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■太王四神記感想 最終回(第24話)「二千年の時を越えて」/ドラマ

こうきたか。こっちか。半年の間見続けてきて、適度にベタな展開を安心して視聴してきた中で、ラストがこっちくるのか。予定調和風味すらもフェイクの材料だったと思えてくる。

自分の子供が生きていたのを知り、それを贄にするのを抵抗するキハ、子供の血を見て暴走、黒朱雀化。二人の朱雀、神話時代の役者と異なるほうが暴走に至るというのはどういうコトなんだろうか。転生後の姿は別の人がやってました、というミスリード的なものではなく、どう転んでも暴走に至るのは妨げられなかった/なる時はなるという感じかのう。

最後の最後でヒロインに返り咲くキハ。24話冒頭でスジニとタムドクがガッチリ再会して公式カップリング決まったかと思ったトコロでの逆転。キハをヒロインとして締め括るというのは、最初から決まっていたコトなんだろうか。もし決まっていたというのなら凄い。これが決まっていたからこそ、途中での障害も際立つし、少々脱線気味なコトも出来るし、この着地を隠すために、一見順当なタムドク×スジニをミスディレクションとして扱われていたとも考えられる。
個人的には、最初から決まっていたんじゃないかと思う。決まっていたから、逆算して神話時代の敗北が決まりとことん本編でも落とされてきた。

幼年期時代からのキハが、タムドクの言葉を真摯に受け止め、「側に居て欲しい」/その言葉に内心喜び、しかし時流や様々な障害/すれ違い/誤解が交錯して修復不可能な状態になっていた。もう敵役造型に至る事象としてそれはそれでスルーするのかと思いきや、それがここにきて回復するという。思えば思慮深いタムドクが唯一と言っていい程視聴者視点でも汚点じみた決断を判じてしまっていたのがキハ判定。父殺害の件など、状況的な部分からキハが犯人と扱っていたけど実際は違う。視聴者には分かっているけど、確かにあの状況でキハが殺したのではないと思えない。その柵もここで解き解されてキハが救われる。

締め括り方を観るに、神話時代に発生したキハの悲劇を解放するまでの物語だったと感じる。2000年の時を費やして転生の果てに遂に解放。2000年前の神話は、スジニとかもあれはあれで悲劇だけど、それよりもキハの呪縛解放解決が最優先で描かれた。

キハを救う役割りはホゲが担うと思っていたんだけど、全くいいトコロなし。これはマジでひどい。最終回まで出演する必要なかったんじゃないのか。ラストの集団戦は物語序盤の騎馬サッカーっぽさを思い出させて切ない気分になったけど。ホゲが救われるのはまた二千年後というコトで。

様々な可能性/エンディングが見たいとも思った作品。マルチエンディングじゃないのが悔やまれる。しかし、色々な着地が予想されている中でこのラストが決定された以上これがこの物語のフィニッシュ。

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■太王四神記感想 第23話「面影を追って」/ドラマ

「自害せよ。そうすれば余が選んだ王を立て、百済の名を残してやる」(タムドク)

これはゾクッとキた台詞。民衆の反感を買い人望を失い徒歩で遠路テクテクと降伏してきた百済王が、自分は隷従するので百済の民は百済の名の下で残して欲しいと懇願したトコロでこの台詞。奴隷にならないでいいから死ねよ発言。まあ、自害する直前にタムドク自身で剣を払いのけるのですが。本気かどうか試したのか。試すにしても、相手の自害速度が速かったら間に合わないだろ。

数年単位でダイジェストに歴史は進行。タムドクの前から消えた連中、スジニ、キハ、ホゲも各地で時間を経ている。スジニがだいぶ変貌していてこれもゾクゾクきた。神話時代の容貌に近付いてきている。1話で神話時代を描いていたから分かるけど、1話が無かったら別人が演じているかと思ってたかも知れない。

キハが大長老にメチャクチャ傲慢に命令してたのが恐い。大長老、全身図が見えないのでキハに四肢もがれたりされたんじゃないかと思っちゃったよ。そこまでやってもあの人死なないんでしょどうせ。

いよいよ次回24話で最終回。ラストまで濃密な物語のまま突っ走ってくれそうだ。

■太王四神記感想 第22話「最後の守り主」/ドラマ

「まだ分からないのか? 王になりたかったのではない。お前に、復讐をしたかっただけだ」(ヨン・ホゲ)

契丹を舞台に、タムドクとホゲとの宿命の二人が遂に再会。契丹軍がホゲを包囲、その場に登場するタムドク。まさかここで契丹が高句麗を一纏めに扱って王とホゲに攻撃を仕掛けるとは予想外だった。タムドク、契丹の面々を殺しまくってるよ。久々にタムドク無双が繰り広げられた。世間のマダムはタムドクというよりもペ・ヨンジュン無双として捉えているシーンでしょうが。つーかマダムはこの番組観てるの? 2話ぐらいで切ってるんじゃないのかな。もうちょい頑張ってヨン登場まで観続けていたとしても、眼鏡もマフラーも未装着だった時点で切ってるんじゃないのかな。

このちょっとばかし共闘路線な展開になった途端、副題も含めて「あれ? ひょっとしてホゲが白虎の神器の守り主って流れになるのかな?」と思ったよ。

しかし契丹の連中を一掃した後、改めてタムドクVSホゲが開始。このバトルで何だかんだで和解して、ホゲが神器の持ち主として覚醒するのかなーと思ってたらそんなコトもなくタムドク優勢のまま終了。ホゲを圧倒して、大将軍の地位を剥奪、消えろと言い放ちその場を立ち去ろうとするタムドク。ホゲ、まだ終わってないと剣をタムドクに射出、チュムチが犠牲になってその剣を受ける。直後ホゲに攻撃を加えるクァンミ城城主チョロですが、ホゲに弾かれる。ホゲの持つ白虎の神器とチョロの持つ青龍の神器が干渉して弾かれた。きたよ! これだよこれ! これでホゲ覚醒か! とワクワクして観てたら、どうもチュムチが白虎の神器の守り主だったという。マジか。てっきりチュムチはあのまま死ぬとばかり。流石終盤だけあってどんどんレギュラー死んでくんだなーとか普通に流してたよ。つーか位置的に心臓に刺さってたんじゃないのか。それでも死なないのかよ。髪型だけじゃなく不老不死なのもサザエさんっぽいわ。

今回はサリャンが死んだのがデカい。一大イベントだよ。BGMも物々しかったしシナリオ的にも重要そうに扱っていたのがサリャン好きな自分には嬉しい。非常に切ないシーンにもなっていて、サリャンというキャラの株が死に際に一気に上がるオマケ付きだ。自分が腐女子だったら冬コミ用の同人誌はここで決定。
キハが産んだ子供をスジニに託して、大長老やキハの前では子供を殺したと振舞っている。誰に殺されたのかと言うと、逆上したキハに殺されたってのがひたすらに切ない。視聴者という第三者の立場では最も愛に殉じたカッコよさを感じると同時にこんな立場にはなりたくない辛いってこれ辛すぎだってという気持ちが沸き上がる。

スジニはキハの子供の父親がタムドクと知った途端に半笑いが消えたんだけど、「父親が誰だか予想はつくけどね~」的な発言をしてた時、誰が父親だと思ってたんだろう。サリャンだろうか。キハが姉と知らされた時も微妙に半笑いだったんですけど、何を寝ぼけた発言してんだこの白髪、ぐらいに聞き流していたんだろうか。

キハとホゲが結束して火天会の根拠地らしき場所へ。よし、ホゲにはまだ神話時代の悲劇トレースを回避する役割りを担うチャンスはある。ここでキハは大長老の言葉から自分の子供が実は生きているという事実を知る。スジニを火天会が確保しているとは思えないので、ハッタリも交えてキハを利用しようとしてるのかな。

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■太王四神記感想 第21話「崩れゆく大軍」/ドラマ

「反逆者とは言え高句麗の大将軍だ。奴の首を討てるのは高句麗の王だけ。お分かりかな」(タムドク)

契丹との一触即発な会談では、相手方の怒りを上手いコト鎮静化させたタムドク。契丹の連中も心を溶かされたのかタムドクに協力的になって「ホゲ狩る」と軍勢を引き連れてきたトコロで、タムドク「不愉快だ」発言。見てて冷や冷やするわ。飴と鞭というか、譲れないトコロは譲れないタムドクの思想/意思を表す演出なのかも知れないが、とにかくこのデレツンには冷や冷やする。

ヨン・ガリョが自決。冒頭で長々と遺書らしきものを朗読しての自決。吹き替え担当も最後にいっぱい喋らされたな。遺書の内容が複雑な本音で切ない。タムドクの度量に王の器を見出しつつも、息子を王にしたい気持ちはもう止められない。自分はひょっとして王を待ち望んでいたのではなく、自ら作り出したかったのでは、ぐらいの考えになっている。

ホゲがもう身も心もボロボロになりまくりで余裕が無いんですけど。強力なライバルとしての雰囲気は未だ持ち合わせてはいるけれど、こうも勝手に墜落していく様は可哀想だ。もっとこう、何度かライバルらしくバトルを重ねて少しずつ権威を失っていくとかなら納得できるんだが、放置でどんどん勝手に枯れて行っているだけじゃん。バキ死刑囚編だよ。内部で脱走者続出、更に父の死の報せも入り、トドメとばかりにキハがタムドクの子を孕んでいるのを知る。あんなに恋慕してたキハをも突き放すホゲ。神話時代には存在してなかったイレギュラー要員として、キハを救済する役割りを担うと思ってたらそんな突き放しするのかよ。

キハは出産間近。産婆探しするサリャンの不器用さが面白い。一言「妊婦がいるんです」とか言えばいいのに、普通に攫うかのようにどこかのファミリーが団欒している場にドカドカ立ち入って無言で引っ張ってくるという火天式拉致術。

「カタキ見っけた」ぐらいの気持ちでキハに接近したスジニ、陣痛で意識朦朧なキハが伸ばした手を思わず握る。そしてその場に火天会大長老も登場。大長老恐いわ。蝋人形みたいにテラテラしてる頭部が実に恐い。夜中にこんなのが馬乗ってその辺ほっつき回ってたら、僕なら悲鳴挙げる。

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■太王四神記感想 第20話「それぞれの思惑」/ドラマ

「私は15の時より戦場に出ております。出陣の合図が聞こえる度、先頭に立って走り出て行きました。ですが、いつも死を恐れていた。しかし、ご存知ですか? 陛下にお仕えして、初めて、死んでも良いと思えたのです」(コ将軍)

死んでも良い。そっちか。てっきり「死ぬ不安から解放されました」とかそういうコト言うのかと思いきや、そっちか。タムドク的には嬉しいと受け止められる言葉だったんだろうか。自分の采配に常に疑問を持っているタムドクに対して、「まああんたが下手打ってもみんな納得して死ぬから」みたいな返しは果たしてアリなのか。以後タムドクは自分の不安から解消されたみたいになったけど、むしろこれプレッシャーに感じるようになっても不思議じゃなかった。

今回は副題通り、嵐の前の静けさを感じさせる、各人の思惑が描かれた回。正直大人しい内容だったけど、ラストに向けて登場人物の状況を理解しておくには良かった。

ヨン・ガリョは、あれだけのコトを仕出かした自分に不在時の政治/管理権を全て任せるタムドクの度量に打たれつつある。タムドクのお人好しっぷりがラディッツの尻尾を離す悟空に見えてイライラするんだけど、ようやく上手く収まりつつあるので安心しておく。

キハは火天会を乗っ取ると言い出す。サリャンは大長老よりもキハ側に付いたのかな。サリャン、戦闘者としてはカッコイイ存在だけど、何を考えているのか分かりにくいのでイマイチ自分の中で目立たなくなってきた。その分同人誌的補完の余地を存分に残しているキャラなので違う意味では美味しい。
キハがガリョに「ホゲって何なの」的問いをされ、膨らんだお腹を撫でて「これで分かりますよね」的な返し方をしてるのは、卑怯過ぎておかしかった。分からないよ。誤解させたいのかよ。その後ガリョは驚いた表情してるけど、どう解釈したんだよ。あれだけじゃ、「え!?夫?」とか思うじゃん。「生まれてくる子供の踏み台にするつもりなの?」とは思わないじゃん。

フッケが相変わらず好戦的。契丹の連中に大見得を切り出した時は、折角のタムドクの思慮を台無しにしてそうで流石に笑った。誰かフッケを止めろよ。放っておいたら纏まるものも纏まらなくなるよ。芝居じみた大見得なので、契丹連中も「ああ、高句麗の王もこんな部下持ってて苦労してるんだろうな」ぐらいに思ってくれればいいんだけど。

ホゲは父からの手紙を発破材料にして配下の将軍を鼓舞し、タムドク討伐の士気を高めまくる。父ガリョの手紙はどういう意味だったんだろう。タムドクはグローバル視点で深く考えているので悔い改めよな気分でメッセージを伝えたつもりが、ホゲは曲げて解釈したんだろうか。まあ、曲げるわな。親父がむしろ自分以上に王王言ってたんだし、ずっと遠征状態で疎遠になってるので親父がタムドクに溶かされつつあるの知らないだろうし。翻弄されまくりの人生に同情するよ。

スジニ探しを任されたチョロ、どう探すのかと思ったら橋でひたすら待ち続けるという長期戦を決行。無言でずっと橋に居座る。これは危ない人。しかもそれで結局見つけるし。スジニは延々と眠り続ける状態になっていて、医者に見せても打つ手無しな対応をされる。そしてどうするのかと思ったら、スジニを森に寝かせて紅葉をそれとなく被せた中でバラードを流すという、ビジュアル系のPVみたいな演出を敢行。これは危ない人。しかもそれで結局目覚めるし。チョロは難解で面白いキャラ。

■太王四神記感想 第19話「背中に告げた別れ」/ドラマ

「本当に違うか? 私は本当に…違うか? 何も感じないのか?」(ヨン・ホゲ)

パソンの兄を発見、兄は白虎の神器をホゲに渡すのを拒否。渡す相手は王or神器の持ち主じゃないとならない、渡す相手はすぐ分かる、と言われていた。それを聞いたホゲは、何度も上記のような質問。いやまあこれで神器の持ち主だ!とか言われたりしたらどうだったんだろ。王じゃなくて、単なる四天王ポジションだったりしたら。しかしどうやらホゲはそれにすらなれない様子。パソン兄が過去と今を重ね合わせ、「お前もあいつらの仲間なのか? 奪うのか?」と言い放つシーンはイイわー。タムドクの分け与えましょう主義とホゲの強奪者の対比構造にもなっていて。

兄は元極楽山本みたいなコミカルな風貌ながらもキモの座った存在でした。そして今回ようやく初登場で即退場。どこを刺されていたんだよ。てっきり太股辺りを刺されたぐらいに思ってたら、最後は吐血して死んじゃってるし。パソン兄とホゲがやり取りしているシーンは、山本とサンタマリアの共演に見えてシリアスシーンなのにニヤケてきた。

前半では前回の続きのキハVSスジニ。スジニが黒朱雀への覚醒の片鱗を見せたシーンはカッコイイ。ひょうきんなキャラのスジニがシリアスな面構えをすると一気に神話時代に近付いてギャップ燃え。炎の剣を振るい、キハを圧倒。

キハのほうも、スジニとの邂逅で大長老に封印されていた過去の記憶を取り戻す。大長老に詰め寄って問いただすシーンで、また大長老がカッコイイ。ローブを取りはずし、白髪を棚引かせ、キハの短刀を素手で折り、心臓に受けて、でも死なない。死ねない。両手を天を仰ぐように開いて己の不死を呪う語りの絵は、暗黒キリストめいてて超カッコイイわ。大長老、自分の中でだいぶ株回復した。

黒朱雀に目覚めちゃったので死ななきゃモードに入ったスジニを探索するのは、忙しいタムドクに代わってクァンミ城城主チョロ。チョロは、神話時代を夢で見ていて前世スジニのコトを知っているという、回りくどい設定のストーカーみたいなもんなので、即行で見つけて欲しい。そして副題にもなっているシーンで、あんだけ不自然モードだったスジニにもっと不審を抱いてもおかしくなかったのにスルーしてたタムドクの鈍さがおかしかった。

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■太王四神記感想 第18話「2人の朱雀」/ドラマ

「陛下に仕える王妃様を、私の一門から出すと、お父上と約束を交わしたのです」(フッケ)

タムドクじゃなくても、笑ってしまうのがフッケ。タムドクと全く同じタイミングで鼻で笑ってしまったじゃないか。フッケは力説する度に面白いな。今回は冒頭からフッケがスジニを養子に迎えようとして、息抜きギャグ的な回かと思ったんだけど、そんなコトはなくストーリーに絡んでくるのだった。この作品に息抜きエピソードは無く、全て物語に密接に関連してくる。

スジニに焦点のあたった回。出生/朱雀の神器の守り主の可能性であるコト、等々。フッケにもスジニがそういう生い立ちであるのが伝えられ、スジニ自身にもヒョンゴはいざとなったらお前を殺す的発言を。スジニは7歳の時から酒を飲んでいる、しかし酔ったコトがない、なんてのも。酔ったコトがないってのはマジか。メンタリティな語りの上での表現なのか、朱雀関係で肉体的にそういう構造になっているのかは分からないけど。多分前者かな。ポエミーな言い回しだっただけで。

タムドク政策が明らかに。お互いの国で足りないものを与え合おうぜスタンスが貴族会議にて表明。理想的な未来図を描いていますが、これが実現すればこの先100年は大丈夫!というのはちょっと少なくないか?と思ってしまった。100年て。100年は短いよ。101歳にもなれない。

大長老は相当のダメージを受けていたようで、洞窟で回復中。結構前回で追い詰められまくっちゃったのか。話数的にもまだまだ余裕と思わせてギリギリ逃げ切っていた。フードを被って悪のボス感は以前よりも増していますが。

終盤では大神殿を舞台としてスジニとキハの邂逅バトル。スジニが自分の生い立ちを語るコトで、キハはスジニが妹であるのを察する。赤ちゃんスジニと家族に囲まれた幸せな日々を回想しつつ、しかし表情には殆ど出さずにスジニの攻撃を捌きまくるキハの図が超カッコいい。キハの表情出力の低さはキャラ的にイイなコレ。本心=顔、ではない面倒な性格。いやまあ目を見開いてるしちゃんと驚いている表情してるのかも知れないけど、何か四白眼的な電波フェイスなだけみたいに見えてカッコイイのよ。

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■太王四神記感想 第17話「冷たき慈悲」/ドラマ

「何の為にあんな邪悪な集団と手を組んだ? 息子を王にする為には手段は選ばぬという事か!?」(タムドク)

火天会と組んでいたヨン・ガリョに思わず厳しい言葉を浴びせるタムドク。火天会はそれ程までに危ない存在なのか。タムドクがこんなに怒っているなんて。いや…今回のタムドクはアチコチで怒りがちだったな。キハに対しても。

17話、前半部分は少々退屈だった。タムドクとキハの再会/その会話等、ストーリー的には需要なシーンが含まれていたんですが観てる分にはやや退屈だった。キハが冷徹な振る舞い/言葉と裏腹に幼年期タムドクと過ごした楽しい思い出を回想しまくっている。途中からはBGMまでかかり出してキハをポエミーに演出。

フッケが事ある度に「戦いましょう」「すぐ動ける兵がいます」言い出すのが面白い。何度も却下されているのに、それでも戦闘主義で解決しようとする性格はそうそう直らないというもの。ホゲの下についてたらこの人どんななってたんだよ。普通に3話分ぐらいで退場する雑魚として終わってたんじゃないのかな。タムドクに感謝しなきゃ。タムドクの元だから延命出来ているんだし。しかも、面白蛮勇キャラとして。

クァンミ城城主チョロがどさくさ紛れにタムドク兵の中に紛れ込んでいた。最初やけにクローズアップされている一般兵がいるけど火天会のスパイなのかねコレーぐらいに思ってた。よく見りゃ城主じゃん。神器を手離した状態なのでふるう槍に青オーラが付加されてないけど相変わらず強い様子。

スジニが弓を使って近距離戦闘してるのは何か面白ビジュアルだったな。ジャンプしながら2メートルぐらい先の敵兵に矢を放ったりしてる。近いよ。真横からのカメラで表現してたりして、昔のファミコンのゲームみたいな絵だったよ。

そして今回は後半の盛り上がりが良かった。遂にタムドクと火天会大長老のエンカウント。戦闘にも突入。能力を見せる為だけに高句麗臣下を殺す大長老の非情さもいいし、その戦闘ぶりもいい。余裕でタムドクの剣を見切ったり、黒オーラで剣をも止める回避能力の高さ。本人はロクに動かないのがラスボス風味たっぷり。それでいながら攻撃はアグレッシブに地上に黒炎拳を打ち込んだりしてるのもまたラスボス。タムドクが全く敵わない状況下でどうなるのかと思いきやチョロが青龍の神器を手にしてオーラ付加強化された槍をぶん投げて、大長老を吹っ飛ばした。大長老もいい吹っ飛びを見せた。カメハメ派くらって雲の上まで弾き飛ばされたベジータのように。大長老は途中で消滅してたけど、黒オーラ化して回避したんだろうなあ。

■太王四神記感想 第16話「白虎の神器を巡って」/ドラマ

「王は辛いな。時には人を騙し、汚い脅迫もする」(タムドク)

辛いな。王、というか策士キャラを善人描写するのがシナリオ上辛いな。策士は傍から見たら卑劣な手段を用いたりするんだけど、それでいて如何に視聴者にイイ人に映るようにしなきゃならないか、というのは難しい。タムドクは以前も騎馬隊のプライドを利用してホゲ軍の足止めをしたりしてて、観ててどうにも卑怯臭くて仕方なかった。頭脳派キャラをクリーン造型するのはマジで難しい。2番手ぐらいなら幾らでも策士キャラでいていいんだが、主人公だしなあ。

スジニは尾行されているのを悟っていたのかそれとも勘でテキトーなコト言ってたのか。あのシーンは、アパートの片隅に向って「盗聴してるのは知ってるんだよ」と独り言言い出してる的なアレを彷彿させるな。何となく誰か尾けてきてるけど具体的には分からない、というぐらいだったのかな。水浴び、服着て浴びてるし、誰かが見てるのは分かってそうだ。ていうか服着て入るて。スジニのサービスシーンには期待してなかったとは言え、あんまりな水浴びだよ。

青龍の呪いが解除されたクァンミ城城主チョロ、槍の腕は幼年からのものなので呂布じみたあの強さは大きくパワーダウンはしないっぽい。それでもオーラのCG付加とかは無くなるのかなあ。呪いが解けてまずスジニの水浴びを覗いてる辺り、健全な男子に戻ったんだと安心した。PSP持っていたら撮影もしていたんだろうな。

パソンとその兄にまつわる白虎の神器を求めて、ホゲが契丹へ。ホゲの残虐非道な領地進行ぶりがこれまでのタムドクと明確な対比になっている。タムドクがパソンに対して言っていた言葉と正反対の振る舞いでザクザク殺しまくって目的へ近付く。お前先週まで酔っ払いだったろ!と観てるこっちも驚くわ。

ラストのヨン・ガリョの台詞が謎。この人は最後までタムドクと敵対する存在と思ってたけど、ひょっとしたらここで改心しちゃったりするのかなあ。タムドクの敵に相応しい相手として、キハが躍り出てきてるからなあ。今のヨン・ガリョなら、息子のホゲに始末されてもおかしくない。ヨン・ガリョは火天会大長老に容赦なくツッコミ入れるので、火天会的にも面倒な存在になってきてそうだ。「ガリョに痛いトコ突かれた。視聴者に火天会しょぼいと思われるんじゃないかな? どうしよサリャン」。

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■太王四神記感想 第15話「青龍の呪い」/ドラマ

「私を、救ってくれ」(クァンミ城城主)

今話でクァンミ城攻略が完了するのですが、まず序盤はクァンミ城城主VSチュムチ。どう足掻いてもチュムチ如きに城主の相手が務まるワケもない。城主の圧倒的な強さを描く当て馬に。城主の強さ描写は桁違いになっている。CGによるエフェクトに凝りまくってる。武器には常に青いオーラが纏われていて、それを振るうだけで竜巻が起こり、衝撃波が地を走る。ロンダルキアの洞窟を擬人化したかのような存在。今戦っちゃ駄目な相手だろ。僕なら前のダンジョン辺りに戻ってレベル上げに勤しむよ。

後半では捕われたスジニ救出を兼ねて、タムドクが城主に宿された青龍の呪いも解放。2話ぐらいで描かれていた神器を心臓に突き刺されていたあの少年が城主だったのですが、神器の呪いで散々な日々を送ってきていたのを考えると悲惨だわな。親父がその場凌ぎであんなコトしたばっかりに。玉座の間、えらい広大な森になっててこの城はどういう構造になってるんだか。

城主、解放と共に死んだのかと思ったら生きていた。この生存には観てて喜んだ。呪いパックをパリパリ剥がして通常フェイスに。美顔を目指す女性には呪いパックがお勧め。試しに2・3年呪われてみませんか? 城主、仲間化するんだろうけど、鬼神クラスの武力は呪いによるチート行為で、それが無くなったので弱体化したりするのかなあ。あの強さは呪い無関係で今後も健在なら、心強いコトこの上ないんだけど。

24時間体制で酔っ払っててすっかり駄目人間街道まっしぐらなヨンホゲのほうですが、キハにいいように利用される路線のキャラに。キハも隠すコトなく「あんたを利用します」宣言をして、ホゲは甘んじてそれを受け入れている。ていうかキハが前回で腹の子供を真の王にと決意して以降、冷徹に周囲に振舞うのを貫き通してて凄い。この意思は尊敬したい。

全く本編に関係ないんだが、今回の録画分を視聴しようとしたら音声が韓国語になってて放送事故かと思った。再生アプリケーションの言語設定が何故か副音声になっていただけなんだが。

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プロフィール

七瀬

Author:七瀬
This ain't a song for Kyo Fujibayashi
(これは藤林杏の為の歌じゃない)
No silent prayer for the faith-departed
(失った信頼の為に黙祷するやつはいない)
Ketta ain't gonna be just a t-shirt man flatter to the masses
(あの生き物はマス受けするTシャツ男になるつもりはない)
You're gonna hear ketta voice
(お前は狂人の雄叫びを聞くだろう)
When Ketta shout it out loud
(キョロ充のイエスマンが大声でそれを叫ぶ時)

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(クラナドは人生)

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