1. Top » 
  2. 漫画

■だろめおん「ケンガンアシュラ」(原作:サンドロビッチ・ヤバ子)19巻/裏サンデーコミックス



黒木玄斎VS桐生刹那。桐生は刃牙の最大トーナメントにおける克巳ポジションで、ライバル然としてキャラを深めつつも準決勝で牙に負けるんだろうなーと予想していたが、まさかここで敗退するとは。

しかも、足での羅刹掌もそうだし、結構ギリギリまで覚醒を続けていた。土壇場での真・羅刹掌を黒木が打ち破ったのは驚いた。これは連載で読んでた時も「ああ、真なんて覚醒しやがった」と思ってそれが即覆されて感動したな。

初見泉VS坂東洋平。試合に勝って勝負に負けたと思われていた坂東がここで復活。

坂東は口調や性格とかすっとぼけている面白キャラなんだけど、関節外して腕を延ばす遠距離攻撃というのが多くの連中と比べてどうにもリアルじゃないものなので、ここで敗退してもまあいいかなーと思う。この漫画基本刃牙だけど、髪の毛のヤツと坂東は男塾だよ。君らはちょっとアリナシの基準が違う。

■ぢゅん子「私がモテてどうすんだ」8巻/講談社コミックス別冊フレンド



前回ラストの七島暴走は熱にうなされて忘我での行為だったと判明。ちょっと拍子抜けな感じもするけど、こういう展開でこそこの漫画だよなーという安心感もある。性的にがっつくのは読者層とも合わなそうだし。

花依の父親登場回が一番楽しかった。娘を溺愛するテンプレ父親で、周囲の男たちを品定めしようと暗躍する。母親もベースは美人だったようで、花依が痩せてああなったのも納得の設定であるが、それよりも太っていた頃もちゃんと父親は愛情を注いでいるのが当然ながらも微笑ましい。むしろ痩せて困惑しているではないか。

四ノ宮エピソードは割りとガチで険悪になってビビる。ペットのイグアナを拒絶されたのが原因であるが、まあ爬虫類は引く人は引きそう。むしろちょっとの期間で克服していた花依が凄すぎる。池に飛び込んでまで救うとか出来ないでしょ。
ラストの「姫……」が不穏であるが、この不穏さもギャグ前フリで陽気で濃い新キャラが登場してくれると信じている。

■山口貴由「エクゾスカル零」全8巻/チャンピオンREDコミックス


エクゾスカル零 全8巻セット [ 山口貴由 ]

「シグルイ」を経て漫画力を高めた作者が「覚悟のススメ」の続編を改めて描きたくなったんだろう、ぐらいに思っていたが、読んでみるとこれはこれで覚悟とは全く違う題材の作品であった。

一つの作品で十二分に主役を張れる登場人物がこの漫画には複数いる。ブレない正義を携えた主人公が同時に存在。そして、連中がぶつかり合う。これが面白い。

元々どんな漫画でも悪役にも連中なりの信念は存在し、読者に共感出来るものはあって、どっちが正しいんだろうと揺さぶるコトはある。しかしどうせ主人公が正しいんでしょという安堵の元、主人公の思想に肩入れしながら読んでしまう。

しかしこの作品、一応の主人公は「覚悟のススメ」同様葉隠覚悟であるが、敵対する動地憐もまた顔が覚悟まんまであり(しかも罪子みたいなビジュアルの妹が彼を擁している)、実に惑わされる。二人の覚悟が戦うシチュエーションと言える。その二人の対決はそれでも予定調和な結末になるが、その後登場する新しいキャラが覚悟を倒してしまったりして、主人公=正義を一概に信じていいのだろうかといい具合に問題提起してくれる。

これは過不足なく充分この作品で描きたいコトを描き切った全8巻だなーと感じる。

■尾松知和「男塾外伝 伊達臣人」(原案:宮下あきら)4巻/NICHIBUN COMICS



教天死婁駆道が開始。8人のメンツ、最後に出てきたのは剏戒なる老師の秘蔵の弟子。外見からして翔霍であり、中身は影慶ポジションが予想される。影慶と言えば毒手。毒と言えば毒蝮。ただ、覆面をしてても右目辺りに睫毛が見えてて、毒蝮は眼帯していたのが別人かもと思わせる点でもある。しかし男塾シリーズにはそんなもん瑣末よ。

一回戦は独眼鉄もどき二名&その父親の牛魔王と対戦。西遊記モチーフでいきなり牛魔王とか出しちゃうの?とビビる。月光が壺に閉じ込められた時は将来盲目ネタが来るかと思ったが来なかった。

第二の道で斬岩剣のお披露目をして、次の相手は卍丸もどきの曼荼羅、またの名を土竜丸。飛燕が挑むが未来予知がどうので苦戦。未来予知とか他のバトル漫画だったら盛り上がるネタの筆頭なんだけど、そこは男塾スピリット。正直どうでもいい。ノリでどうにでも出来そう。

死婁駆道の目的地は厳娜亜羅というコトもあり、これは十六僧ネタも来るのかなーと期待出来る。他、死婁駆道参加チームにあの関東豪学連も登場で、伊達とどう絡むのかとても楽しみ。伊達の前に総長だった人なのかな? 孤戮闘修了の証を持つ者も登場してそちらも伊達絡みの因縁が予想される。オリジナルの魁からきっちり拾ってきているなあ、この辺。

■谷川ニコ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」11巻/ガンガンコミックスONLINE



もこっちが色んな同級生と絡み出してきている。初期からの読者として、これは嬉しいのやら悲しいのやら。いや嬉しいという気持ちのほうが強いか。こみなんとかさんはもとからそうであったが、もこっちに対してやや攻撃的な対応を取る人が増えてきている。ネモや顔文字が顕著。だが、それでも作品にとってはプラスマイナスでプラスな変化ではなかろうか。広がったよ。閉塞感を維持しつつ世界が広がったよ。

そして、自分の中で何だかんだでツンデレのように好意的にもこっちに接するヤンキーがベストガールに躍り出るとは。ゆうちゃんですらもうもこっちをそれとなく馬鹿にしているからな。ヤンキーちゃんは純粋だ。結構リアルでもギャル系は案外ヒエラルキーに無頓着で分け隔てなく誰とも接する傾向にあるからな。作者はそこら辺実体験あるんだろうか。

きーちゃんの変化はどうなんだろコレ。完全に見下してはいるけど、母性全開だよな。対抗意識燃やしているネモとかよりも大人な感じになっている。優しい存在ではあるが、作者としてはきーちゃんの持ち味/使い勝手の良さ加減はやや薄れてしまったかも知れぬ。

■ぢゅん子「私がモテてどうすんだ」7巻/講談社コミックス別冊フレンド



「かちゅ☆らぶ」の殿の命日に聖地巡礼に赴く一行。2015年発行になっているけど、「尊い」とかそういうの流行っていたのはその頃だったか。時の流れ早い。つい数ヶ月前ぐらいに出回ったフレーズに思える自分がいる。

殿の怨霊は結局どうだったのか謎のまま終わる。この辺上手い。霊とかアリにするのかナシにするのかぼかすオチが上手い。いやこれアリなオチに見えるけどな。そこはそれ、六見の勘違いという可能性もあるからさ。よりによって一番理性的であろう六見なのが憎い。

後半は七島メイン。妹が登場、毎週女児向けアニメを一緒に観ているという意外な一面が発覚。七島は最もハンデ背負ってるキャラだからな。相手のビジュアルに惚れ込んだ的な、初期の設定の都合上。シスコン気味な属性を追加しても問題ない。これぐらいやらないと今から他の連中に並ぶには厳しい。

当初思っていたような分かり易い作品のラスト(六見エンド)をもう越えて、割りと各キャラ転がしていつまでも面白くほんわかしたノリが続く方向に舵をきったかなーコレという漫画になりつつあるが、それでもオッケー。楽しいのでオッケー。いつまでも彼らを眺めていたいのでこれで良いと思い始めている。

■久保ミツロウ「3.3.7ビョーシ!!」1巻/講談社漫画文庫

夜の新宿、ホストクラブやキャバクラを扱っている作品。少年誌向けでそういう設定どうなのとは思うが、マガジンなので仕方ない。背伸びしたい年頃の少年読者に受けそうな気もするし。そして何よりも主人公がちゃんと少年漫画しているし。

応援団の主人公が、何かと大声で応援し、それを見た相手が感化されて改心(?)するワケであるが、こういう一見御都合主義に見えるシーンも最近はリアルに即しているのではないかと思うようになった。純粋、幼稚な人間が真正面からこんな行為に出ていると、現実に擦り切れた人でも「ああ、頑張ろうかな」という気になりそうではある。

主人公、問題を抱えている作中キャラの誰よりも経験値の低い格下であるが、汚れを知らないが故に、汚れを知った経験値的に上の連中だろうと、その馬鹿げて無知な姿を見ると、「何も知らずにいい気なもんだ」という怒りよりも、逆に勇気づけられるのではないか。そういう意味でも、設定が大人びた世界観だろうがこれは確かに少年漫画だろうなーと思う。

■橋本智広・三好智樹「中間管理録 トネガワ」(原作:萩原天晴・協力:福本伸行)4巻/ヤンマガKC



歯車の悲壮感を武器にしたギャグなので、本編の凄味がどんどん失われてしまうデメリットもある当トネガワ番外編であるが、もうこれでいい。本編で築いた資産を食い潰す感じになっているんだが、セルフパロディとして十二分に面白いので許せる。刃牙もそんな域に突入しているが、こっちのほうが上手く読者のニーズに応えていると感じる。

会長の影武者話が複数話に跨っていて、内容も面白かった。圧倒的酷似ってなんだよ。影武者教育もこれ会長それとなくディスってるでしょ。野に放つというやり方もまた杜撰で面白すぎる。

カイジ参加以前に行われていた限定ジャンケンの様子も描かれている。この面白さも本編ありきだよなあ。余裕をもってナチュラルに放っていたであろうあの名シーンとかも、実は入念な準備の元に行われていたという具合に、尽く茶化されている。

巻末には福本伸行による30ページ描き下ろしが収録されている。が、どうも切れが悪いというか詰め込み過ぎというか、折角のオリジナル降臨なのにあんま嬉しくなかったぞ。

■ゆでたまご「キン肉マン」56巻/ジャンプコミックス



シルバーマンVSサイコマン、決着。

殺したら相手が更に成長する可能性を奪ってしまうというのは、戦国時代の感覚に似ているな。シルバーマンは殺して終了というのを是としていない模様。生かしたら敵が強力になる脅威というよりも、ライバルが強くなればそれに対して自分も新たに対抗策を講じて強くなれる、みたいな。

マグネットパワーなるかつての完璧超人代表格たるネプチューンマンの力のルーツを有していたサイコマンもここで遂に敗北。今シリーズで一番のヒールとして活躍していたサイコマンの退場は寂しくもあり、いよいよ話も佳境に突入だと痛感する。

いやー、サイコマンマジでいい存在だった。道化師的な見てくれでポジションもジョーカー。悪役として読者の憎しみを請け負いまくりであった。ギリギリまでヒール通してくれたし、しぶとかったのも良し。最後の最後で善人チックな何かが明かされてしまうってのはクラシックな漫画の常でそこは致し方ないかな。ガンマン辺りを犠牲にしようかとも考えたというのも生々しくて良い。ガンマンはそういう扱い。

次はキン肉マンVSネメシスがいよいよ描かれるのか? 肉&将軍VS閻魔&ネメシスのタッグ戦になると思っていたんだが、悪魔将軍VSザ・マンでザ・マンが勝ち残りキン肉マンと戦う最終戦になるのやも知れぬ。

■天山まや「チカカラチカ」1巻/週刊少年チャンピオンコミックス



2巻が出ないギャグ漫画。2巻分の連載はやってたのに、秋田書店はシビアやのう。

久々に読んでみたが、これよく20週ぐらいも連載出来たなと思った。行き当たりばったりで描いてそうだよ。絵もそんなに上手いとも思えないし(縮小されている単行本だと更にそれが際立つ)、キャラも割りとブレブレな感じ。ギャグ漫画にしても設定が雑で、読んでて受け入れ処理し難いものがある。

何か誌面にお色気でギャグ漫画枠が欲しくてそういうのを無理矢理描かされたのかなあ。作者のやる気の無さが端々から感じ取れる作品だよ。つらい。

Page Top

プロフィール

七瀬

Author:七瀬
This ain't a song for Kyo Fujibayashi
(これは藤林杏の為の歌じゃない)
No silent prayer for the faith-departed
(失った信頼の為に黙祷するやつはいない)
Ketta ain't gonna be just a t-shirt man flatter to the masses
(あの生き物はマス受けするTシャツ男になるつもりはない)
You're gonna hear ketta voice
(お前は狂人の雄叫びを聞くだろう)
When Ketta shout it out loud
(キョロ充のイエスマンが大声でそれを叫ぶ時)

Clannad is life
(クラナドは人生)

談合時のチャット部屋

連絡先:
onthelindenあっとまーくyahoo.co.jp

最近の記事
カテゴリ
FC2カウンター
Xbox360

フレンド常時募集中。
気軽にどうぞ。
月別アーカイブ
リンク

このブログをリンクに追加する

Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

ACR