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  2. 2010年06月

■「仮面ライダーカブト」(37~49話/全49話)/特撮

37話から最終話まで視聴。人間と非人間、異種間関係の結末が、この終盤で様々なパターンとして描かれる。

異なる種族/異なる価値観を有する者同士の相互理解ってのはフィクションではよくあるテーマで観る分には「うんうんそうだよね分かり合うのは大切だよね」と想いつつも、リアルでは中々反映させれないんだよなあ。ワームという言葉を在日韓国人に置き換えてみればいい。自分はその困難さを痛感する。

●風間大介(人間)-間宮麗奈(ワーム)
・ワーム軍中ボスの麗奈がいきなり記憶を失い、人間の記憶を取り戻して再び人間生活をし始める。
・理解し合えそうもない二種族の組み合わせを描くネタとして、手始めに片方が「一方的に自ら退く」パターンが描かれる。あれだ、雷禅だ。相互理解を片方が遮断してしまっているのでバッドエンドに過ぎないが、恋愛風味のエッセンスも加えてベタなノリで、物語としては好まれるパターンの一つ。

●加賀美新(人間)-田所修一(ネイティブ)
・加賀美がやけに反抗しているのが不自然な気もしたが、自分が真実を明かされずに知らず知らずの内にシナリオに組み込まれていたのに納得が行かなかったというコトだろうか。
・田所さんがネイティブってのは唐突感もあるんだけど、人間じゃなくても理解し合える的な基本的な纏め方。
・というよりも、異種族間の相互理解というよりも、個々を尊重するみたいな方向の組み合わせであった。
・カッコ悪いが泥臭く頑張るというキャラで、本来なら主人公になるであろう存在であった。ずっとレギュラーだったし最後までキャラも一貫してて、これは役者冥利につきそうだ。ライバル候補みたいな登場した矢車や神代の扱いを見ると特にそう思う。いや矢車は出色の面白キャラだったけど。

●天道総司(人間)-日下部ひより(ネイティブ)
・これもまた加賀美-田所と同様に、ネイティブだろうが何だろうがひより個人は関係ない的な主張によって解決。
・ていうかひより出なさ過ぎだった。序盤はあんま出演してないけど、後半に向けて溜めているのかと思っていたのに、終盤でもそんなスポット当てられてなかったよなあ。
・あまりにも出なさ過ぎなので、久々に見たら顔変わってるようにも思えたぐらい。電王のヒロインみたいに途中で幼女化しなかっただけいいのかな。
・むしろ後半は蓮華がヒロイン分を補完しようと出張ってた印象もあるんだけど、ひより役の里中唯自体の問題だったりしたのかなあ。
・そういやひよりが触ったからベルトが治ったかと思ってたシーンが過去あったけど、あれは結局何だったんだろうか。過去遡行で天道自身が何とかしてたってコトなのかな。

●神代剣(ワーム)-岬祐月(人間)
・風間-麗奈の変奏。岬さんは途中で剣の真意に気付くも、天道によって決着が着けられてしまう。
・サソリワーム状態の剣は、ワーム軍の大ボスをも配下にして、ワームを束ねてそして天道に屠られるのを選ぶ。事実上ワームのボスになったんだし、元からこういうキャラになる予定だったんだろうか。だとしたら、小学生コスプレとかでギャップを仕込んでいたというのも分かる。
・分かるがやっぱ扱い酷いわ。海に入るシーンとか、撮影した時期冬でしょ。役者の人、虐められてたんじゃないのか心配になる。
・大ボスワーム、これは元々四体いたのかな。それとも復活する度に形態が変わっていたんだろうか。最初の時間を止める能力ってのが一番強力だったのに、どんどんしょぼくなっていったのが残念。最後のほうではホッパー如きに倒されたりしてるし。

●矢車想(人間)-影山瞬(ネイティブ)
・ネイティブ化した影山をいきなり矢車が背後からライダーキックで始末するケースで、異種族間問題ではベストの解決。
・影山の「あの犬いいなあ、褒められてて」ってのは笑った。幾ら何でも志が低いよ。
・「オレの相棒を笑ったのはお前か……オレも笑ってくれよ」はだいぶヤバかった。決めてる風で全然いい台詞じゃないからねコレ。
・麗奈に蹴られる矢車の図は流石に狙い過ぎてて引いた。案の定井上敏樹か。
・本来の創作物だったら感動するであろうお約束なシーンがとことん笑える絵になっているのがこのホッパー兄弟の凄さだった。

●天道総司(人間)-三島正人(人間)
・三島は私服ホリエモンの協力を得てネイティブ化するが、このカードは人間同士という意味合いが強い。善性も悪性も種族ではなく、個々人に起因する的な感じで。
・真正面から攻めてきてたワームに対して、私服ホリエモン率いるネイティブは水面下でジリジリ地球侵略を狙っていたっていうのは、ウルトラセブンの敵みたいな卑怯さがあって面白い。
・「自分が変われば世界は変わる」という天道の台詞は聞くタイミング次第で響くものがあるだろう。
・擬態天道は別に未来の天道ではなかったのね。赤い靴による暴走の結果、あんな野生児みたいになっているのかなーとも予想していたんだが。最後は私服ホリエモン共々散って話を纏めてくれた。

■「ポップキャップアーケード」(03)/XBOX360/マイクロソフト

■Bejeweled 2
宝石を入れ替えて、三つ揃えたら消えるというシンプルな内容のゲーム。だがしかし、実績的にはまたもやキツい。ズーマよりもキツい。6時間プレイして、解除した実績がゼロという。マジか。「ポップキャップアーケード」、予想していたよりも遥かに実績面では難解な内容になっている。

暫く「クラシックモード」をプレイしてて、ゲームオーバーになる条件すら分かってなかった。時間制限もないのに何でゲームオーバーになるの?と疑問に思っていたんだけど、どう動かしても詰み状態の配置になったら終了らしい。何も考えずにプレイしてたよ。5個同時消しのジェムを保険として用意した中でジリジリ進めるしか無さそうだ。それでも「ClassicMode:クラシックモードでレベル17をクリアしましょう」というのは夢のまた夢に思える。そこまでやってゲーマースコア10Gだしな。

「アクションモード」は時間制限があるんだけど、レベル3ぐらいからいきなりタイムの減りが激しくなる。関連実績は「ActionMode:アクションモードでレベル8をクリアしましょう」というのがあるが、レベル8とか夢のまた夢だわ。それで解除されても10Gだしな。

「パズルモード」ぐらいしか関連実績を解除出来そうなのは無いな。他はどれもこれも一朝一夕でどうにか出来るような内容ではない。

どうもポップキャップのゲームはカジュアル層を狙ってそうなシンプルルールで取っ付きやすそうなゲームが多いけど、難易度が唐突に跳ね上がるってのが問題だ。

  • Genre:

■「ハゲタカ」/映画/2009年日本/監督:大友啓史

かつて日本を買い叩き一世を風靡した「ハゲタカ」こと鷲津政彦。彼は一向に変わらない日本社会に嫌気がさし、最近は隠遁に近い生活を送っていた。
一方、ターン・アラウンドマネージャーとしてあけぼの光学を立ち上げた芝野健夫は、日本を代表する自動車企業アカマ自動車に役員として迎えられ、企業再生の道を模索していた。
そんな中、中国政府系ファンド・CLICの意向を受けたブルー・ウォール・パートナーズの劉一華はアカマ自動車のTOBに乗り出すことを宣言する。

ドラマ版の純然たる続編。鷲津がやさぐれ気味なトコロから物語は始まる。

内容面では充分に上質なのかも知れない。しかしドラマ版が個人的にあまりにも面白かったので期待値高めになってしまい、結果イマイチな気持ちで視聴を終えてしまった。

もう一人の鷲津とも言うべき「赤いハゲタカ」劉一華登場で高揚するものもあったんだが、仰々しい設定なのに見てて小物感が最後まで拭えず、そのまま終わった。金を「拾え!」というシーンは良かった。率先して自分から必死に拾うってのは良かった。伸し上がるには恥も外聞も時には捨てるんだよ的な、象徴っぽい行動で、良かった。

でもまあトータルとしては、ドラマ版だけで充分だったかなーという感想に落ち着く。

■「きょうのできごと a day on the planet」/映画/2003年日本/監督:行定勲

大学院に進んだ正道の引越し祝いに、中沢と恋人の真紀、幼なじみのけいと、同級生の西山たちが集まる。酔っ払った真紀は、西山の髪を切り始め、けいとは気弱な美青年かわちに猛アタック。その頃テレビでは、ビルの壁に挟まれた男のニュースが流れている。やがて夜は更け、中沢たちが帰った後、テレビには座礁クジラが映し出された。

情景の断片が時系列をシャッフルして淡々と描かれる。それが最後に繋がって…という大オチは特に無い。無いが、青春映画として一つ一つのシーンがどうでもいい内容ながらも何だか良い。こういう何気ない日常もいつかは大切な思い出になるんだろう的な良さ。

僕は観てないんだけど、「けいおん!」とかの日常系アニメの味はこの辺にもあるんじゃないのかなーとか連鎖的に考えたりもした。何も起こらねえ!という気持ちもあったし何も派手派手しいイベントが無くてもこれはこれでこの人たちには一回性の青春なんだという気持ちもあった。

トータルとしては面白かった寄りの感想になるが、もっと年輪を重ねてから観れば更に面白いかも、とも思った。面白いというか、愛おしくなりそう。10年後にまた。

■Angel Beats!感想 最終回(第13話)「Graduation」/アニメ

「あたしは、あなたの心臓で生き長らえるコトが出来た女の子」(奏)

そんなワケで最終回。音無は臓器提供によって死後その心臓を誰かに渡していた、その相手が奏だった。だったんです。たった一つサプライズを設けただけで結構締まったと思う。脚本の人、毎週のシナリオ出しに脳を捻っていたみたいだし、このオチも終盤で出したらしく、どうにか纏めました感は漂ってきてはいるんだがな。

だいぶバッドエンドっぽい印象もあったけど、12話分の開発者エピソードのリフレインっぽい流れでの別ルートと考えれば、音無が選び取ったのはギリギリ真ルート突入のハッピーエンドなのかも知れぬ。

エンジェルビーツのBeatsとは心音の刻み、という纏め方は中々に美しい。心臓を持たない音無と、心音を奏でていた奏の関係が明らかにされるのは割りとイイ。

全体的に歯切れの悪い感想になっているが、アリかナシかの二択で言うならナシだろこの作品。本来なら1時間で終わるような話を無理矢理引き伸ばした印象が上回る。その引き伸ばし部分を「何気ない日常」とでも言うなら、この作品は幸せ星や軽音楽部みたいな今日日の緩やかエブリディなアニメの一つと看做していいのかもな。

個人的には、「クラナド」が好き過ぎて過剰な期待を寄せてしまっていたのが楽しみきれなかった敗因か。ことみー! たんぽぽ娘ー!(思い出し号泣)

■「生活保護打ち切り隊」/映画/2008年日本/監督:戸梶圭太

東京・足立区。洒落にならないほど財政の悪化した下町都市の区長・奥野は自らの力で区長直属の特別チームを創設する。それは生活保護の大量打ち切りをミッションとする生活保護打ち切り隊である。彼らは生活保護受給者に付き纏い、時には真っ当に、時には非道に打ち切りを遂行する。

低予算のB級映画。画質の悪さが実録感に繋がってはいるが観辛くもある。低予算B級はアイデア勝負になるワケなんだけど、このブラックよりの設定は中々良い。良いが料理し切れてない感も強い。

同じ悪でも悪の質が違う、倫理的悪と法的悪がぶつかるというのは、「ウシジマくん」みたいで好み。その辺は面白かった。タチの悪い生活保護受給者がそのまま更なるどん底に落とされるのにカタルシスを感じる人間です僕は。

ちょっとネタバレになるけど、「マルチに騙される」→打ち切り隊登場で「はい、三ヵ月後からあんたらお金に苦労するコトないんで生活保護いらないですよね?」(実はマルチ商法仕掛けたのも打ち切り隊)という、無慈悲なまでの切り方が面白かった。こういうシーンですらカタルシスを覚える人間です僕は。

たまに思いっきりグロいシーンが出てきて、そこは引いた。たまにというか一ヶ所だけ。時間にして、3分の2ぐらいのトコロ。コミカルに繕ってはいるけど想像すればするほどエグい。

■週刊少年ジャンプ感想 30号/2010年

■ぬら板
四国編ではもっと描きたいものがあったと語る椎橋先生。これは袖モギ様にえらい勢いで尺割かれるんじゃないんだろうか。アニメ化に関して大抵の作者が別物ですと断じる中、楽しみにしていますベスト版ですと語る椎橋先生は大物に見えてきた。

■BLEACH
巻頭カラー。恋次は4C扉絵で描かれるのが本業になりつつある。本編で敗北を重ねてもこうして色付きで描かれるほうがむしろキャラ冥利につきるんじゃないのかな、とか思えてきた。そしてこの見開き扉、思いっきり遠方にいる二名は誰なのさ。両津?

「私は “天鎖斬月”だ」
何だこの言い分。「サガは3で完結だったんじゃないですか?」「違う ロマンシングサガだ」みたいなコトなのか。ていうかオッサンじゃ駄目なのか。絵的に駄目なのか。

パパの刀は剡月(えんげつ)。全くもって変換泣かせな刀だ。藍染倒したら次シリーズは斬魄刀の生い立ち的なものになるのかなあ。

「あら 向こうの方にも起きてる子いてますね」
起きてるのはレアっぽい言い様なんだけど、もしそうならサラリーマン凄い。藍染も擦れ違いざまに饒舌になるのも分かる。(あー何か曲がり角から非美形出てきたわ、こんなのと同一の画面に入っても絵にならないよ、どうしたものかね、霊力云々を説明してどうにか自分持ち上げないと)ぐらいに思って饒舌になったんじゃないのか。

■ONE PIECE
扉の左の女性はサディちゃんだろうか。後ろのキャラも猿の海賊でいたかなーと一瞬思いつつ単なる動物イラストシリーズかなと素に戻った。何かを消したマジックを披露したようなんだけど、多分人間の赤ちゃんを消したんだろうな。

「17歳で出航」の意味が描かれ、そして現代に戻ってルフィが己の弱さを嘆く。エースの過去編として見るならあっさり今に戻ってきたなーと思っちゃったんだけど、エースファンはこの数週で満足はしてるのかな。僕はもっと馬鹿Tシャツのレパートリー見たかった。

■家庭教師ヒットマンREBORN!
手始めにどうでもいいようなキャラが小瓶を奪おうとするんだろうなあ。小瓶持っているハゲとかその辺が。白目剥いて明らかに操られている感じで。

■バクマン。
今回の展開は、忸怩たる日々を送ってる自称クリエイターの卵もしくは一応メジャーデビューはしているけど初動でしくじってそのまま中途半端な位置で燻っているプロ?の人にとっては、マジギレするような話だったんじゃないのかな。そういう人にオススメなのが、同人誌です。出版社等を通さずに直でファンからリターン(金)を得られる同人のメリットを存分に享受してみてはどうでしょうか。あ、既に試して駄目でした?

そんなコトよりも、静河の動向が全く描かれてなくて気になる。大場先生の気分次第でどうにでも転がるからなあ。キャバクラにハマってキャラ変わり過ぎで再登場する可能性すらある。岩瀬さんを口説くぐらいやってくれそう。

■めだかボックス
連載1周年センターカラーだが、実質巻頭カラーよりも4Cページが多い。折角のカラーで一周年記念らしく集合扉なのに、ロングでよくわかんない感じに描かれているキャラも多いのが何か勿体無い。そして、相も変らぬゴム毬乳。鉄球と塗り方同じじゃん。

「いつだって すがりつきたくなるような嘘をつくよな貴様は……!!」
『それ以前にこいつ 最初っから心がないみたいな----』
『いいも悪いもいっしょくたにかき混ぜて すべてを一瞬で台無しにする感じ--』
皆さんによる球磨川禊評。心がないってのはアレですかね、高田純次みたいな口調で再生すればいいんでしょうかね。すがりつきたくなるような嘘ってのが全くイメージが沸かなくて、ゴム毬乳の表現は凄い。こういう言い回しも球磨川編が終わる頃には意味のあるような纏め方してくれるんだろうか。

球磨川は過程の説明は一切抜きで結果に至るタイプのキャラ属性が与えられていそうだ。巻き戻すかのような治療や頭にネジ刺してもピンピンしている謎とか、その辺の理由付けは一切説明されないんじゃないかな。

めだかが例外的に完璧と称していた存在でもあるので、西尾維新がどういう展開を描いてくれるのか楽しみ。

■ぬらりひょんの孫
土蜘蛛の大ゴマ率の高さに驚く。特に扉。これ本筋とはどんだけ無関係だろうとつらら辺りにやらせるポーズだと思う。大開脚。巻末コメントを見る感じ、今は色々忙しい時期なので土蜘蛛を豪快に描いて本編は凌いでいるのかな。

■トリコ
美食会のボスがかなり範馬勇次郎みたいな雰囲気出してて楽しみになってきた。その髪の描写はまんま過ぎる。いやデビル大蛇でもやってたけどさあ。

会長と美食会ボスはともかく、次郎がアカシアの弟子とか、そんな重要キャラになるのか。ていうか次郎も数年出てきてないような。そんな凄い人がフグ狙ってたのって何だったんだろう。気紛れ?

汗なのか水しぶきなのかを不明にしているコマが何か上手いと思った。漫画の記号を利用しまくっている。その気になれば、会長は別に焦っていませんでした的方向にも持っていける。

■保健室の死神
操って性別どっちなの。どっちだとしても、素晴らしい衣装でありますね。まあここまできたら、わぁいであって欲しいですね。ぶるんぶるんお願いしたいですね。

■いぬまるだしっ
「ちんちんがついておる」
いぬまるに続いてモロ股間が描かれるキャラが、男の娘という背徳感は極めてわぁいだったんだけど、大石先生は如何せん詰めが甘い。マツコデラックスをディスってるかのようなたまこ先生のボケは不要だったんじゃないかと。うーん、でもどうだろう。僕個人がマツコデラックスを性的な目で見ている熱狂的なMTKDXファンだから過剰反応しちゃっただけかも知れないかも。マツコリラックス以外の模写が絶対頑張っているんだろうけどあんま上手くないのはツボ。

■PSYREN
巻末コメント、やっぱ「告白」は押さえておくべき映画なのかのう。だが何だかんだで引きこもりニートの自分は映画館に足を運ぶコトはないだろう。マツコデラックスがどうしてもと言うなら別だけど。

■LOCK ON!
個人的には不意打ちだった最終回。丁寧だけどどこかぎこちない画力の稚気も含めて、何となく捨て切れない漫画だったのでちょっと寂しいかも。入道雲とか、夏全開の青春の切り抜き感とか、ベタだろうが結構好みな演出。世界のどこかにこんな青春があってもイイ、そんな作品であった。明らかにされなかったけど、ニコは男の娘なんだろうなあ。わぁい。

■ピューと吹く!ジャガー
スルーし掛けたけど最後のページの字しか無いっぷりは凄い。巻末コメントを読むまで気付かなかったけど今回が最終回だったのね。こういうのはある意味ジャガーらしい最終回だったと思う。

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■「小間使の日記」/映画/1964年フランス・イタリア/監督:ルイス・ブニュエル

パリからノルマンディの片田舎の貴族に奉公に来たセレスティーユを取り巻く物語。「これ高いから気をつけてね」と逐一インテリアの値段を語る夫人、脚&靴フェチで尚且つ物忘れが激しそうな主人、粗野で口の悪い下男など癖のある面々が登場する中、セレスティーユはメイド稼業に勤しむが、ある日、少女暴行殺人事件が発生する。だいたいそんな話。

という感じで、まるで犯人探しのミステリかと思いそうだけど、あんまそんな話でも無かった。何だろコレ。革命(男のロマン)と女の現実?

昔の映画なので、文脈/間合いが非常に独特。具体的には、ハードボイルドタッチで、内面の描写が一切無い。台詞や表情/情景のみが淡々と描かれる。分かりやすいモノローグが無い為、登場人物の本心は全く分からないという。ひたすら補完して受け手内でどうにか繕うしかないってのが、まあ昔の映画だよな。こういうのが当時の主流、というかアリな見せ方の一つだったんだろう。翻って新鮮ではあった。

未解決なまま話が終わる部分が多い。気になる部分に限って明示されない。

■「ポップキャップアーケード」(02)/XBOX360/マイクロソフト

■Zuma
消し物アクションパズル。コース沿いに迫りくる玉の連なりがあり、カエルから玉を発射して、3つ以上同じ色を揃えると消える。玉がドクロに到着するとミス。

クリアの手順は、まずは玉を消したりボーナスコインを獲得して画面右上のゲージを増加させる。ゲージが溜まって緑色になったら、その時点で画面内にある玉を全て消す。それでステージクリア。

フリーのブラウザゲームで似たようなゲームをプレイしたコトがあったので、ルールも操作もシンプルな脳弛緩系ゲームと認識していたんだが、いざプレイしてみると存外難しい。

難しく感じる理由は主に二つ。
一つ目は照準が上手く合わせられない。ふるふるする。マウスでやりてえ。16方向と思わずに、8方向と割り切ったほうがいいのかのう。
二つ目は、ゲームオーバーになるとそのレベルの最初からというのが面倒。いまレベル5で早くも苦戦しているワケだが、5-4まで行ってゲームオーバーになったらまた5-1からというのが地味にキツい。

実績は目下40/200なんだが、これが限界かも知れないというヤバい状況。

  • Genre:

■「アカルイミライ」/映画/2003年日本/監督:黒沢清

雄二と守は東京のおしぼり工場でバイトをして働く青年。雄二は25歳。子供の頃から夜寝ると「未来」の夢をみるコトがあるが、最近は全く「未来」の夢を見なくなっていた。守は27歳。部屋で毒持ちのアカクラゲを飼っている。二人は恩着せがましく干渉してくる社長に辟易しながらも何とか毎日を送っていた。

ジェネレーションギャップを描いた作品かなーと思わせて、結局どういうメッセージが込められていたのかは不明なまま終了した作品。難しい。黒沢清は難しいですな。

断片的には何かしらの意匠を見出せそうな気持ちにもなるが、トータルでは有耶無耶な視聴後感に包まれる、そんな映画だった。こういう意味不明なタイプの作品でも、シーン毎のギャグとかを楽しめればまた別の満足を得られるんだけど、ユーモアが散りばめられているタイプの作品でもなくて、正直に言うなら途中から面倒な気分で観ていた。

アカクラゲというのが、若者の象徴なんだろうか。儚そうな美しさを持ち、突如(淡水に慣れるかのような)予想外の変化を見せ、しかし致死をもたらす程の毒を持っている。

クラゲを淡水に慣れさせようとしている守の姿がどう見えるかってのが、観る者の価値観を炙り出すリトマス試験紙になっているんじゃないかとも思えてくる。何だ。結論としては分かんない映画だったってコトで放棄しよう。済まんが放棄する。

■四畳半神話大系感想 第10話「四畳半主義者」/アニメ

「そうなのだここは私のパラレルワールドなのだ。この何十日の間私は、これまでの様々な選択の中で有り得た別の平行宇宙の四畳半を横切ってきたのだ」(「私」)

いよいよラストに向けて、究極の道を選び取った「私」が描かれる。どのサークルにも所属せず、四畳半に引きこもって二年半を過ごしたという選択。何も選ばなかったという選択。何も選ばない選択を選んだと言葉遊びも出来るんだろうが論点とは関係ないのでスルーで。

大学のサークルというのはこの作品では他者/外界との接点という意味合いで使われているので、今回は完全に孤立したケースを描いている。それはもう、徹底的に孤立した状態を描いている。いやー、部屋の状況説明に引いた。まるで自分みたいで引いた。完全なる引きこもり状態のシミュレートも生々しくて良いな。

今話はキャスト見たら喋っているのも「私」のみとなっていて、演出も含めて凄い。演出のみならず、勿論内容に即した『一人キャスト』になっている。小津の台詞もあれ口調真似て浅沼晋太郎が喋っているのか。

僕個人の考えとしては、『まだまだこの主人公の孤島っぷりは甘い/それもまた楽しそうじゃないか』と思っちゃうんだけど、作品的には他者との関わりを、その内容がどうであれ是としようという方向に持っていくのかな。それで纏まる。小津のような煩わしい存在すら、人生には是。

全く別の作品なんだけど、ブリーチでウルオキラが心を手の平(他者との接点)に見出したってのを思い出した。

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■荒川アンダーザブリッジ感想 「12 BRIDGE」/アニメ

「あいつがお腹一杯になると、私もお腹一杯になったみたいに感じるんだ」(ニノ)

流石にこの台詞が流れたシーンでは、感極まり、立ち上がって号泣してしまった。窓を開けて絶叫レベルの号泣をしてしまった。

リクの父とニノの邂逅、リクの父はニノを知っているがニノは相手が誰なのか知らない。しかしそれでもニノはニノらしさを貫き、そして僅かではあるがリクパパの心に響かせる台詞を発する。流石に泣いた。この感動を誰かに伝えたい、誰でもいいから伝えたい、そう思って受話器を取り、ランダムに110とボタンを押して、電話に出た相手に、ひたすら言葉にならない嗚咽交じりの声で、感動を伝えようと、ただ号泣した。し続けた。それが6時間前の話で、ついさっきようやく釈放された。

リクの力は無関係で、パパの河川敷工事プロジェクトは頓挫したんだが、どうやら本当に河童が何かしたっぽい。いや…河童が河童がとこれまで書いてたけど、本当に河童の威で解決されると引くんですけど。ボケ殺し食らったようで居心地悪いんですけど。一番遠いトコロ捏ねくり回していたつもりなのにこんな収斂されるとキツいんですけど。

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■「フェノミナ」/映画/1984年イタリア/監督:ダリオ・アルジェント

虫が好きなちょっと変わった女の子が転校先の学園/新しい環境で、殺人事件の脅威に怯えつつ、その犯人に詰め寄る話。基本はホラーだけど、一応犯人が最後に登場するのでミステリ風の視聴も可能。あくまでもミステリ風なので、伏線を読み解いて犯人を当てるというよりも、意外性を勘で見出す感じで。

昆虫博士の看護婦/助手というポジションのチンパンジーが無駄に怖い。ホラー作品においての小道具としての猿は、何考えているのか分からないという意味で実に怖い。敵か味方かまるで分からないし、どう転んでも「猿だし仕方ない」と納得しちゃえるのがまたズルい。

死体に群がる虫に纏わる衒学や、昆虫のアップ等、虫関係もまたそれだけで不気味な印象を視聴者に与えるのでズルい。虫視点の複眼カットとか、映像演出面のトリッキーさにも一役買ってて何かズルい。

とまあダリオ・アルジェントの中でもホラーのお約束・小技・ズルさ集大成な印象の作品で、知名度の程ではサスペリアシリーズに軍配が上がるだろうが内容はそれと比べても遜色ない出来なんじゃないかと。当然、昔の映画ならではの古臭い映像/演出はあるが、そこはもう『当時の文脈』として見過ごすもしくはそれはそれとして味わうのがイイ。

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■「仮面ライダーカブト」(25~36話/全49話)/特撮

25話から36話まで視聴。ここでここまで明かすのか的展開かつ影山&矢車がその魅力を開花させる。

●風間大介/ドレイク
・まさかのゴン再登場。いきなり大介と過ごしていた記憶が戻る。こ、これは折角の切ないあのエピソードが台無しにされるんじゃないか。
・と思っていたが、本物とワームに擬態された偽物に関するエピソードが描かれていたので、重要な話なのかも知れない。偽物と本物の違いは、偽物はワーム化出来るという当然の炙り出し方法があった。それプラス、「分かるから分かる」という理由になってない理由での選別も描かれた。

●神代剣/サソード
・サソリワームに変身する件が、まだ解決していないというのに驚く。
・姉の面影を感じさせる岬さんに擬態したワームといい雰囲気になっていたのに、ワーム即斬を貫くのはイイ。そう簡単に「ワームにも色々いるんだな」とはなって欲しくないからな。この問題は根が深い。
・今回視聴分では、登場時の大半をギャグで乗り切っていた。小学生コスプレは今後の役者生命に関りそうなレベルなんですけど。

●間宮麗奈
・ワームを率いるボス的なワーム。最大の功績は、影山を益々落ちぶれさせたコト。影山の面白さを存分に引き出してくれた。

●天道総司/カブト
・ハイパー化して時間を巻き戻す能力も不完全ながら獲得し始める。
・これは…中々切ないラストも予想出来る。ディケィドのカブト世界は『一人だけ加速した世界に生きる』切なさであったが、『時間制御が出来ずに時の流れが逆行した中で生きていく』、という切ないオチにも期待出来る。貴女が僕に初めて出会った瞬間が、僕が貴女を最後に見る瞬間、的な。
・被験体として捉われていた鉄仮面も天道という謎が出た。クロノトリガー的な歴史を縦横無尽に行き渡っているが故なのか、それともワームの擬態なのか。

●日下部ひより
・天道の両親(母親は妊娠中)が擬態したワームが、その後生んだのがひよりと判明。親違いと言っていいのかどうなのか分からない複雑なポジションの妹。
・写真、天道とひよりの両親が同じ、という時点では、劇場版がパラレルワールドだったというのに引っ張られて、ひよりと天道は別宇宙の同一人物なのか、なんて考えたりもした。
・ひよりのワーム体は哀しそうな顔をしてて切ないんですけど。

●立川大吾
・ネイティブを名乗る存在。ワームっぽいが隕石以降発生したワームとは違う、昔からいた地球の住人の様子。よく見れば着ぐるみのデザインが微妙に違うのね。カブトムシのオスとメスぐらい違う。そんな注意して観てなかったよ。
・変身出来るってのは、元々はネイティブがマスクドライダーシステムを作ったってコトなのかな。ゼクトはそれを量産化しようとしてるとかそんな感じで。

●影山瞬/パンチホッパー
・期待に違わぬ墜落人生で、素晴らしいクズっぷり。扱いはもはやギャグキャラだが、作品テーマを『己を知る』と仮定するなら、主体が全く無い/その場その場で周囲に媚びる、そんな正反対のポジションにいる為、主題的にはラスボスに匹敵する存在と見てもいい。それぐらいクズ。
・間宮とのやり取りが特に秀逸。「返事は?」「はい」に始まり、「何だと!……お願いします」等、安定してクズ。

●矢車想/キックホッパー
・そんな影山を軽く飛び越えたのが矢車。リアルタイムで没落していくのが描かれた影山だが、矢車はその経緯すら視聴者には見せられるコトなく、再登場したらもうやさぐれている。何があったんだよ。「お前はいいよな」ってのはどんな役だろうと番組に出演できていいよな、と影山に言ってるようにも聞こえる。影山というか、内山眞人に。
・「いまオレを笑ったろ?」等、口を開くたびに名言が飛び出す面白仕様。「どうせオレなんて」→ため息→変身という、最低の変身シーンは痙攣物。ここまで間違ってるライダーも久々だ。

■仮面ライダーW感想 第39話「Gの可能性/バッドシネマパラダイス」/特撮

「もう7時間と15分だ」(左翔太郎)

笑った。それはキツいよ。映画館に閉じ込められて望まない作品を7時間も見せられるのは実にキツい。凄いタチの悪いメモリーじゃないか、と思ったらDNA組み換え能力の片鱗としてそんな風に使っていただけという、ますます凄いメモリーだった。幾らでも応用が利く。ドーパントのデザインは久保先生が協力したのかと思えるぐらい手抜きだったけど、このメモリーは内容的に大当たりだ。イエスタディが如何に酷いメモリーだったのかがよく分かる。

わざわざ狭い水たまりでのた打ち回る若菜の前に、わざわざ目立つ岩の天辺に立って高笑いしながら姉登場。清掃員を装ってミュージアムに潜入してゲットしたナスカメモリーで変身。清掃員コスチュームでギャグアリ、レベル3ナスカでアクションアリ、変身時に胸元ガッツリでお色気2倍、と冴子なかなか頑張っている。だとしても7時間20分は観たくないが。

全体的にギャグ色濃厚、しかしシリアスにストーリーも進んでいるテンポのいい回であった。照井が何の前フリもなく映画に協力してたり、テンポ良すぎだろ。ジーンの人の本心が全く読めないので後編の次回も楽しみ。

  • Genre:

■Angel Beats!感想 第12話「Knockin' on heaven's door」/アニメ

「あなたにとって世界に何が起きたの?」(ゆり)

愛がこの世界に芽生えてしまったのが異変の原因とかそんな話。愛! ZUNTATAを国歌とせし自分には例のアルバムのオリジナルシナリオを思い出してしまうだが、そんな人間は少ないだろう。ていうか愛ってのも漠然とした言葉だよな。

色々とこの世界を説明された風でまるで理解出来ないのが難だ。段階を要して卒業する修練所、ぐらいで存在している世界に、即消滅可能なチート能力の愛が蔓延しそうになったのでヤバい、とかそういうコトなのかしら。

NPC化しているプログラマは特定されるのか、そこはスルーされるのか。残り1話。もう期待はしていない。

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■「劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」/特撮

本編視聴24話までの段階で、劇場版を観た。恐らく、TV放送時も本編半分ぐらいの夏に映画やってたろうし、問題なかろう。

本編のパラレルワールドな設定になっている様子。まず、7年前の隕石が相当巨大で渋谷どころか海の大半が干乾びている。序盤から荒廃した砂漠めいた世界が描かれて、種もみを食いたくなったぜーとか言い出すキャラが出てきてもおかしくない雰囲気。

見どころベスト3は以下。

●3位:スターシステム的な設定
要は前述の平行宇宙なんだけど、火の鳥っぽい別輪廻ワールドにも見える。幾度転生しようと天道はきっとこんなキャラ。魚や亀に転生してもこんなキャラだろう。この劇場版はお婆ちゃんが言い過ぎだったが。

●2位:宇宙バトル
劇場版オリジナルライダーとの宇宙バトルがスケール大き過ぎて燃える。黄金の最強ライダー、変身解いた時「お前誰だよ」と突っ込んじゃった。

ハイパー化したカブトが特殊能力を得て、隕石戦を解決した上に、現段階での本編に別解の着地を持たせるラストにしているのは上手い。

●1位:ひよりが明るい
のっけから笑顔でビビった。天道の妹になっているし、不治の病も備えていてオーソドックスなヒロインしている。加賀美と恋愛モードになってて、優しい。クビだとか言わない。

天道とひよりが現代で出会わない「仮面ライダーカブト」として幕が下ろされるってのは本編究極のifで、切なくて良い。これは青い薔薇が存在する世界の物語。

■いちばんうしろの大魔王感想 最終回(第12話)「おしまいは完璧?」/アニメ

「少なくとも、神が創った魔王の反逆の物語は、これでお終いになる」(紗伊阿九斗)

ラスト3話でシリアス寄りに突入、主人公が主人公然とした活躍をして終了。中盤までのお色気セクシー路線のほうが好きだけど、ちゃんと話は畳んでくるのね。これはこれでいい。

勇者と魔王の対決を随分あっさりと片付けたが、尺があってもこれぐらいのテンポで済ませてそうだ。勇者も魔王も立ち位置次第って二元論的なものは使い古されてきているネタだが、ぶっちゃけると神の意向にどう反応するかが問題で呼称は特に関係ないんだよなあ。

ヤタガラスに再び将来の職業が魔王と言われるオチはギャグに過ぎないんだが、ヤタガラス=現状維持システムとして、是非を問わず変化を齎す者=魔王、という判断なのかも知れぬ。創作物では、悪役が世界に変化をもたらそうとして、それを止めるカウンターとして主人公がいる。つまり、主人公(というか物語)は結果的に現状維持を是としがち。その辺に突っ込んだ部分もあった作品だったのかも、と思いつつころねエロいよころねころねに飲ませたいよという感想に落ち着く。

前回で生徒会が怪物くんしているってのは気付いたんだけど、ヒロインは全員藤子不二雄リスペクトだったのね。けーねはオバQ、ハットリくんにドラえもんという具合に。ヒロシの勇者コスチュームもパーマンだとしたらダサくても仕方ない。まるで気付いてなかったよ。江藤不二子だけキャラではなく藤子不二雄とモチーフがズレてるんだけど、何で? 黒幕的なポジションと思わせる為?

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■週刊少年ジャンプ感想 29号/2010年

■トリコ
連載100回記念WJ表紙&巻頭カラー。WJ表紙、魚とチョコが描かれているんだけど、この二つの組み合わせって意外とイケるんだよな。生魚にチョコレートをつけて食べるのって、ホント美味しいんですよ。騙されたと思って試して欲しいな。

スマイルさんはよっぽど表情が硬くなっていたのか、センチュリースープですら完全に崩れない。そして美食会のボスは初登場で凄い笑顔にされちゃうのだろうか。いや、センチュリースープですら表情を崩さないコトで舌が肥えてるっぷりをアピールするのかも知れない。すげーぜ、あのスープで全然笑わない、そんな強さ表現。

■NARUTO
口癖は遺伝しないだろうがと前号では思ったんだけど、潜在意識の内部にそんな母親がいたんならそういう口癖になる可能性は無きにしもあらずかのうと考え直した。

九尾のパワーを引っこ抜いて自分の物にしたっぽいナルト。しかし九尾はまだ完全には潰えてないようで、今後更なるパワーアップの余地になりそうでもある。いやー、メッチャ険悪な感じで九尾とのバトルは終わったな。八尾とフレンドリーに過ごしているビーはよっぽどのやり手なんだろう。海の幸とはだいたい友達。

■BLEACH
精神と時の部屋のデメリットとして、危機感がチンタラ修業に費やした時間で風化しちゃうんじゃないのかってのがあるんだけどその辺はスルーだろうか。まあ、個人的な話をするなら、今の僕にしてみれば三ヶ月とかあっという間でもあるが。三ヶ月前に観た映画が昨日観たかのような気分だし。

一護の学友も何年ぶりに出てきたんだろコレ。殆ど覚えてない。水色って、パンツのコトかと思ったぐらいだ。人名なのか。

■べるぜバブ
いや目の大きさとかより骨格変わってるじゃん、とかディスるの禁止です>< 腐女子は皆アゴの尖った男が好きなんです>< 劣等感丸出しにする暇があったら貴方もアゴ研磨してください>< かと言ってざわざわぐらいまで行かれちゃ無理ですけど><

■PSYREN
センターカラーの扉としては、とても正しい選択。この辺のあざとさはキチンと弟子に学んでいる。だが、マリーは普段の衣装で一向に構わなかったがな。モノクロでは白で済ませて肌と同化している乳ぶん回し衣装、カラーで肌色でお願いしたかった。

■少年疾駆
これ今更気付いたけどワールドカップに合わせて無理矢理サッカー扱いますな連載開始だったのかな。ワールドカップと共に去ってくれても問題ないような未熟めの作品を宛がったんじゃないのかと思えてきた。

■バクマン。
中井さんの母親の言葉が何か意外だった。理解のある親じゃないか。30中頃で「夢追ってます」言ってる子供を応援してくれるなんて。まあ、中井さんは実家に戻ってもチンタラ生きてて、親もそんなの見せられちゃうざったいのかも知れない。むしろ夢追ってる言っててくれ的な。

アシに新キャラが二名追加。森屋がえらい創作に理想を抱いているタイプ。バクマンアンチの代弁者的なキャラに見える。こういうキャラ設定も次回にはリセットされてそうなのが大場シナリオなんだが。森屋みたいなのは出版サイド的にキツいだろうなー。特に後でこういうキャラと知ったらツラそう。

担当:「持ち込み作、読ませていただきました。素晴らしい作品だったから是非連載に漕ぎ付けたいね」
森屋:「ありがとうございます。あ、それからこれ僕のブログのURLです」
担当:「見ておくね。じゃあ今日はありがとう」

数時間後--
担当:(あ、このブログってマジ? やけに創作活動に理想抱いているんだけど、こんな人だったの? 大丈夫かなこの人。商業ベースでやってけるかな)

的な。

■ぬらりひょんの孫
詳しい説明は割愛するけど、雪の下紅梅ってのは色々卑猥だと思った。

■こち亀
中川同様3Dは来ないと思っていたクチなので最近の3Dへと向かう風潮は意外な印象が強いんだよなあ。ていうか個人的に乱視気味なのであんま堪能出来ないし。

映画なんかでの360度フルスクリーンやパノラマってのは、もし流通し出したら全貌を把握するには複数回視聴が前提になりそうじゃん。次はこの角度から観よう、みたいな。大半の人はテキトーに流して終了だろうけど、中にはえらい執拗に何度も何度も観るマニアックな層が出てくる。そんな執拗な見方をするレア/少人数の人に合わせなきゃならなくて、作り手のコストが無駄に跳ね上がりそう。んで、原点回帰で2D映画の分かり易さが持て囃される時期が来る。

■いぬまるだしっ
物凄いピンポイントで元ネタを予想するなら、「知らん」はロースおじさんなんじゃないのかな。

LOを愛読してそうなカニゾウの域に達するのは無理かなあ。幼稚園児は無理でしょ。僕はせいぜい小学生が限界ですね。僕の住んでるトコの近所に小学校があるんですけどね、あの、ヒヒ、いつもね、ランドセルの可愛い女の子ヒヒヒあのね、あの、ほらヒフヒヒほらこないだもね、あのね、クロロフォルム

■めだかボックス
ごめんなさいの土下座で王土戦決着。そして間髪入れずに球磨川禊登場。僕は悪くないという台詞から察するに、謝らないキャラとして今回詫びを入れた王土以上の難易度が予想される。ていうかこの惨事は額面通りではなく、実際は球磨川がやったんだよな? 多分。己の振る舞いにすら無自覚とかそういうのを極端化したキャラ造型なのかなー。

一応既に見せ場のあったチーム負け犬以上に、裏の六人が不憫でならない。単行本で詳細設定は描かれるんだろうか。とか既に終了前提で考えちゃっている自分がいるんだが。巻末コメントでヒーロー物のCD20枚買って職場がヒーロー空間とか書いてるけど、まだ暫く続くの?

■LOCK ON!
あっさり描いているけど、過去尊敬していた人の最低の本音を聞かされるってのは厳しいものがあるよコレ。救われないんですけど。何とか出来ないのかな。先生、見た目的に俺たち七人で墓を掘りそうな人だし、痴漢はミツルがやったってコトに出来ないのかな。ニコの歴史がマジで救われないよ。

■ピューと吹く!ジャガー
ノット・ウィンザー・ノットは普段から育児スレのオフ会とかで手品としてよく使っているので、こういう形で種を明かされるのは自分的にキツいかなー。最後のグッドバイ・ノットで今回でこの漫画が最終回だとようやく気付いた。ジャガーらしい、良い最終回だったと思う。

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■「アイデンティティー」/映画/2003年アメリカ/監督:ジェームズ・マンゴールド

一つ、死刑を直前に控えた猟奇殺人鬼の再審理が行われる。
一つ、嵐により一軒のモーテルに閉じこめられた11人。極限状況下、一人また一人と惨殺され始める。
この一見無関係の二つの事件が一つに繋がり、ある事実が浮かび上がる。

良作。恐らく、サイコミステリに拘泥していた人間なら一度は考えるであろうネタを真向から描いている作品。今の一文で分かる人にはオチがわかっちゃったろうけど、だとしても良作。僕自身は、観てる最中の予想時にその手のネタであろうって可能性をすっかり忘れていたので、いい具合に騙された。完膚なまでに騙された。「タイトルの露骨さ」とか、まるで隠してなかったじゃんコレ。よく気付かなかったな自分。

嵐のモーテルに沢山の人物が集結する序盤が何気に混乱する。最初は特に丁寧に視聴するほうが良さ気。ケータイも通じない「嵐の山荘」状況の中、一人一人と殺されていく流れは「そして誰もいなくなった」系で非常に高揚する。

あー、これサイコサスペンスに嵌っていた頃に観たらもっと評価高かったろうなあ。良作どころか傑作にしていたハズだ。

■「ゾンビキング」/映画/2003年カナダ/監督:ステイシー・ケイス

ゾンビキング率いるゾンビの集団と、プロレスラーが戦う物語。

という具合に、あらすじの段階で卑怯な作品。レスラーとゾンビが戦うのがさも当たり前みたいな言い方をしてくる。

そんな設定だけでひとしきり笑い、その段階で出オチ感も覚えていたんだが、内容も馬鹿映画としてそこそこ押さえていたのがまたズルい。レギュラーキャラの大半が覆面を被っているというこの馬鹿馬鹿しさ。あるシーンなんかは恋愛チックに真面目な話をやっているんだけど、画面に出てくる人物が女性も含めて全部覆面してるという反則っぷり。主要人物の顔が不明な映画ってのも何か凄い。

ゾンビにしても、野犬ぐらいには普通に存在している世界観だし。

ゾンビも好き、プロレスも好き、じゃあその二つをくっ付けちゃえばもっと面白くなるぞ!と考えたであろう製作サイドの偏った思想が滲み出ている作品で、観てて常に監督の「面白いでしょ? ねえねえこれすっごく面白いでしょ?」なドヤ顔が浮かび、それに対してリアクションに困っている自分がいて、その困っている自分を斜め上空から別の自分がゲラゲラ笑いながら眺めているというメタ構図が発生して、最終的に面白かったという位置付けになる作品。いや冷静に考えるとマジ下らない映画なんですけど、馬鹿映画ファンならとりあえず話の種にでも押さえておきたい一品。

■「ウルトラミラクルラブストーリー」/映画/2009年日本/監督:横浜聡子

青森で農業をしながら暮らす子供のような青年・陽人は、東京からやってきた保育士の町子に恋をする。しかし町子は陽人の妙なノリについていけず、どちらかと言うと避け気味。町子が青森に来たのは、事故で死んだ元彼の首がまだ見つかっていないので、それを知るべくイタコ的な占い師に会う為でもあった。そんな町子の過去にまつわる話なんてお構いなしの陽人は毎日彼女に会いに行く。

破天荒で危険で無遠慮な映画。内容は理解出来なくても何でか見応えがあった。マイナーがちの映画を開拓する面白さはこの辺にあったりもする。いや内容はホント理解出来ないんだけど。

開始直後から、何の断りもなくガチの津軽弁で物語が始まり、篩いにかけられている感をヒシヒシと感じた。何言ってんだかまるで分からん。当然の如く字幕すらない。まるで媚びない姿勢に脅威を感じていたが、標準語の町子が出てきてからは会話の内容が理解出来るという妙技にも感心した。決して津軽弁に慣れたというワケではないのに、分かる。

松ケン演じる陽人、障害持ちなんだけど農薬を浴びるコトで一時的に健常者になるって設定はマジで狂っていると思います。「アルジャーノンに花束を」をデンジャラスな方向に過激化したような設定。

中盤、「町子の元彼が首無しで」登場してからが超展開。それまでは正直、シュールな絵/演出が多いながらもどうにか無難なメッセージで解釈出来そう/テーマを抽出出来そうかも、と思えていたのに、どんどん分からなくなった。唐突にも程があるラストも、自分の中で何周かして何かもう素敵だわ。

■「風の外側」/映画/2007年日本/監督:奥田瑛二

海峡を望む街下関が舞台。名門女子高の合唱部でソロを務める真理子は、音大を目指して日々レッスンに励んでいた。ある朝、通学途中にチンピラに絡まれ、鞄を海に落とされてしまうが、チンピラの親玉的な青年が海に飛び込んで拾ってくれる。キャー素敵。しかし、学校で確認すると大切な楽譜の一部を失っていたのに気付く。その青年に再び会った時、真理子は楽譜消失の件で難癖をつけ、自分達の下校時のボディガードになるよう頼む。

導入のワクワク感とは裏腹に、見続けていくほどにしょんぼりな感じになって気付いたら終了。在日という要素は不要だったんじゃないのか。その言葉が出てきてから一気にげんなり展開に思えたのは、僕個人の嫌韓が原因なのか、それ抜きで半端ストーリーだったのか、判断が付かない。

奥田ファミリーの自慰的映画、という無遠慮かつ「この映画ファンを傷付けたいだけで言ってるんじゃないの?」的評価もある作品で、そういう高圧的な言い方の感想には基本反発しがちな自分なのに、すんなり納得していたりもする。うーん、ちょっと合わな過ぎだったのかのう。終盤、脱ぐシーンや、父親が撃たれる中で歌い続けている際の表情とか、あざと過ぎると感じるシーンが多くて安藤サクラの魅力を素直に受け止められなかった。

地方都市の撮り込みはとても上手い。訪問したコトないのに懐かしさを感じさせるこの共通田舎ノスタルジーの閉じ込めの妙技は素敵。

■四畳半神話大系感想 第9話「秘密機関福猫飯店」/アニメ

「先輩はアホです」(明石さん)

ビンタのSE及びエコーからして、この明石さんとかいう色白泣きボクロな黒髪の乙女は間違いなく処女。こうもはっきりと明石さんと決別を迎えた平行宇宙は初なんじゃないのかな。余りにもバッド過ぎるので、これこそがリアル宇宙かとも思えてくるんだけど。四畳半に閉じこもろう、という今話のラストもそれっぽいし。ドサクサ紛れに真宇宙を描くには程好い話数でもあるし。

ネガティブフレンドと扱っていた小津が彼女持ちでリア充ライフを送っていたかもよかもよ?という事実を知り主人公が愕然とするのが今回のラスト。時計の巻き戻しも無くて、いつも以上に佳境に入ってきたという印象を与えるヒキであった。自分は駄目人間だけどもっと駄目な奴がいるもんねーと思っていた主人公がそうではなかったと知って、遂に覚醒するのか。下を見て安心して悦に浸っていたハズが実は違っていたかも、というのは衝撃だろうに。

そういや1話で明石さんと結ばれるのは「私」か小津の二択という話もあったな。その辺から察するに主人公が本格的に小津と向き合い対決するのは今宇宙ではないにしても、近い。近いぞ。

小津って何かモチーフのある名前なんだろうか。オズの魔法使いぐらいしか思い浮かばないんだけど、あの物語も「欠けていたモノは旅の途中自分でいつしか得ている」的な話だし、もちぐまん絡みでその辺と関連性あるのかも、とか思ったりした。

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■荒川アンダーザブリッジ感想 「11 BRIDGE」/アニメ

「そう言えば、昨日から見ねえな」(星)

村長、河川敷の危機なのに姿が見えず。どうやら、フラグが立ったようだ。リクは充分に頑張っているけど、もしかしたら現段階では父には勝てないかも知れない。その時の保険としての村長。そのフラグスタンディングがさり気無く描かれているのを見逃すなかれ。

河川敷がピンチという状況で、ラスボスともいうべきリクの父と対決を控え、住人それぞれが持ち味を活かして協力し合うという展開になっている。リクの会社の秘書も巻き込み、物語はクライマックスと言っても問題ないだろう。これまでこの番組を見続けてきた人には説明するまでもないが、最後の決戦の見どころは、リクの父親VS河童になるのは間違いない。全てのティザーシルエットが捲られる瞬間は近い。あくまでも妖怪を通してきた河童だが、その決戦では流石にその真実の姿を見せるであろうコトまでは予測可能だ。しかし、その真実の姿というのがどのようなものまでかは未だティザーと言っていいだろう。

前回の段階では、僕は河童を愛の在り方と語ったが、これは撤回したい。河童とは何か。今なら分かる。人間の在り方だろう。断言してもいい。あえて妖怪の河童を、人間とは何かを問う材料にしている構成に、驚愕を禁じえない。クライマックスで号泣する覚悟は出来ている。枯れるまで、泣かさせてもらおうではないか。

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■「仮面ライダーカブト」(13~24話/全49話)/特撮

13話から24話まで視聴。だいたい折り返し地点。

●天道総司/カブト
・強い上に無条件で作中是として良さ気のワイルドカード的な主人公なので、感想として書くコトが出てこないんだよなー。今回視聴した12話分も、可もなく不可もなく安定して俺様だった。

●影山瞬/ザビー
・どんどんクズになっていて、期待の成長株。加賀美と和解してたような時代が懐かしい。元からこういうクズにする予定だったんだろうか。確かに最初から名前的には矢車以上にレギュラーっぽくはあったけど。
・あんなに慕っていた矢車に随分酷いコト言ってる。驚くぐらいクズです。ていうかそんな台詞を浴びせられる為に矢車は再登場したのかよ。
・囮作戦、幼女誘拐と、エピソードを追う毎に斜陽の一途を辿るゼクト中間管理職。ザビーは何で影山から離れないんだ。矢車の時は見捨てたよな。ていうかザビーは所有者がどんどん変更されて、大抵酷い人間に使われているんですけど。

●風間大介/ドレイク
・ゴンとのエピソードは中々に切ない締め括りで、井上らしからぬ心地良い余韻があった。記憶絡みの話は切なさ演出に繋がるコトが多くて、それだけでハードルが下がっちゃう自分。コント的な口癖が最後にああいう風に活かされるのか。上手いな。
・該当エピソードが終わってからは全く登場しないってのも何か潔い。最後のほうで集結しても構わないが、現段階でもこのキャラクターは充分使い切っている。
・再登場する上での不安は、ゴンがやっぱ風間のコト思い出したとかそういう感じで裏返ったりしないかなーというのがある。そのほうがハッピーなのかも知れないが、折角の切なさが失われる。

●加賀美新/ガタック
・影山の囮作戦で死に掛けたのに何で影山に普通に接するコトが出来るんだ。いや直後はそれなりに凹んでいたけど、割りとすぐに立ち直っている。見殺しにされかけたんだし、もっと露骨に敵対してもいいんですけど。
・ガタックに変身。ガタックはベルトで変身するタイプで、1話から出ていたゼクトのベルトなのかな。ヘタレ覚醒の図は天道以上に主人公っぽい。名前がクワ・ガと読めるし、ガタックが宛がわれるのは当初からの予定なんかのう。随分と溜めたなー。
・ザビーの時みたいに次の回でいきなり所持解雇になるコトもなく、ガタック続行。ワーム退治後は毎回のようにえらい調子に乗って喜んでいる。

●神代剣/サソード
・俺様路線、「神に代わって剣を振るう男」「じいやが言っていた」等、何かと天道と張り合う存在。大金持ちかと思いきやびんぼっちゃま。
・ラーメンエピソードで天道に負けを認めて和解したのかな。影山みたいな人もいるので油断がならない。
・サソリの仮面ライダー。更にはサソリのワームにもなっちゃう時も。姉を殺したワームと同じ姿という。ワーム化に関してはまだ未解決。復讐心に逆に飲み込まれるとかそういうベタな理由なのかな。
・じいやが何者なんだ。天道ですら一目置く存在。おばあちゃんのライバルか。

●日下部ひより
・メイド姿が観れたのが収穫で、今回もあまり本編には積極的に絡んでこない。最終回近辺まではお預けなのか。
・と思ってたら23話ぐらいからいきなりクローズアップされ始めた。渋谷隕石を所持している、しかしその石は隕石が落ちる前から親が持っていた、等。ワームって隕石が落ちてから大量発生したんだっけ?
・ディケイドのカブト編はヒロインがワームだったし、オリジナルのこっちでもひよりは両親含めてワームなのかのう。昔からワームは地球にいて人間社会に溶け込んで生活していたとかで。過去天道はワーム即斬で、本当に親を殺しているのかも。

■「ギミー・ヘブン」/映画/2006年日本/監督:松浦徹

ヤクザの下請け的ポジションで盗撮サイトを運営する新介は、共感覚者のために恋人や親友にも理解されない孤独を抱えていた。ある日サイトで異変が起きて以来、彼の周囲で不可解な事件が起こり始める。どうやら、「ピカソ」と呼ばれる存在が怪しいよ、とかそんなイントロ。

共感覚というのを扱ったサスペンス作品。共感覚ってのは聞き慣れない言葉で、字面からして感覚を他人と共有する能力(双子の片方が傷付いたらもう一方も傷付く的なアレ)かと思ったら実際は違っていた。五感が混戦している症例で、具体的には、数字を見たら色が付随してたり、何かを食べたら味以外にも特定の映像が浮かぶ、とかそういうものらしい。この辺は物語序盤で説明される。

とまあ、題材としては面白そうな印象がある。実際導入の高揚は中々のものなんだけど、期待していた程この「共感覚」というのが活かされ切れていないようなストーリー展開だったのが残念かも。普通に生活出来ているってのが何かなあ。盲人を扱うのと同様、或いはそれ以上に難解な存在だからなあ。細かく描くとくどくなるし、描かないとやっつけに思える、非情に厄介な造型を求められる。

どういうワケか「アナザヘブン」を彷彿した。タイトルにヘブンが入っているからか、江口洋介が出張っているからか、映画の雰囲気からか、原因は分からないが。

ピカソがいいキャラだったなー。終盤で江口と電車内で対面するシーンが無駄にカッコイイ。役者の個性と相俟って、底の見えない黒幕いよいよ登場という雰囲気がガシガシ伝わったよ。臨死体験を語り、死んでいた時間が映画ベンハーと同じ尺だったと淡々と語るこの中二性はカッコイイ。

以下ネタバレ。

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■「カラフル」/映画/2000年日本/監督:中原俊

生前の悪行で地獄行きになりそうな一つの魂にチャンスが与えられる。誰かの体に「ホームステイ」している間に、その悪行を思い出し反省すれば、輪廻のサイクルに戻るコトが出来る。そう言われた魂が、自殺したばかりの14歳の少年・小林真の体に乗り移る。ところが、真は絵を描くのが得意な以外、内向的な性格で親友と呼べる友達もいない冴えないヤツだった。魂は真として生活していくが、家族や美術部の友達の中には、真が別人になっているのではないかと怪しむものも出てくる。

青春物。森絵都の小説が原作。原作は未読。近々劇場アニメ版が公開されるぽい。こちらはKAT-TUN田中聖主演の実写版。

温めの青春物として当たり障り無くマッタリ進むのかなーと思ってたけど、中盤から結構ドロドロしたものも見せられる。真が思いを寄せる美術部の女性が援助交際してたり、母親もフラメンコ教室の先生と不倫チックな雰囲気になったり、父親もコーチをしている先の女性に言い寄られたり、兄に女装癖があったり。特に兄は映画オリジナルの存在らしいのに何でこんなキャラにしているんだ。兄に逆襲する弟の図で、田中聖に女装させたかっただけなんじゃないのか。

兄と、昔の真に思いを寄せていた女性、この二人が真の異変に気付く。この辺が上手い。女性は「昔の真くんが好きだった」的ベタ発言を放つよくあるポジションなのでどうでもいいとして、兄が良い。兄とは不仲っぽいながらも、ちゃんと弟の性格や性質は理解しているんだなーという辺りは良いな。

このヒロインとも言える女性がビジュアル的に可愛くない。劇場版アニメがもしそれなりに話題になったら、ヒロインに萌える人も出てくるだろうが、そんな人が遡ってこの実写版に辿り着いて観た時あまりの可愛く無さに愕然としそうなぐらい可愛くない。愕然とする姿を想像してニヤニヤしてしまう自分は闇撫の樹ぐらいタチが悪い。

以下ネタバレ。

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■いちばんうしろの大魔王感想 第11話「女たちの最終決戦」/アニメ

「阿九斗、生きているのなら、早く魔王である事を証明して見せろ! この腐った状況を一撃で引っくり返す、圧倒的な存在である事を、証明してみせろ!」(服部絢子)

神頼みならぬ魔王頼み。他者に期待するのは何だかなーというよりもこのシーンではこの台詞ってのは、中々にいい焦燥&来るべきカタルシスへの期待を演出していた。権威の象徴ながらも水戸黄門の印籠的なものに痛快さを覚えるのは致し方ないコトさ。

大和の目的、けーなの重要性、この辺が一気に明らかになって驚くスピードで話が進んでいる。真面目なストーリーとしてやっていけたであろうアニメなのに、お色気方面強化だったというのは、ある意味潔い。その選択は正しかった。僕がアグネスを食い止めているから最終回まで頑張って欲しい。

生徒会は怪物くんファミリーだったのか。生徒会長、CM入りのカットで「え? 男?」とか思ってしまったけど女でいいんだよな。単なる貧乳でいいんだよな。それとなくバストトップ隠しているし女でいいんだよな。まあ、EDで阿九斗とチュッチュしてるし男のワケがないか。いや時代的に男かも知れないだろ、時代的に。ていうか男でお願いします! お金払うんで! 土下座しますんで!

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■Angel Beats!感想 第11話「Change the World」/アニメ

「彼、NPCになっちゃったのよ」(ゆり)

永久パターン防止キャラの影によって筋肉がNPCに。突如影が増殖したりこんな風にレギュラーの筋肉があっさり片付けられたり、いきなり佳境に入ってきている。そういや1クールで終了だっけ。唐突感が強い。

ゆりが黒幕へと近づいていくが、黒幕は既出キャラなのか新キャラなのか。何かどんな存在が出てきてどう転んでも、驚けない予感。ていうか、奏を天使じゃないとか言い出したりもうワケが分からないな。音無もそういえば的に納得しているけど、こんなのは伏線でも何でもないだろー。だいたいゆりが天使言ってたんだしー。

圧倒的に尺が足りないというよりも、1時間で終わるような話を強引に引き伸ばしているような気持ちのほうが強くなってきた。それでも、ラスト2回でサプライズ食らわしてくれるのをまだ期待している自分がいる。

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プロフィール

七瀬

Author:七瀬
This ain't a song for Kyo Fujibayashi
(これは藤林杏の為の歌じゃない)
No silent prayer for the faith-departed
(失った信頼の為に黙祷するやつはいない)
Ketta ain't gonna be just a t-shirt man flatter to the masses
(あの生き物はマス受けするTシャツ男になるつもりはない)
You're gonna hear ketta voice
(お前は狂人の雄叫びを聞くだろう)
When Ketta shout it out loud
(キョロ充のイエスマンが大声でそれを叫ぶ時)

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(クラナドは人生)

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連絡先:
onthelindenあっとまーくyahoo.co.jp

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