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■「のうりん」(全12話)/アニメ



農業高校を舞台にしたドタバタコメディ。真面目に農業にアプローチしたりもするが、大半はパロディ主体のギャグ。原作はラノベだが、そちらは未読。

パロディ及び出鱈目の度合いが強く、個人的にはツボであった。パロディに対しての説明なんて当然無しな上にテンポよく進むので、贅沢な味わいを感じた。分かる人だけ面白がればそれで良い、ぐらいの勢いで矢継ぎ早にパロが進む。自分自身十全に理解していないであろうと思いつつも、このテンポにはやられた。勢いで飲まれるなコレは。アニメ故の優位点なんだろうなあ。原作読んでないけど、きっと文章だとくどくなっていそうだと何となく予想出来る。

良いな、と思ったエピソードは主人公の友人が父親に敗北する話。無農薬とか有機農法それっぽいものを賞賛しそうな中、ビジネスに徹している父親が勝利するというオチ。こういうトコロは綺麗事に逃げずにちゃんと押さえるんだ、と関心した。

終盤はシリアスが固まっていたが、序盤中盤の緩いノリをいつまでも観ていたいなーと思った作品。

■「ご注文はうさぎですか?」(全12話)/アニメ



可愛い女の子が複数名登場して、特に起伏のない日常が描かれる作品。日々病んでる生活を送っている層には清涼剤的な意味でこういう毒の一切ないアニメが受けているというのは何となく知識として把握している。裏を返せば、毎度のようにこのタイプの作品に突き抜けて面白さを感じない自分は病んでいないんだろう。そう認識している。

悪人の存在しない、誰もが他人思いで優しい世界観。丁寧にそれを作り上げているという点で安定した需要がありそう。

前述の通り、病んでいない自分なので、正直普通に視聴するにはキツイものもある。が、ニコニコの一挙でコメントありで観れば、どうにか楽しみを見出しながら通し視聴可能だった。ニコニコのコメントってのは、まとめサイト同様に他人の解釈に身を委ねるように、フィルターをかける行為であり、ニュートラルな観方が出来ないものでもあるが、盛り上がりの方向性を指示してくれるという意味ではありがたい存在だ。この作品で言えば、和菓子屋の子の鬼畜発言やチノの同級生の独特の発声を面白がれたのが収穫。

■「闇芝居」(第1期全13話+第2期全13話)/アニメ



紙芝居風で描かれるショートアニメ。内容は都市伝説的なストーリーになっている。ニコニコで一挙放送をやっていたのを視聴。

びっくり箱的な驚かせ方をしてくるコトが多く、自分としてはアリだった。人間の恐怖(サイコパス等)ではなく不可解なネタ(幽霊等)を扱っている作品なので、そういう驚かせ方をしてくれないと楽しめなかっただろう。

ぶつ切れなまま終わるコトも多いが、ホラーならそれもオッケー。ていうか2時間近くあるホラー映画とか観た果てにぶつ切れな終わり方されるよりも一話5分のショートアニメの場合は全然ラクだった。時間が短いと疲弊感や期待値が違う。微妙なオチでも許せちゃう。

2期よりも1期のほうが好みなネタ多し。ていうか自分の好みとしては1期1話がベストだったという。

■「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」(全13話)/アニメ



特に名産品とも言える物が何もない流川市を舞台に、ローカルアイドルとして活躍する宇佐美奈々子達の活躍を描く作品。ニコニコ一挙で視聴。全13話となっているが、全12話+OVAだったのかな。

町興しの一貫としてロコドル活動を繰り広げていく至ってのんびりした内容。無色無臭、一切の毒が無い無害な作品で、当然自分の好みではなかった。が、最近はこういうのも許容できるようになってきている自分もいる。

ロコドルという設定上、向上心の無さと捉えられそうなシチュエーションをどうにか上手いコト「上に行くよりも、目の前の皆が大事」みたいに纏め上げており、創作サイドの人なら大衆の共感を得る術として学ぶ点も多いだろう。

流川市は実在している模様。というワケで街興し的な意味合いもある作品なんだろう。そして、その手の作品はちょっとでも欲が観られた瞬間バッシングの対象になるんだが、この作品はあんまそういう叩きも無いような。叩かれるほど目立ってないだけなのかも知れないがナ。おらが丼のような押し付けがましいものが無かったよ。

■「STEINS;GATE」(全24話)/アニメ



ニコニコで一挙放送をしていたので再視聴。再視聴にも関わらずついつい見入ってしまった。ADVゲームと平行してプレイする予定だったのに、こっちに集中して見入っていた。

元が長大なノベルゲーだけあって、24話でも中だるみ無く一話一話凝縮した内容になっていて良い。相当量カットしててこの濃度を維持しているからなあ。

決定した過去を変えずに結末を変える、というのは歴史を扱ったフィクション小説ではよくやってるコトであるが、そこにクローズアップするのは作劇として上手い。全然関係無いのに山風の小説を読み返したくなった。「妖説太閤記」とか決定している事実の解釈を変えまくるあの辺の作品読み返したくなった。

マユリの死、最初の銃殺の際直視しなければ、アブドゥルみたいに額を掠めただけですという解釈で逃れられたんだろうか。死因をあれやこれや観測しちゃわなければ。いや、1%超えてないしその後色んな死に方しているから無理なんだろうけどさ。

一応、バッドエンドたるβ(23話Bパートが変更/そのまま23話で終わる)も観たが、再放送でこれは厳しいでしょ。完成度を崩してでも「ゼロ」の番宣・話題性を取ったかーという印象。これによって執念オカリンが生まれるのかな?

■「ガールズ&パンツァー」(全12話+OVA)/アニメ



茶道や華道と並んで、戦車道なるものが女性の嗜みの一つとされている世界観の中、主人公西住みほとその仲間達が戦車道の大会に挑む話。

意外とキャラクターの掘り下げが薄いまま展開していった。キャラクターがとても多いので、バレーチームやら生徒会チームやら教官はモブに毛が生えた程度の扱いでも致し方無い、と思おうにも、存外レギュラー5人も徹底的に背景が描かれているようでも無かった。これはこれでアリなんだろう。何となくテンプレな造形だし、似たようなメンツが出てくる既存作品で抱く共通雰囲気でカバーしちゃえるものがある。

視聴者の自分はWoTを遊んでいる立場であったので、それに類した戦車感を楽しめた。ていうか自分のWoTのプレイスタイルを反省する点が多々あった。

強豪言われていた相手との戦いが尺の都合でカットされていきなり勝利して終わってるシーン等、とても新鮮であった。バカにしているワケではなく、TV版エヴァみたいだなと思った。OVAでその勝負がきっちり描かれていたのは逆に残念に思っちゃった程。

■「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」「ゆるゆり なちゅやちゅみ!+」/アニメ



「なちゅやちゅみ!」は1時間の長編で、山にキャンプへと向かう話。
「なちゅやちゅみ!+」はその後日談で、30分×2の全2話構成。

まず、冒頭でいきなり頭身の高いデザインでごらく部四人組が登場して英語で会話(日本語字幕あり)。何故こんなコトをするのか意味がわからない上に、この茶番が地味に長くて笑ってしまった。アイデアとしては目新しくないのに、あんまりしつこい時間やられると追いつめられて笑ってしまうな。英語も日本人が強引に喋っているカタカナ英語で、もし意図があるとしたらそのおかしみだろうか。

長編と言ってもやってるコトはいつものゆるゆりで、細かいギャグの連発。キャンプという一貫した流れにそれを自然に組み込んでいた。京子の出鱈目さが予想外を生み出し、自分が不得手な日常アニメと一線を画しているんだなーと再認識。今回はあかりの可愛いらしさを思い知らされたが、かと言って全キャラあかりみたいな性格だったら凡百の日常系と同様になりそうだなーとも感じた。

■「新妹魔王の契約者」(全12話)/アニメ



お色気アリの学園ファンタジー。原作は未読。

セクシーシーンで支持を受けている作品のようで、原作も何かと挿絵やカラーイラストが取り沙汰されている。アニメではそれらのシーンは縮小されていたのか少なめ。また、お色気要素抜きでもテンポの良い学園ファンタジー作品として押さえるトコロは押さえている印象。と言ってももうこのタイプの作品はテンプレ化されているのでベタであるのには変わりない。

義理の妹というコトで、たまに設定を思い出したかのようにお兄ちゃん言い出すのが何かおかしかった。これ、妹設定要らなかったんじゃないのかな。属性何でもかんでもぶっこむ必要あったんだろうか。

勇者サイドでたかしという名の人物が出てくるのが笑えた。狙ってんだか狙ってないんだか分からないよ。たかしって。めっちゃ普通の名前じゃん。

この手の作品は児ポ案件としてネタにされるワケであるが、夢枕獏が格闘小説書く際にエロシーンノルマとか与えられていたみたいな話を後書きでしていたのを読んだ覚えがある身には、別に今になってノベル業界が酷くなっているという気もしないんだがな。挿絵とかビジュアルで直接的に分かりやすく伝わるのが問題なのかな。

■「干物妹!うまるちゃん」(全12話)/アニメ



才色兼備の女子高生であるが、家に戻るとぐうたらでインドア志向のだらしない生き物に変貌するうまるを主人公に据えたドタバタコメディ。変貌はビジュアルに明瞭に現れており、家では二頭身の幼児のような生命体になる。

うまるの変化はまるで別人化なので、同じ人間の組み合わせで、複数の相関が生まれているのが面白い。サスペンス作品ではないのでいつバレるんだろうかというハラハラは特になく、おかしな関係をニヤニヤしながら安心して視聴出来る作品であった。

1話の段階ではうまるの我が儘っぷりに観ててキツいものを感じたが、何となくそのまま視聴継続してたら慣れた上に面白くなった。苦手な日常系の一つなんだが、ギャグが小気味良く繋がっていくので楽しめた。

■「弱虫ペダル」(1期全38話+2期全24話)/アニメ



アニメや秋葉原を愛するオタク少年の小野田坂道が、自転車競技部に入部して、同級生や先輩達と共にロードレースの世界に羽ばたいていく物語。

アニメ1期2期の計62話では、1年生の小野田が入部&合宿を経てインターハイに参加し全3日の行程を終えるまでを描いている。

メチャクチャ面白かった。キャラクターが多い為、現状チャンピオンを購読しつつも連載はロクに追えていない状況であったが、いざ一話からクライマックスのインターハイ終了まで一気に視聴したら、熱さに翻弄されまくった。

チーム戦の醍醐味を存分に堪能出来る。インターハイ全3日という舞台、日によって盛り上がるポイントも違うし、更にはその各日の中でも細かく熱い戦いを描いている。特に3日目のどんどん仲間が脱落していく様はバトル漫画の面白さに近い。

ああ、何だろうなあ。レースと言えばスティール・ボール・ランを思い出すんだけど、あの作品もこういう方向での駆け引きを描いて欲しかったなあなんて思ったりもした。

主人公チームは勿論のコト、ライバル校として登場する箱根学園のキャラクターも個々魅力的な造形になっていてとても楽しい。多くの高校が参加している中、クローズアップする強敵がほぼ箱根学園のみという話作りは大胆でありながら正解。全キャラ、過不足なく徹底的に使い切る作劇は実に良い。

と言いつつも、箱根学園以外にも強敵はいる。京都伏見高校の御堂筋が素晴らしい。雅で手足がスラっとしたスタイリッシュはな造形はこれぞ京都人。ビジュアルの突飛さも素敵だし、その思想もまた最高。悪役として最初から最後まで盛り上げてくれた。一切負ける要素は無いんだが、彼の敗因を無理やり引き出すなら、少年漫画に出演してしまったコトだろうか。100回戦えば99回勝つ人間のただ1回の敗北を描くって面では、フェイトゼロの切嗣やカイジの一条を思い出したな。

アニメとは関係ない原作の話もするが、こういう作品が受けるというのは実に良いコトだと思う。原作、絵がくっそ荒くて、下手と断じられる部類に入ると思う。そんな作品がヒットしているというのは、漫画は画力だけじゃないと思わせる具体例になる。最低画力ラインが異様なまでに上がっている現代、その時点で漫画家になるのを諦めている人も多いだろうが、時代錯誤を貫いているこの作品を励みにして頂きたい。

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プロフィール

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Author:七瀬
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(これは藤林杏の為の歌じゃない)
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(失った信頼の為に黙祷するやつはいない)
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(あの生き物はマス受けするTシャツ男になるつもりはない)
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(お前は狂人の雄叫びを聞くだろう)
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(キョロ充のイエスマンが大声でそれを叫ぶ時)

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