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■上原求・新井和也「1日外出録 ハンチョウ」(原作:萩原天晴・協力:福本伸行)1巻/ヤンマガKC



タイトルをオオツキにするか迷っただろうに、分かりやすさ優先でハンチョウにする辺りが福本ファミリーらしい。

1日外出券を使った大槻班長のその日の行動を主に食事を中心に描くコメディ漫画。これはトネガワと違って失速早いだろと思ったが、面白いまま読了出来た。割りとパターンは出来ているんだが、しかしそこで飽きが来ないように微妙に変化を入れてくる。素敵。原作付いてるんだしまあこれぐらいはやるか。

飯ネタは大衆食堂が多い。昨今の味のイメージが出来ないグルメ漫画よりは分かりやすい。美味そうではある。が、帯の飯テロ漫画云々はその文言自体ギャグなんだろうな。

あと、こやつらがスマホだの使いこなしているだけで面白い。

他の班との客(ペリカ)の奪い合いも出てきて、結構気になる引きで1巻は終わった。コメディに徹して欲しいんだが、本編に近い不穏さを匂わせるラストだった。負けた側が人生を失うレベルでガチ凹むような展開は本編だけでいいのでそこは頼む。

■押切蓮介「ハイスコアガール」7巻/ビッグガンガンコミックス



ラブコメが前面に出てきたなあ。話の都合上、その出汁にされている日高が切ない。日高がそういう役割のキャラになるしかないからな。ハルオは鉄の意志だな。高校生だよ。性欲の権化な年頃だよ。コロッといっちゃってもおかしくないのに。鈍い云々というワケでもなく、これもまた話の都合上か。

格ゲー繋がりで語るなら、今巻の日高は、モリガンが世に出てきた時のあの感覚に近い。ゲームキャラ、二次創作で性のネタにされまくっていても、オフィシャルでそういう路線を押し出してくるのはいなかったからなあ。

渋谷がやたら注目されていた時代だったか。チョベリバとか流行っていたJポップとか当時を面白おかしく描いている風俗史作品としてもちょっと楽しめる。今まではゲーム史オンリーだったが幅広げてきたのかな。

ダライアス外伝ってこの頃だったか。ハルオがシューティングやってるの珍しい。しかもマンボウがどうのって、ルートはともかくラストまで行ける腕前なのか。また、例のジェネラルを倒しちゃってたりして、そこはフィクションとしてやっちまうのか。いや別に誰も倒したコトない伝説というワケでもないんだろうがさ。マキバオーでフィクションでも凱旋門賞取れなかったようなあのリアルさとは違う感じ。

■三部けい「パズル」(上・下)/角川書店



山田悠介原作小説のコミカライズ。あとがき的なものを読むと、登場キャラの性別とかあちこちアレンジが加わっている模様。原作は未読であるが、この手のサスペンスは何となく三部けいの作風にあっている感じはある。

学校を突如占拠した敵の正体は上巻ラストで明かされる。しかも特に捻りのない正体。正体そのものよりも下巻で更に明かされる動機や過去が目玉なのかも知れないが、そこはイマイチ興味が持続しない。上下巻と短めの作品であるが、それでも長いと感じる。全1巻で良かったぐらい。大きな逆転のない話そのものはスルスル読めるメリットもあるが。

放尿ネタが多く、三部けいの露出と並ぶ性癖が色濃く反映された内容であった。まだ読んでないけど「僕だけがいない街」にもこの手の作者の嗜好は入っているんだろうか。

■盆ノ木至「吸血鬼すぐ死ぬ」4巻/少年チャンピオンコミックス



結構細部を覚えていない話が多かった4巻。本誌でぼんやり読んでた頃だったのかな。ヒナイチとゼンラニウムの入れ替わりとかそういやあったなー。ヒナイチ尻出し。

いい話になりそうなトコロでギャグオチにするパターンが幾つかあるが、それでもいい話部分が殺されないのが良い。ドラルクの父の来訪とか、ロナルドの兄の過去とか。いや兄の過去はこれはきっちりギャグオチにしていていい話部分は台無しだな。ロナルドにとっては良い兄のままになっているが、幻滅する日は来るのだろうか。

後、ロナルドに妹がいるというのを完全に失念していた。何れ出るのだろうが、既出キャラじゃないよなあ。妹に関しても兄同様ギャグ扱いなキャラでいて欲しい一方で、ちょっとはシリアス路線での登場を願っていたりもする。

■谷川ニコ「ナンバーガール」3巻/電撃コミックスNEXT



最終巻。一応ラストは進級出来るかどうかというオチがあり、ああ、この漫画はクローン達の一年間を描いていたんだなーと知る。

じっくり粘着して読み込めば個別化しているクローンの誰がどういう見た目と性格になっていったのか把握出来るんだろうが、ザックリ一読して終了な自分にはそこまで踏み込めず。

四コマベースだし連載時は誌面の掲載量も少なめだったろうから、分かりにくいシーンも二度三度読んで納得したり、前述の個別化も再読に耐えうる要素だったのではないかと思われる。一気読みのほうがわかりにくくなる漫画だったのかも知れぬ。

■盆ノ木至「吸血鬼すぐ死ぬ」3巻/少年チャンピオンコミックス



ヒナイチがちんちん連呼するようになった記念すべき回が収録されている。吸血鬼Y談おじさん、初登場の回はまだ自然に話が頭に入ってくるけど、基本出てきたら台詞がメチャクチャになって理解困難になるからなあ。Y談光線浴びると己の性癖を暴露するようになるんだったのか。次に登場した時の為に忘れないようにしよう。

ドラルクの一家も登場。父やら祖父やら叔母やら。みんなどこかしらポンコツなので安心して読める。でも祖父は怒らせちゃ駄目なんだろうな。シリアス編にもし突入したら凄い強敵になりそう。シリアスになる心配もない漫画だが。

オータムのサンズも登場、Y談光線浴びたらどうなるんだろこの人。ナチュラルに下ネタっぽい発言になって誤解を生むギャグという、女性キャラとしてはかなり悲惨な扱いを受けている存在。

■だろめおん「ケンガンアシュラ」(原作:サンドロビッチ・ヤバ子)19巻/裏サンデーコミックス



黒木玄斎VS桐生刹那。桐生は刃牙の最大トーナメントにおける克巳ポジションで、ライバル然としてキャラを深めつつも準決勝で牙に負けるんだろうなーと予想していたが、まさかここで敗退するとは。

しかも、足での羅刹掌もそうだし、結構ギリギリまで覚醒を続けていた。土壇場での真・羅刹掌を黒木が打ち破ったのは驚いた。これは連載で読んでた時も「ああ、真なんて覚醒しやがった」と思ってそれが即覆されて感動したな。

初見泉VS坂東洋平。試合に勝って勝負に負けたと思われていた坂東がここで復活。

坂東は口調や性格とかすっとぼけている面白キャラなんだけど、関節外して腕を延ばす遠距離攻撃というのが多くの連中と比べてどうにもリアルじゃないものなので、ここで敗退してもまあいいかなーと思う。この漫画基本刃牙だけど、髪の毛のヤツと坂東は男塾だよ。君らはちょっとアリナシの基準が違う。

■ぢゅん子「私がモテてどうすんだ」8巻/講談社コミックス別冊フレンド



前回ラストの七島暴走は熱にうなされて忘我での行為だったと判明。ちょっと拍子抜けな感じもするけど、こういう展開でこそこの漫画だよなーという安心感もある。性的にがっつくのは読者層とも合わなそうだし。

花依の父親登場回が一番楽しかった。娘を溺愛するテンプレ父親で、周囲の男たちを品定めしようと暗躍する。母親もベースは美人だったようで、花依が痩せてああなったのも納得の設定であるが、それよりも太っていた頃もちゃんと父親は愛情を注いでいるのが当然ながらも微笑ましい。むしろ痩せて困惑しているではないか。

四ノ宮エピソードは割りとガチで険悪になってビビる。ペットのイグアナを拒絶されたのが原因であるが、まあ爬虫類は引く人は引きそう。むしろちょっとの期間で克服していた花依が凄すぎる。池に飛び込んでまで救うとか出来ないでしょ。
ラストの「姫……」が不穏であるが、この不穏さもギャグ前フリで陽気で濃い新キャラが登場してくれると信じている。

■山口貴由「エクゾスカル零」全8巻/チャンピオンREDコミックス


エクゾスカル零 全8巻セット [ 山口貴由 ]

「シグルイ」を経て漫画力を高めた作者が「覚悟のススメ」の続編を改めて描きたくなったんだろう、ぐらいに思っていたが、読んでみるとこれはこれで覚悟とは全く違う題材の作品であった。

一つの作品で十二分に主役を張れる登場人物がこの漫画には複数いる。ブレない正義を携えた主人公が同時に存在。そして、連中がぶつかり合う。これが面白い。

元々どんな漫画でも悪役にも連中なりの信念は存在し、読者に共感出来るものはあって、どっちが正しいんだろうと揺さぶるコトはある。しかしどうせ主人公が正しいんでしょという安堵の元、主人公の思想に肩入れしながら読んでしまう。

しかしこの作品、一応の主人公は「覚悟のススメ」同様葉隠覚悟であるが、敵対する動地憐もまた顔が覚悟まんまであり(しかも罪子みたいなビジュアルの妹が彼を擁している)、実に惑わされる。二人の覚悟が戦うシチュエーションと言える。その二人の対決はそれでも予定調和な結末になるが、その後登場する新しいキャラが覚悟を倒してしまったりして、主人公=正義を一概に信じていいのだろうかといい具合に問題提起してくれる。

これは過不足なく充分この作品で描きたいコトを描き切った全8巻だなーと感じる。

■尾松知和「男塾外伝 伊達臣人」(原案:宮下あきら)4巻/NICHIBUN COMICS



教天死婁駆道が開始。8人のメンツ、最後に出てきたのは剏戒なる老師の秘蔵の弟子。外見からして翔霍であり、中身は影慶ポジションが予想される。影慶と言えば毒手。毒と言えば毒蝮。ただ、覆面をしてても右目辺りに睫毛が見えてて、毒蝮は眼帯していたのが別人かもと思わせる点でもある。しかし男塾シリーズにはそんなもん瑣末よ。

一回戦は独眼鉄もどき二名&その父親の牛魔王と対戦。西遊記モチーフでいきなり牛魔王とか出しちゃうの?とビビる。月光が壺に閉じ込められた時は将来盲目ネタが来るかと思ったが来なかった。

第二の道で斬岩剣のお披露目をして、次の相手は卍丸もどきの曼荼羅、またの名を土竜丸。飛燕が挑むが未来予知がどうので苦戦。未来予知とか他のバトル漫画だったら盛り上がるネタの筆頭なんだけど、そこは男塾スピリット。正直どうでもいい。ノリでどうにでも出来そう。

死婁駆道の目的地は厳娜亜羅というコトもあり、これは十六僧ネタも来るのかなーと期待出来る。他、死婁駆道参加チームにあの関東豪学連も登場で、伊達とどう絡むのかとても楽しみ。伊達の前に総長だった人なのかな? 孤戮闘修了の証を持つ者も登場してそちらも伊達絡みの因縁が予想される。オリジナルの魁からきっちり拾ってきているなあ、この辺。

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Author:七瀬
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(これは藤林杏の為の歌じゃない)
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