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■ゆでたまご「キン肉マン」57巻/ジャンプコミックス



キン肉マンとネメシスのカードが決まり、前夜のちょっとしたエピソードを経て甲子園で戦い開幕までを収録。

前夜にキン肉マンは逃げ出そうとする。自分のこれまでの戦いはまぐれ勝ちであったと主張。ウォーズマンに一度は説得されたかに見えたものの、逃げ実行、しかしネプチューンマンとの対峙で覚悟が決まる。まぐれ勝ちってのも何か読者的には納得するものがあるからな。まぐれっていうか主人公補正でどうにか勝った的な。それに対して、勝った側ではなく、負けた側が相手(キン肉マン)の強さを決めるというアンサーは良い。

甲子園描写、旧作をちゃんと読んでいれば丁寧な過去現在の差描写に感動出来そうである。昔の超人オリンピック、そんなテキトーな場所でやっていたのかよ。一コマだけでもチエノ輪マンの登場は嬉しい。生きてる理屈が分からないキャラだ。

このシリーズで主人公が活躍する最終戦だけあってか、入場から戦い序盤もじっくりと描いている。へのつっぱりはいらんですよとか懐かしい台詞も登場。

■きづきあきら「ヨイコノミライ 完全版」全4巻/IKKI COMIX



雑談に興じる日々を過ごす漫画研究部で、部長の井之上は部の行動として部誌の発行を提案。しかし同時期に部に新たに参加するコトになった青木杏が部員をかき回しだす。

これは面白いし、痛々しい。ふんわりした借り物の言葉で自己弁護している人間たちが溢れかえっていて、読んでてイヤーな気持ちになる。

えぐってくるなあ。こういう時期は誰にもあるだろうし、鑑みると本当にグサグサくる。現在進行系でどれかに該当する人も多そうだ。特に井之上が基本綺麗事一辺倒キャラだし、見せ方変えたら普通の漫画の普通の主張なんだけどな。童話や小児向けアニメの倫理から抜け出せずに高校生になったらこうなってしまうんだろう。

作中ではそういうオチでは無かったので連鎖感想になるが、夢追ってますな人に、無理だ諦めろだ言うのは優しさでしかないな。本当に邪悪なら、出来るよ叶うよと声をかけ続け、取り返しが付かないトコロに来るまで時間をドブに捨てさせるコトだ。

■谷川ニコ「ライト姉妹」1巻/電撃コミックスNEXT



登校拒否の中学生の妹と、彼女をラノベ作家にしようとする20代無職の姉の掛け合いを描くギャグ漫画。

わたモテの谷川ニコらしい、あんま後先考えて無さそうな毒全開の漫画。ラノベ作家志望者が読んだら終始イラつきそうな内容であった。ラノベ作家志望者ってなあ、文章なら誰でも書けそうだしこれまでの人生何も蓄積が無いけど何となく目指せそうでやってる痛々しさがあるからな。そういうのをおちょくる谷川ニコのターゲットにされても仕方ない。

生々しい展開ながらも、図書館で出会う同学年の少女が実は著名な作家というファンタジーな偶然を入れてカンフルにしているのも面白い。格上なんだけどニートの言動に多少の影響を受けてしまう辺り、その実年齢なら致し方ないかもと思わせる。

これは全3巻ぐらいでコンパクトに終わってほしい作品かな。ネタに限界ありそうだし、そもそも反感持たれそうだしで、それぐらいの冊数が妥当でしょう。

■だろめおん「ケンガンアシュラ」(原作:サンドロビッチ・ヤバ子)20巻/裏サンデーコミックス



初見VS坂東は初見勝利で終了、坂東が一回戦でダルシムしなかった理由が語られる。そんな大した理由でもなかったが、戦闘中はこれを伏せていたのでまだ坂東は先がありそうと読者に思わせた部分もあるかな。

この20巻は、二回戦最終戦であるガオランVS牙が大半を占めている。牙、一回戦もそうだけど意外と圧勝せず苦戦しつつ勝ち上がってきている。成長するライバル。範馬勇次郎が万年成長期みたいな感じで。王馬と同じ技術を使うという謎が掲示され、このトーナメント編が終わってからの新展開への仕込みと思われる。

ガオランは負けつつも先がある、希望を残した締めくくりで、流石は人気投票一位キャラ。気を遣われているな。表世界格闘最強の大久保、ボクシング(手)とムエタイ(足)の打撃最強のガオランを食らい吸収したアギト、三回戦では合気をも身につけてしまうのだろうか。

■松浦だるま「累」9巻/イブニングKC



野菊の企みは達成できず。舞台上での累の笑顔が怖い怖い。ギリギリまで信じていた妹なのに裏切られたと知ってからの冷酷な対応がまた怖い。羽生田が黒幕っぽく見えてもくるが、まあこの人は仙水に対する樹みたいなポジションでしょう。あくまでも影。

野菊は今後どうなるんだろう。監禁されて飼い殺しにされるんだろうか。野菊、あの時あの瞬間そのまま情に絆されていれば助かったのになーと読者に過去のあれこれを思い起こさせるのが良いな。

誘と淵透世との邂逅も描かれる。母親を扱った過去編は小説で読んでいたので余計な重複を読まされるのかと心配していたが小説のその後の話で楽しめた。淵透世が予想外の性格で面白かった。この美貌で全く自信が無いという。また、誘の口紅の秘密を知って即座に共同戦線を張ったりと、意外に大胆かつ回転が早い(テンポの都合かも知れない)。

■上原求・新井和也「1日外出録 ハンチョウ」(原作:萩原天晴・協力:福本伸行)1巻/ヤンマガKC



タイトルをオオツキにするか迷っただろうに、分かりやすさ優先でハンチョウにする辺りが福本ファミリーらしい。

1日外出券を使った大槻班長のその日の行動を主に食事を中心に描くコメディ漫画。これはトネガワと違って失速早いだろと思ったが、面白いまま読了出来た。割りとパターンは出来ているんだが、しかしそこで飽きが来ないように微妙に変化を入れてくる。素敵。原作付いてるんだしまあこれぐらいはやるか。

飯ネタは大衆食堂が多い。昨今の味のイメージが出来ないグルメ漫画よりは分かりやすい。美味そうではある。が、帯の飯テロ漫画云々はその文言自体ギャグなんだろうな。

あと、こやつらがスマホだの使いこなしているだけで面白い。

他の班との客(ペリカ)の奪い合いも出てきて、結構気になる引きで1巻は終わった。コメディに徹して欲しいんだが、本編に近い不穏さを匂わせるラストだった。負けた側が人生を失うレベルでガチ凹むような展開は本編だけでいいのでそこは頼む。

■押切蓮介「ハイスコアガール」7巻/ビッグガンガンコミックス



ラブコメが前面に出てきたなあ。話の都合上、その出汁にされている日高が切ない。日高がそういう役割のキャラになるしかないからな。ハルオは鉄の意志だな。高校生だよ。性欲の権化な年頃だよ。コロッといっちゃってもおかしくないのに。鈍い云々というワケでもなく、これもまた話の都合上か。

格ゲー繋がりで語るなら、今巻の日高は、モリガンが世に出てきた時のあの感覚に近い。ゲームキャラ、二次創作で性のネタにされまくっていても、オフィシャルでそういう路線を押し出してくるのはいなかったからなあ。

渋谷がやたら注目されていた時代だったか。チョベリバとか流行っていたJポップとか当時を面白おかしく描いている風俗史作品としてもちょっと楽しめる。今まではゲーム史オンリーだったが幅広げてきたのかな。

ダライアス外伝ってこの頃だったか。ハルオがシューティングやってるの珍しい。しかもマンボウがどうのって、ルートはともかくラストまで行ける腕前なのか。また、例のジェネラルを倒しちゃってたりして、そこはフィクションとしてやっちまうのか。いや別に誰も倒したコトない伝説というワケでもないんだろうがさ。マキバオーでフィクションでも凱旋門賞取れなかったようなあのリアルさとは違う感じ。

■三部けい「パズル」(上・下)/角川書店



山田悠介原作小説のコミカライズ。あとがき的なものを読むと、登場キャラの性別とかあちこちアレンジが加わっている模様。原作は未読であるが、この手のサスペンスは何となく三部けいの作風にあっている感じはある。

学校を突如占拠した敵の正体は上巻ラストで明かされる。しかも特に捻りのない正体。正体そのものよりも下巻で更に明かされる動機や過去が目玉なのかも知れないが、そこはイマイチ興味が持続しない。上下巻と短めの作品であるが、それでも長いと感じる。全1巻で良かったぐらい。大きな逆転のない話そのものはスルスル読めるメリットもあるが。

放尿ネタが多く、三部けいの露出と並ぶ性癖が色濃く反映された内容であった。まだ読んでないけど「僕だけがいない街」にもこの手の作者の嗜好は入っているんだろうか。

■盆ノ木至「吸血鬼すぐ死ぬ」4巻/少年チャンピオンコミックス



結構細部を覚えていない話が多かった4巻。本誌でぼんやり読んでた頃だったのかな。ヒナイチとゼンラニウムの入れ替わりとかそういやあったなー。ヒナイチ尻出し。

いい話になりそうなトコロでギャグオチにするパターンが幾つかあるが、それでもいい話部分が殺されないのが良い。ドラルクの父の来訪とか、ロナルドの兄の過去とか。いや兄の過去はこれはきっちりギャグオチにしていていい話部分は台無しだな。ロナルドにとっては良い兄のままになっているが、幻滅する日は来るのだろうか。

後、ロナルドに妹がいるというのを完全に失念していた。何れ出るのだろうが、既出キャラじゃないよなあ。妹に関しても兄同様ギャグ扱いなキャラでいて欲しい一方で、ちょっとはシリアス路線での登場を願っていたりもする。

■谷川ニコ「ナンバーガール」3巻/電撃コミックスNEXT



最終巻。一応ラストは進級出来るかどうかというオチがあり、ああ、この漫画はクローン達の一年間を描いていたんだなーと知る。

じっくり粘着して読み込めば個別化しているクローンの誰がどういう見た目と性格になっていったのか把握出来るんだろうが、ザックリ一読して終了な自分にはそこまで踏み込めず。

四コマベースだし連載時は誌面の掲載量も少なめだったろうから、分かりにくいシーンも二度三度読んで納得したり、前述の個別化も再読に耐えうる要素だったのではないかと思われる。一気読みのほうがわかりにくくなる漫画だったのかも知れぬ。

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(これは藤林杏の為の歌じゃない)
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