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■尾松知和「男塾外伝 伊達臣人」(原案:宮下あきら)7巻/NICHIBUN COMICS



第四回戦、VS八本の爪が開始。蝙蝠蝮と紅孩児の戦いが収録。

これは相打ちなのかな。蝙蝠蝮死亡となっているけど相手も終わってるよな。まあ、当然この死亡はすごく怪しい。ナレーション形式であっても幾らでも覆るでしょ。

蝙蝠に血を吸わせて自身を軽量化、その速度で相手を倒すというとても強引な展開。男塾らしいっちゃあらしいんだが、尺取り過ぎ。一冊ほぼこの一戦だからなあ。これ宮下あきらだったら2話ぐらいで終わらせてそう。作画に注力しててあんま話考えてられないのかなあ。

以前も書いたけど、連載当初は望み通りのシリアス外伝だと感じていたけど途中からちょっと微妙に感じ始めているという、その感想が自分の中で続いている。ちゃんと終わってくれますように。ちゃんと終わらなかったら、こうも活躍できた蝙蝠蝮の戦いがピークでしたなんてオチになりかねない。

■押切蓮介「ハイスコアガール」9巻/ビッグガンガンコミックス



ハルオの大野に対する気持ちがはっきりする。恋をすっ飛ばして愛。ふんわりした懐かしゲーセン漫画としてスタートした当作品であったが、男女の確執は最終的にそこに行き着くか。まー、全然アリ。これはフィクションだ。ifだ。

ホテルの同じベッドで寝るというのも相当なイベントだが、やけにあっさり消化しておる。おちゃらけたまま一晩過ごしたように思わせつつ、今後の展開次第では及んでいました的オチもありそう。

大阪でのスト2大会での勝敗でハルオは告白するや否やを決める模様。一方の大野の勝ったら決別を考えているかのような流れ。順調に勝ち進むハルオ、しかし大野は敗退していたというトコロで9巻は終了。敗者復活戦があるのかね。次巻が最終巻だし、直接対決が無いままでの消化不良な終わり方は無いハズ。

■上原求・新井和也「1日外出録 ハンチョウ」(原作:萩原天晴・協力:福本伸行)5巻/ヤンマガKC



疑似飯テロ漫画であるが、今回は変化球なネタ多め。

夏をループするという話、これはエンドレスエイトが元ネタだろうか。結局これは班長の夢だったのか不明なオチではあるが、こんな地下労働生活者にとって夏の楽しい一日をずっと繰り返すってのは嬉しい話なんだろうなあ。まさかハンチョウでループSFを堪能できるとは予想外だった。

発酵にハマるネタも一話限定ではなくちょっとした跨ぎでの中編。娯楽が無い中だと麹だのそういうのにハマるのも有りそうだなーという感じで面白かった。何かこれに近い感覚は味わいそうになったコトはあるからな。待ち時間とかでまるで興味の無い冊子眺めててついついのめり込みそうになったコトとか、ある。定食屋とかに置いてる婦人雑誌とかな。

黒服では宮本が集中的に扱われて印象を刻んだ巻でもある。自分の誕生日にセルフで餃子を用意するなど悪いヤツではない模様。北海道出身設定ってのも何か憎めない。

■松浦だるま「累」14巻/イブニングKC



最終巻。

醜い顔のまま演じるという決断、そして実行。表紙も最終巻で遂に醜女状態を描く。番外編の小説も更に絡めて、美醜と好悪の複雑で一辺倒ではない組み合わせの悲劇が出てくる。端的に言えば「ただしイケメンに限る」を女バージョンで描いている作品なのに、例外が悲劇を作るなあ。初期の巻の感想で書いたかも知れないけど、「レッドドラゴン」を彷彿させるすれ違いの悲劇。

ただ、犯罪者はちゃんと相応に裁かれるラストになっていてそこは良い。これまで読んできたら累は同情の余地ありまくりな存在だけど、法的には犯罪者に過ぎない。人殺してるんだし。ある意味普通に捕まって投獄される以上の「牢獄」に入れられたラストは、良い。最初に読了した直後はふんわりした罰にも思えたんだが、反芻すればするほど辛い余生だよコレは。誰かになるのを望んでいた累が、累自身になりたがる、皮肉を極めたラスト。

というワケで完。どこまでもかさねきっての完走であった。数年間楽しませていただいたよ。折を見て読み返したい作品。きっと色んな発見がある。

■いしいさや「よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話」/ヤンマガKCDX



タイトル通りの内容。

よくまあ内部から外に出られたもんだと感心する。物心ついた頃から押し付けられ続けてきた価値観って、そうそう自力で脱却できないよなあ。気づけたというのはそれだけ破綻している世界観というか不自然で受け入れがたいものがあったんだろうなという感想。母がもっと女優だったら逸脱出来ずにいたのかも知れないよなあ。

自分のような立場だとやや客観的に見れて「うんうん抜け出せてよかったね」的な感想で落ち着くワケであるが、こういうような分かりやすい「宗教」じゃない部分で何か先入観とかに縛られているかも…というのは常々立ち止まってでも考えていきたいなーという気持ちになる。あれだ。ロストジェネレーションとかに陥らないためにもナ。

宗教のクソっぷりを扱っているのでホントわかりやすいけど、例えば戦時中に「この戦争正しくないんじゃね?」的感覚を抱けていた層(山田風太郎とかヘミングウェイ)になれるかと言われると、怪しいからな、自分。刷り込まれ続けてきた価値観をぶっ飛ばして自分の考えを持てるようになれるのには時間がかかる。思えば自分も父親を長らく尊敬していたし、幼年期から刻まれ続けてきた無条件の是への疑問を持つのは中々難しそう。同様、この作者になれずに埋もれている多々が世の中には存在しているんだろう。

■松浦だるま「累」13巻/イブニングKC



羽生田の脚本、醜女のほうを演じたい。最終的にはそこに落ち着くのがこの巻のラスト。そこに至るまでが結構激動。

過去、川に流された累を救った人物が母ではなかったと語られるが、これは本当なのか。矛盾なく成立する展開になっているんだろうか。後々一気読みして無矛盾か確認したいと思ったシーン。いやー、見開きだったしここは溜めに溜めてたサプライズなシーンになっているし、間違ってはいないんだろうなあ。

終盤も終盤で羽生田がいい具合に悪役として暴れまくってくれている。そんな過去を背負っていたのかよと。芸術/アート的なものに心酔して狂っている系のキャラってふんわり説明不足な中で「それがアーティストですから」的な扱いで済まされているけど、こうして順を追って描かれれば理解の延長にあるんだなーという感じ。結果だけぽっと出されたら「うーん、ファッション狂人?」って思っちゃうけど、積み重ねでキャラ立てされると実に良い狂人に仕上がるものだ。

というワケで次巻が最終巻。どう転んでも受け入れられる。

■だろめおん「ケンガンオメガ」(原作:サンドロビッチ・ヤバ子)1巻/裏サンデーコミックス



シリーズ第二章開始。前作のトーナメントから二年後という設定。

表紙にもなっているのが新主人公らしい成島光我。ノールールの強さを求める系で、夢枕獏「獅子の門」に出てくる久我重明の弟子っぽい印象で読んでいる。現時点では粋がっている割には弱い位置付け。今後どう成長するんだろうか。仲間パワーで穏やかになっての成長なのか、今のまま尖った状態で突き進むのか。

もう一人、臥王龍鬼なる前作主人公のそっくりさんも登場。臥王ってのは、二虎の師匠の臥王鵡角の関係者を思わせる性で、いよいよ「中」絡みの話にも踏み込む模様。龍鬼は今の所ひらすら世間知らずで浮き世離れした感じ。「アシュラ」ラストで出てきたフードとはまた別人っぽいよな、コレは。

前作におけるトーナメントになるであろうメインの部分は、新シリーズでは13VS13の戦いになる様子。勝ち越した団体が勝利、となっているけど、どういうバトルになるのかね。7勝したほうが勝ちなのか、相手がゼロになってようやく勝ちなのか。

まだ仕込み段階なんだけど、光我が解説役にならないコトを祈っている。ちゃんと闘技者としての成長を描いてくれるって期待している。

■だろめおん「ケンガンアシュラ」(原作:サンドロビッチ・ヤバ子)27巻/裏サンデーコミックス



最終巻。トーナメント決勝戦及びその後が収録。

準決勝二回戦が意表を衝く展開だったので、主人公が絡んでいつつもこの決勝戦は勝敗そのものがどう転んでも意外性は薄かった。戦いそのものも巻の半分ぐらいで決まっているしな。まーエピローグ的な消化試合にも思えるがこれはこれで十分良い。

ラストに出てきた二虎流の後継者は王馬と同じビジュアルのキャラだろうと予想してて、実際そんなヤツが続編で出ているんだが、あの茫洋とした性格とは違うし別人だろうか。王馬がジョナサンで第二部でジョセフ的なビジュアル一緒のヤツが主人公になると思っていたんだがな。

ロンミンがあっさり死んでいたのにはビビる。見た目的にもカッコいいし今後活躍するんだと思っていたのでこの雑な始末の仕方は意外。

というワケで、「ケンガンアシュラ」もこれにて完結。完結というか話は終わっていないので、「ケンガンオメガ」で色々決着がつくのに期待ですな。

■尾松知和「男塾外伝 伊達臣人」(原案:宮下あきら)6巻/NICHIBUN COMICS



だいぶ分からなくなってきた。間が空いているってのもあるし、色んなキャラが簡単に極限状態に簡単になってしまう。雷電とか勝手に死にそうになっているんだけど、これ何しているんだっけ。

元ネタというか元キャラありきの連中登場でもあんま乗れなくなってきた。豪学連総長が今なお一番気になる存在。中身どんなヤツなんだろうか。伊達とそっくりさんかも知れぬ。あの鎧の中から出てくるのは伊達と相場が決まっている。

ティー・タイムに対して知っているのか雷電は面白かった。むしろお前は知らないのかよ的な。でもこういうギャグは板垣恵介っぽくも感じるな。導入がシリアス方向の男塾外伝だったので当初は楽しかったけどちょい微妙に感じてきている。

■上原求・新井和也「1日外出録 ハンチョウ」(原作:萩原天晴・協力:福本伸行)4巻/ヤンマガKC



中年が青春しているこのノリは相変わらず面白いな。これカイジ本編の大槻を知らなくても自分なら最初から楽しめたような気がする。よく分からないノスタルジーとかそれっぽく語りつつもその実みみっちいメンタルに共感できてしまう。

ファミレスで愚にもつかない話に昂じるってのは、何かこの漫画そのものを自己言及しているようで面白い。ホントにどうでもいい内容の漫画なのに読み始めたら何だかめり込んじゃうからなあ。

ギャンブラーに競馬語らせたら意気投合するって流れ、単なるギャグっぽいのに人生の参考に出来そうに思えてきた。

牡蠣の話は不穏なラスト。この巻でhは珍しく初心に帰ったかのような真っ向からの飯テロ路線なのに、不穏さで牡蠣の美味さに乗れず。

日高屋は自分は無理なんだけどこういう具合にハードル下げたら美味しいんだろうか。いや、「ハードル下げることで美味しく思いたい」と考えている時点でハードル下がってないから多分無理だろうなあ。

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