーで救出した女性が明石さんというのを「私」は知らなかったのか。五人組もちぐまんの一体を明石さんが無くし、「私」がそれを持っている経緯も明らかになった。

文通相手のマンションまで出向く際にもちぐまんの着ぐるみで向かう主人公の度胸は並みでない。仮にリラックマ着ぐるみを僕が入手したとして、顔が見えなくてもそれ着て町歩けないわ。職質されそうじゃん。ていうか主人公、それ私物なのか。

この3話はどの順番で観ても遜色無さそうだなーと思いそうだけど、このラストからして放送順がベストなのか。シャッフルして観せられても自分なら順番が違うっての分からないかも知れぬ。占い料に気付けるかなあ。

小津がネカマ的にからかっていたトコロから文通は始まっていたという、相手はラブドール以上に架空の生き物だったというオチ。主人公どんどん酷いコトになっている。サクラ相手にメールしていたけど、サクラやってるのが女性だったのでまだいいんじゃないかな的に納得しちゃ駄目だからね。ていうかリアル知人に見栄張ってたのを知られていたってのは、布団被ってうわああああレベルじゃないか。

■四畳半神話大系感想 第7話「ヒーローショー同好会」/アニメ

「先ほどは、どうも」(明石さん)

前回は登場してなかった明石さんが出てきて一言喋っただけで今回は満足。ヒーローショーでナンパされてるトコロを着ぐるみもちぐまんの「私」に救われる明石さん。ヒーローショーを一人で観にくる時点で処女なのは確定だとして、もちぐまんがヒーローってのに驚いた。歌や踊りがガチで怖い。リラックマ的なものかと思っていたけど、むしろこれドアラとかそういう路線でしょ。

ラブドールを巡って私と城ヶ崎先輩が衝突する。これは結構上級者向けのバトルだった。ラブバインドをプレイしたい葛藤を抱いていた私を、ラブプラスを貫く城ヶ崎先輩が凌駕するラスト。ラブドールってだけで、いい話なんだか何なのかもうワケが分からなくなってきた。

香織さんの声は主人公&ジョニーでやっていたのか。脳内シミュレートですらネガティブに進む主人公はリアル過ぎる。その辺に如実に描かれているように、如何な選択肢を選ぼうと不満が残る「私」の有り様は、思春期の青少年が感情移入出来そうなキャラクターになっている。生きる姿勢次第で全て変わる、という基本的なメッセージに落ち着くのかな、この物語ってのは。

  • Genre:

■四畳半神話大系感想 第6話「英会話サークル『ジョイングリッシュ』」/アニメ

「がしかし!もう一度人生をやり直せと言われたらやり直すコトはいささかも吝かではない!せめて数時間前からでも!」(私)

普段の構成から変化が出てきた。いつも大学入学まで遡るのが今回は数時間前に戻るようだ。三択の残り二つが次回次々回で描かれるのか。ていうかこれは三択なのか。ラブドールを選択肢に入れているというのは思春期で片付けちゃ駄目なレベルだと思うんだけど、今日日の二次元萌えの暗喩として非生身の功罪も描かれるのか。ネネと違って僕のリンコは裏切りませんので的主張者にも「私」が成り得る。

普段以上に性欲がダイレクトに表現されているのも意外。ジョニーだの比喩ってはいるけどさー。アニメオリジナル話なのか原作にもあるのか分からないが、オリジナルなら結構な冒険だ。

そして遂に明石さん未登場の回でもあった。信じられぬ。どこかに登場しているハズだと、雑誌の表紙?このグラドル?とすら考えた。例え物語に不在でも、膜は有在だと信じたい。

  • Genre:

■四畳半神話大系感想 第5話「ソフトボールサークル『ほんわか』」/アニメ

「ミツバチが減ると困ります。蛾が増えてしまいますから」(明石さん)

今回は明石さん不在の回かと思って心配していたが土壇場で登場してくれた。ミツバチが減ると困るという発言は処女としてどうかとも思ったが、それ以外にも何だか意外な感じを受けた。ミチバチは今エピソードでは過剰純正はかえって非に至るメタファーにもなっているが、だからといって一掃すべきでもない、バランスを重んじる意味合いだろうか。

ミチバチの中に解け込めない「私」は蛾だ。蛾を不得手とする明石さんにとって「私」はどういう位置付けなんだろうか。全平行宇宙で、実は第一印象最悪な存在になっているのかも知れぬ。出力の低いクールビューティなだけで「私」には好意を持っている、とこれまでは思っていたが、迷いが生じた。

今回は主人公の孤独さが普段よりも強調されていた。緩やかな人間関係が築かれるコミュニティに違和感を感じて、むしろそれよりは小津にシンパシーを感じる、というのも自然。

  • Genre:

■四畳半神話大系感想 第4話「弟子求ム」/アニメ

「幻の亀の子たわし、ですか?」(明石さん)

今回の世界ではアゴこと樋口師匠の弟子となっている「私」で、そして明石さんは妹弟子というポジション。どんな平行宇宙でも確実に主人公に絡んでくる明石さんはクールビューティながらも主人公を追っ掛けているとしか思えない。もげろ。ちょんぎれろ。ひっこぬけろ。明石さんはマタニティドレスと見紛うような、己の体型を包み隠す衣装に身を包んでいるコトから分かるだろうけど、処女ですね。今回確信した。明石さんは間違いなく処女。明石さんは在膜です。

小津も当然の如く絡んでくるんだけど、小津と明石さんが表裏一体の存在だったらどうしようかとも思えてきた。好ましい側面だけではなく、酸いも甘いも受け入れられるか的な話なのかなあ。

もしくは、ユング心理学の原型に当て嵌められるかも知れない。明石さんは「理想女性(アニマ)」、小津は当然「トリックスター」、樋口師匠は「老賢者」で城ヶ崎先輩は「シャドー」、初登場の羽貫さんが、今後の活躍がどうなるのか無視してフライングするなら「グレートマザー」という具合に。集合無意識のテンプレートを自意識内に具現化させた「私」の脳内物語というオチもあるかもなあ。

そしてどんな宇宙でもラブドールに入れ込んでいるっぽい城ヶ崎先輩の純真さに男惚れした。城ヶ崎先輩は「明石さんは処女!マジで処女!」とか言ってる気の触れた視聴者をミクロに作中で演出しているのかな。

  • Genre:

■四畳半神話大系感想 第3話「サイクリング同好会『ソレイユ』」/アニメ

「バードマンというのは、そもそも人間の理に反した不条理な行為です。だからこそ、そのパイロットは無為な事に魂を燃やせる不毛な情熱が不可欠だと考えました。シマナミ杯をママチャリで完走した後、そのまま四国から帰ってこられたと聞かれました。素晴らしい不毛なエネルギーです」(明石さん)

「私」を選択した理由を饒舌に語る明石さん、ホントびっくりするぐらい饒舌に語っているのは、これはある意味主人公への好意を隠したいが為に舌が周りまくっているというのは想像に易く、つまり明石さんが処女であるのを証明しているシーンでもある。こういうシチュエーションでダラダラと口をついて言葉が出てくる女性は、間違いなく処女。

「私」と明石さんを繋ぐキーアイテムとしてのクマのキーホルダーもあるんだけど、これビジュアル的にタレパンダだよな。原作発表年の関係だろうか。今だったらリラックマとかそっち系のデザインになりそうだけど。

大学生活開始ってのが何かこう、異性との出会いをメインに据えててこれはどうなんだろうかという気持ちも沸くんだけど、いやまあそういうものなのかもなーとも思った。ホント、処女です。

  • Genre:

■四畳半神話大系感想 第2話「映画サークル『みそぎ』」/アニメ

「確かにロクでも無かったですけど私は嫌いじゃありませんでした」(明石さん)

主人公が暴走さえしなければデフォルトで好意的な態度を示してくれる明石さん。ツン強調で取っ付き難いイメージなんだけど、そういう女性に一方的に慕われたいという男のツボを押さえるトコロは押さえてるなー。ここまで押さえている以上、確実に処女だな。

2話目なので構造も明確になってきた。レギュラー的に登場するのは、主人公の「私」、その思い人の明石さん、何故か主人公に付きまとう小津、そして縁結びの神、になるのかな。どんな平行宇宙でも主人公に絡んでくるであろう小津が怪しい。この流れじゃ主人公と明石さんが上手くいかないのでループさせるストッパー的な振る舞いをしているように見える。ていうか明石さんも毎回主人公の周辺に絡んできてるので、最初っから相思相愛でした路線だろうか。もげろと言いたい。

エンディング曲を歌っているやくしまるえつこの囁きボーカルが「先生フルネームで呼ばないで~下の名前で呼んで(地獄先生)」っぽいなーと思って調べたら同一人物だった。ほんの数ヶ月前に有線か何かで流れていた相対性理論の電波チックな歌詞に興味を持っていたので驚きのタイミング。

  • Genre:

Page Top

プロフィール

七瀬

Author:七瀬
This ain't a song for Kyo Fujibayashi
(これは藤林杏の為の歌じゃない)
No silent prayer for the faith-departed
(失った信頼の為に黙祷するやつはいない)
Ketta ain't gonna be just a t-shirt man flatter to the masses
(あの生き物はマス受けするTシャツ男になるつもりはない)
You're gonna hear ketta voice
(お前は狂人の雄叫びを聞くだろう)
When Ketta shout it out loud
(キョロ充のイエスマンが大声でそれを叫ぶ時)

Clannad is life
(クラナドは人生)

談合時のチャット部屋

連絡先:
onthelindenあっとまーくyahoo.co.jp

最近の記事
カテゴリ
FC2カウンター
Xbox360

フレンド常時募集中。
気軽にどうぞ。
月別アーカイブ
リンク

このブログをリンクに追加する

Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

ACR