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  2. 2010年12月

■邦画ベスト20/2010年

2010年に観た邦画のベスト20。

洋画同様に、「この映画はみんなが評価しているし有名だから外せない」「こんな映画を選ぶのは恥ずかしい」、そういう邪心を排しての選出。

順位を決めるのに一苦労。上位3作品がすんなり決まったけどそれ以外は正直順位は決めがたいものがあった。故に、ランキングはほぼ形骸で、しかし厳選20本という感じで。

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■洋画ベスト20/2010年

2010年に観た洋画のベスト20。

「この映画はみんなが評価しているし有名だから外せない」「こんな映画を選ぶのは恥ずかしい」、そういう邪心を排しての選出。

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■アニメベスト5/2010年

2010年に観たアニメからベスト5を選出。

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■12月まとめ/映画100本/2010年

■2010年12月/映画
304:「間宮兄弟」/2006年日本 12/03
305:「LOST 呪われた島」/2006年日本 12/03
306:「1984」/1956年イギリス 12/04
307:「デス・プルーフ in グラインドハウス」/2007年アメリカ 12/06
308:「フィッシュストーリー」/2009年日本 12/06
309:「プライド」/2009年日本 12/10
310:「美女缶」/2003年日本 12/10
311:「雨の町」/2006年日本 12/11
312:「制服サバイガール」/2008年日本 12/11
313:「ちゃんと伝える」/2009年日本 12/11
314:「男の生活」/2007年日本 12/12
315:「約三十の嘘」/2004年日本 12/12
316:「0093 女王陛下の草刈正雄」/2007年日本 12/12
317:「ターン」/2001年日本 12/13
318:「ザ・ワン」/2001年アメリカ 12/15
319:「学校の階段」/2007年日本 12/15
320:「サイレント・ワールド」/2004年ドイツ・アメリカ 12/15
321:「アーケードゲーマーふぶき」(全4話)/アニメ 12/17
322:「アルゼンチンババア」/2007年日本 12/17
323:「問題のない私たち」/2004年日本 12/17
324:「老人Z」/1991年日本 12/18
325:「ライアー」/1997年アメリカ 12/18
326:「ギプス」/2001年日本 12/19
327:「ピアノの森」/2007年日本 12/19
328:「Vフォー・ヴェンデッタ」/2005年アメリカ・イギリス・ドイツ 12/19
329:「シークレットウインドウ」/2004年アメリカ 12/19
330:「この森で、天使はバスを降りた」/1996年アメリカ 12/20
331:「GO!GO!ガジェット」/1999年アメリカ 12/20
332:「ヒックとドラゴン」/2010年アメリカ 12/21
333:「マインドハンター」/2005年アメリカ 12/21
334:「Perfect Blue 夢なら醒めて」/2002年日本 12/21
335:「ズーランダー」/2001年アメリカ 12/21
336:「同じ月を見ている」/2005年日本 12/21
337:「バイオレンス・レイク」/2008年イギリス 12/21
338:「グラン・トリノ」/2008年アメリカ 12/22
339:「エル・トポ」/1970年メキシコ 12/22
340:「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」/2008年アメリカ 12/23
341:「ユメ十夜」/2007年日本 12/23
342:「9 <ナイン> ~9番目の奇妙な人形~」/2009年アメリカ 12/24
343:「無邪気な悪魔におもちゃが8つ」/1974年アメリカ 12/24
344:「PARTY7」/2000年日本 12/24
345:「シックス・デイ」/2000年アメリカ 12/25
346:「地上5センチの恋心」/2007年フランス・ベルギー 12/25
347:「フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い」/2005年アメリカ 12/26
348:「3人のゴースト」/1988年アメリカ 12/26
349:「P2」/2007年アメリカ 12/27
350:「カプリコン・1」/1977年アメリカ・イギリス 12/30
351:「ゼロ時間の謎」/2007年フランス 12/30

年を締め括るというコトで、「ユメ十夜」から「ゼロ時間の謎」までのラスト11作には法則を持たせていた。11本選出した時は、大晦日ギリギリまでかかるかなと考えていたが、一日残して終了。

年総括的なものを語るなら、邦画に好みのものが多かった。洋画がそれ程開拓できてない気持ちが強い。洋画=ハリウッド系の印象があり、ハリウッド系=ストーリーが安定しているのであんま連続して観る気にならないという感覚。かと言ってB級でもないような、微妙どころの洋画に飢えている。

テレビ雑誌などで、一週間の番組欄を眺めたら一本は「観たコトある映画だな」というぐらいになるにはどれぐらい観なきゃならないんだろうか。300本観たけどそんな感じにはなってない。5000本ぐらい観ないとそうはならないのかのう。ていうかあまりテレビ放送されるような映画を選んでないというのもある。自分は中堅どころの邦画が好みだと分かったしな。

以下、2010年視聴映画の羅列。単なる羅列。

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■伊藤杏奈「NU Image」/DVD

リアルな巨乳。適度に重力負けしており、デカいんだしそりゃ仕方ないよなというリアルさがそこにある。

巨乳さ加減を存分に堪能できるのは、水着&ローションでテーブルの上を腹ばいで蠢くシーン。テーブルの段差を利用して、その大胸筋を包み込む素敵な脂肪のフォルムをぐりんぐりんと変形させる様は、視聴する全ての男性をいとも簡単にテーブルに自己投影させる。僕はテーブル。その時僕はテーブルになって、ダイレクトにその柔らかさを味わっていた。本当です。

チャプターの構成は総じてオーソドックス。しかし純然たる乳のボリュームによって、価値に変動が出てくるのがこの作品の恣意性か。乳のサイズを求める人なら愉しめるし、そうでもない人には平均的なDVDに過ぎないかも知れない。

ルックス的には、どこかで観たような人に思った。この業界、簡単に変名するし、もしかしたら別のDVDで既に見ている被写体なのかも。

■「ゼロ時間の謎」/映画/2007年フランス/監督:パスカル・トマ

富豪の老婦人カミーラの別荘で夏の休暇を過ごす甥のギョームは、新妻キャロリーヌと前妻オードを伴っていた。カミーラを世話するマリ、オードに思いを寄せるトマ、キャロリーヌの友人フレッドも加わったある日の晩餐に高名な老弁護士トレヴォースが招かれ、かつて殺人を犯しながら罪を免れた子どもの話をする。という具合にわんさか登場人物が出てきてワケが分からなくなった頃合を見計らって、事件が起こる。

原作はクリスティの「ゼロ時間へ」。映像部分で、80年代90年代の海外ドラマの空気を感じられる作品であった。良い雰囲気。

ちょっと勿体無い観方をしてしまった。雑に観た。アルコールと睡魔と戦いながらの寝ぼけ視聴で消化してしまった。登場人物をよく把握しないまま話が進んで、気付いたら終わっていた。マジ勿体無い。

初期段階の登場人物紹介をしっかりと観るべきだな、こういうミステリって。小説だとちゃんとブレーキかけて読む部分は読めたりするのに、映像化作品だと流れにまかせるがままになっちゃったりするのが自分の悪癖かも知れぬ。この作品、オチを知ってしまったけど数年後に小説で改めて読みたいかも、とか今強く思っている。数年経ったらどうせ内容忘れるし。

殺人の動機が何気にインパクトあるかも。「殺人が手段に過ぎない」というのは、新しいというか、ミステリのゲーム性をこねくり回してこそ出てくる発想じゃないかな。多々推理小説を排出しているアガサ・クリスティならではの着想だな、と思ったよ。

■「カプリコン・1」/映画/1977年アメリカ・イギリス/監督:ピーター・ハイアムズ

人類初の有人火星探査宇宙船カプリコン1号が打ち上げられる事になった。しかし、その打ち上げ数分前、乗組員は船外に連れ出される。そして砂漠の真ん中にある秘密スタジオで、火星に行ったフリの芝居中継を打つコトになる。

元々は、「アポロの月着陸映像あれウソ臭いんじゃないの?」という疑惑から発想を得て作られた作品のようで、じゃあコメディなのかと思いそうだがそうでもない、シリアス寄りの話になっていた。

テーマというか伝えたいコトが何なのかは全く分からなかったが、逐一緊張感/バレるんじゃいか的気の持たせ方が投入されているシナリオ作りになってて、いい具合に乗せられた。過程過程を楽しめたのでそれでいい。

上記あらすじ分は実は尺にして前半の段階に過ぎない。どんどんとアクシンデントが積み重なり、後半は当初思い描いていたものから懸け離れた方向に話が進み、しかしラストは綺麗に着地する。綺麗に、というか消化不良な感じでもあるが、余韻/想像の余地を残す締め括りになっているので嫌いではない。ちなみに70年代の映画なので絵作りにも古さはあるが、それに関しても嫌いではなかった。

■「P2」/映画/2007年アメリカ/監督:フランク・カルフン

クリスマスイヴのニューヨーク。残業を終えたアンジェラはホームパーティへ向かう為に車に乗り込むが、エンジンがかからない。駐車場の警備員・トムに車をみてもらうが、やはりエンジンはかからなかった。しかもビルが施錠されていてしまい、外にも出られなくなる。それを知り途方に暮れていたアンジェラは直後、薬で何者かに眠らされる。そして気が付くとアンジェラは手錠をはめられ軟禁状態にあった。

限定空間、ビルの地下駐車場を舞台にしたスリラーで、案外グロいシーンもあるR18の映画。登場人物の数は限りなく殺ぎ落とされており、アンジェラと敵、両者のサシでの駆け引きに集中出来る。

極限状況下故仕方ないとは言え、アンジェラがパニックの余り下手を打つ(=話を転がすご都合主義に陥る)のがやや難。いや…でも結構頑張っているほうかな。13金系ホラーに出てくる被害者連中よりは断然頑張ってその瞬間瞬間での最適手を打とうとしてはいる。

そして、これは特筆しておくべきコトだが、アンジェラのお乳が素晴らしい。てそれだけでこの作品に対して緩めの評価になる。何かとお乳を強調。谷間/横乳、そして水責めの果ての張り付き等、監督は隙がない。

というワケで、突然理不尽に放り込まれた人を描いた作品としては充分に面白かったが、個人的にはこの手の理不尽系では割りと最近観た「バイオレンス・レイク」が強烈だった為に、やや霞んでしまった作品でもある。

■「3人のゴースト」/映画/1988年アメリカ/監督:リチャード・ドナー

史上最年少の若さで、世界最大のネットワークを誇るテレビ局IBCの社長に就任したフランク・クロス。局内ではその冷血ぶりが恐れられていた。クリスマスが迫ったある夜、フランクの元に前社長の亡霊が現れる。亡霊は、「視聴率の鬼」ぶりを発揮するフランクに、自分の二の舞にならないよう忠告し、これから3人の亡霊がフランクの元へ現れることを伝える。

これはクリスマスに見れば良かったかも的な紙一重の擦れ違い作品。まあ、一日ぐらいのズレは誤差だ。ていうか、毎日がクリスマスだ。

骨子はベタで、出世一筋だった主人公に、過去・現在・未来を見せ付けるコトで改心させるという物語。こういう「拝金主義から脱するコトで皆幸せになれるよ」な話は実際問題として完全には共感出来ないが、ファンタジーというかベタ倫理観着地としてはアリなので当作品もオッケー。

過去と未来はともかく、現在をどういう風に料理するのかなーというのが個人的には見どころになっていた。そういう風に来たか。吹っ切れてからの主人公の振る舞いはベタにも程があるのに、それでも何か涙ぐんでしまった。勢いか。勢いに飲まれたのか。

■「フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い」/映画/2005年アメリカ/監督:ジョン・シングルトン

感謝祭を目前に控えたデトロイト。小さな食料品店が強盗に襲われ、店主と買い物中だった中年女性エブリンが無残にも殺される。捨て子だったところを彼女に拾われたボビーは、エブリンの葬儀に出席するため久しぶりに帰郷、同じく彼女に育てられた3人の義弟と再会する。懐かしい我が家に揃った4兄弟だったが、思い出されるのは優しかった母のことばかり。兄弟は地元警察に頼らず自分たちで犯人を探し出し、復讐しようと決意する。

という上記のあらすじを見るとあんま面白そうに思えないだろうが、安定した出来。無難で、突き抜けているものは特にないが、この安定感は中々のもの。ハートウォーム物にアクションを加味させた感じ。逆ではない。アクションは調味料。しかし結構派手なコトやらかすので気が抜けない。

登場人物の黒人率が高いと感じた。監督が黒人だった様子。まあ、作中で黒人が一方的に善人というワケではなく、酷いヤツはとことん酷いのでニュートラルな視点のシナリオっぽい。

4兄弟の復讐行程、猪突猛進にも程があり、見ててビビる。予想外の行動が多く、先が読めなかったのもポイントが高い。倫理的にセーフなのかアウトなのか分からん。迷ったら、デトロイトだし仕方ないで片付けよう。

■「地上5センチの恋心」/映画/2007年フランス・ベルギー/監督:エリック=エマニュエル・シュミット

ささやかな毎日を送るオデットの楽しみは、大好きな作家、バルタザールの本を読むコト。しかし、バルタザール本人は悪辣な批判と不運に見舞われ続けていた。

開幕、化粧品売り場に眼に殴られたであろうアザを持つワケアリそうな女性が登場して売り場のおばさんに話しかける。ああ、このアザ女が主人公の恋愛映画なんだなーと思っていたら、おばさんのほうが主役だった。この時点でキツいものを感じていたんだが、見終わってみるとこれはこれで安定した内容の作品だったと思う。

作家とそのファン、二人が何だかんだで接近するという展開。特にこの作品では男性作家と中年女性という組み合わせで、中年女性視聴者に夢とファンタジーを与える内容になっていそうで、男性視点で観るとイラつきそうではある。しかし、この作品に出てくるオデットは「身の程を弁えている」賢さを有しているので、嫌悪感を抱くに至らない。そこが恐らく「恋空」辺りとの最大の違いになる。

本編と関ってない妙なユーモアが加味されているのもポイント。キリストっぽい人の存在とか、これ必要ないでしょ。最高。何回かミュージカルが入るが、これは邪魔だった。

■「シックス・デイ」/映画/2000年アメリカ/監督:ロジャー・スポティスウッド

クローン技術の発達により様々な動物がクローンで生み出される時代。ただし、創世記で神が人間を創った日に由来する法律「6d法」により、人間のクローンを作ることは禁じられていた。
ある日、ヘリコプターパイロットのアダムは、自分の誕生日の夜に仕事を終えて自宅に戻った。その時、彼は信じられない光景を目撃する。もう一人の自分が家族と誕生日を祝っていたのだ。

クローン等といった倫理的な問題を孕ませているテーマを扱っている作品は着地をどうするかに悩みそう。この作品は、「科学は悪くない。使い手次第」というありがちな前提ではあるものの、クローン別にいいじゃん的なラストを向かえているのが意外だった。もっとこう、自然に反するのはどうだの綺麗毎方面で纏めると思っていたので。

クローンネタならではの入れ替わり系トリック等もあまなく投入した上で、アクションで塗り固めたエンタメ映画。主役のシュワちゃんにアイルビーバックと言わせるお遊びもある。感想としては、極々標準的なアクション映画になるかな。

■映画365本/2011年/ルール

■自分ルール
・完結している映像作品1本視聴につき1カウント。基本は映画1作視聴につき1カウントになるが、1時間程度のVシネマや単発ドラマもカウントする。
→極端な話、10分程度の掌編もカウントする。ただし、DVD1本に複数短編が収録されているオムニバス系の類いは、全て観て1カウントが基本。

・再視聴分も最初から最後まで通して観れば1作視聴とカウントする。
→ただし、年間内での再視聴はノーカウント。例:2011年1月に観た映画を2011年12月に観ても二回目分はノーカウント。2010年12月に観た映画を2011年1月に観たらカウント。

・連続アニメ/連続ドラマは一期分全話で1作とする。

・ドキュメンタリーの類いもカウント。
→映画扱いでパッケージングされているドキュメンタリーをどう扱おうか迷ったんだが、アリにする。

・○部作はそれぞれ1カウント。例:「空の境界」七部作は全て観たら7カウント。

・その他、上記のルール外なケースが出た場合は、その時決める。

2011年は以上のルールで年間耐久レースに挑む。前年とほぼ同じで、数のみ跳ね上げてみた。2010年は100本をノルマにしたトコロ、案外簡単に達成出来た。

当初は2011年も、形骸だろうとデカくて切りのいい数字で「100本」にしようと考えていたが、前年で達成出来ているのでちょっと面白くない。目標値なんだし、2010年を上回る数字にしておきたい。365という数字は2010年に達成出来てないし、無理さ加減とのバランスを考えると、多分妥当。

「また映画か」という気分もあるが、折角生活の一部レベルまで習慣化出来てるんだし、続行と行きたい。

■「PARTY7」/映画/2000年日本/監督:石井克人

郊外のホテルニューメキシコに金を持って逃走するチンピラ三木が辿り着く。そこへ、金持ちと結婚するのに何故か金が欲しいカナが乱入。その一部始終をノゾキ部屋から、ノゾキの罪で出所したてのオキタと謎の男キャプテンバナナがじっと見ていた。

シリアスな背景の中、どうでもいいような庶民的な会話を繰り広げる展開。主にどうでもいいコトを起点とした言い争いが多い。観ていて最初の内はイライラしていたが、どうでもいい観が甚だしく、途中からマヒしてきてこのどうでもよさはアリかな、とか思えてきた。

チンピラ三木中心のホテルの一室、そしてオキタ中心の覗き部屋、この二つを舞台にした密室劇とも取れる。舞台芝居を見ているかのような中で、上記のようなしょぼい庶民の「あるある」的な会話を楽しめられるのなら尚良し。

■12月24日(金)/雑文

・今年視聴する予定の映画は残り8本。

・普通でありたいのか普通じゃないのを誇りたいのか、はっきりして欲しい。特にバンド関係。「普通だよね、ありきたりでどこにでもゴロゴロしている音楽だね」と言われたくないんでしょ? その一方で、「あの人、おかしいよ、普通じゃないし(笑)」と言われたくないんでしょ? はっきりさせてやろう。迷っているその時点でお前は世間の目を気にして右に倣う「普通」に過ぎない。

・今360の実績ってどれぐらいだったろうか。確か、13万3千前後だったと思う。予定していたペースだと12月終了時点で14万行ってなきゃならないんだよなあ。残り5日程度でそこに到達するのは無理だ。ギャルゲーブーストをブチかませと言われても、ギャルゲーは全て既に網羅している。舐めるな。

・撤去されたっぽい「スモークチキン」の後釜として、「味付耳焼き」なるイカの燻製系にハマっている。広義のスルメに属するツマミなので、アゴが疲れるというデメリットもあるが、今しばらくは飽きずに食べ続けるコトが出来そうだ。

・今月はどうやら月刊記事数が最多の月になりそうだ。三桁超えなければいいや。三桁超える月が出ると、サイドバーの「月別アーカイブ」で突発的に突き抜けてしまうコトになり、美しくない。

・何度か書いた気がするが、僕はこのブログを「自分の感想図書館を淡々と増築する」気持ちで運営/更新している。故に、世間一般のブログ管理人よりも、運営モチベーションの敷居が低いハズ。想定している世間一般の管理人というのは、『更新して、それに対して(好意的な)コメントが書き込まれる等のリアクションがあってようやく満足』という人が多いんじゃないのか。そういう仮定がある。つまり、更新即満足な自分よりもハードルが高い中で運営しているんだろう。数記事で放置されているブログを見ると、いつもそんなコトを思う。「ああ、『凄い意見です感動しました一生あなたに付いて行きます!』的なコメントが殺到すると勘違いしていたらそうでもない現実を食らったんだな」、と、いつも思う。

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■「無邪気な悪魔におもちゃが8つ」/映画/1974年アメリカ/監督:ショーン・マグレガー

感化院から護送される途中車が事故に逢い、チャンスとばかりに逃げ出した五人の子供達。彼らは、八人の大人がいる雪山の山荘に到着する。大人達は連中を保護するが、子供達は実は結構ヤバい奴等だった。だいたいそんな話。

結構なボンクラ映画。シリアスに恐怖を演出しようとしているのか、割り切って馬鹿やってるのか、どこまで本気なのか一切測れない。70年代作品なので、そう感じるのは仕方ないのかも知れない。

ストーリー的には意外性とかは一切無い。子供達が大人をどんな残虐な手法で殺すのかとかそういう部分を面白がれるかどうかで決まる作品だと思った。

前半、細かい部分でニヤニヤ出来る絵は多かった。知恵遅れっぽい男性がビッチから猛モーションを仕掛けられているのに全く気付かずに馬鹿リアクションしてしまうシーンは出色。その後の展開に何も影響しないってのもポイント高い。キャットファイトのグダグダぶりも面白かった。

何より、開始して20分ぐらいでの子供連中の殺人行為がセピア調&スローで描かれるのもツボ。このシーン、無駄に長い。5分ぐらいやってたんじゃないのかな。スロー演出がホント長い。「まだやってんのかよ」とイライラしたし、イラついている自分をメタ視点で把握して、それがまた面白かった。

■「9 <ナイン> ~9番目の奇妙な人形~」/映画/2009年アメリカ/監督:シェーン・アッカー

古びた研究室で、麻を縫い合わせて作られた人形が目を覚ました。腹部には大きなジッパーがつき、背中に「9」と書かれた彼は、自分が誰なのかも分からない。外を見ると見渡す限りの廃墟が広がっていた。茫然としていると、背中に「2」と書かれた自分と似た人形がやってきた。2は、壊れていた9の発声装置を直し、自分たちは仲間だと語りかける。

監督のシェーン・アッカーが卒業制作として完成させた11分の短編アニメ作品をティム・バートンが惚れ込み長編に仕立て直した作品、らしい。ティム・バートンは好きだが、どうにも乗れなかった。

人形や敵メカ、更には世界観の造型に魅力を感じなかった、というのが乗れなかった理由として大きい。人形はシンプル過ぎるし、敵メカもどこかで見たようなデザイン。驕った人間によって退廃した未来という世界観もまたありがちに感じた。どこか一つでも造型に秀でていると思わせるものがあれば違った感想になったかも知れないが、どれもこれも自分の中では使い古されているものばかりだった。

CGアニメ媒体、同時期に公開、物語導入がえらく似通っているという辺りで、どうしても比較対象に出がちな作品として「コラライン」があり、僕は「コラライン」のほうが好みとなる。

■「ユメ十夜」/映画/2007年日本

夏目漱石の小説「夢十夜」を原作とした、11人10組の監督によるオムニバス映画。第一夜(実相寺昭雄)、第二夜(市川崑)辺りまでは地味な感じだったんだけど、第三夜の清水崇ぐらいからやりたい放題になってくる。

以下、気に入った作品ベスト3。原作を蹂躙してそうな作品ほど上位になっている。

●3位:第七夜
監督:天野喜孝、河原真明
出演:sascha(ソウセキ(声))、秀島史香(ウツロ(声))

漱石をダシにてめえのナルシズムをただ表現している天野喜孝アニメ。ゲームのムービーみたいな印象で、話を楽しもうとする分には実は退屈ではあるんだが、映像の美麗さ、イマジネーションの圧倒さにKO。同様にPV的なカメラアングルでナルシズム全開だった「第四夜」には毛ほども惹かれるものがなかったというのにこちらは素敵な出来に感じたのは、もう好みの差でしかない。巨大魚に痺れる。

●2位:第六夜
監督・脚本:松尾スズキ
出演:阿部サダヲ(わたし)、TOZAWA(運慶)、石原良純

2ちゃんねる用語連発の吹っ切れたアレンジが強烈で、遺族に訴えられそうなレベルに仕上がっている。深読みすると、文学に落とし込まれた漱石を本来のエンタメに再構築させようという敬意の表れではないか、と思ったがまあそんなコトも無さそうだ。凄いシンプルな流れになっているのも良い。割り当てられた10分ちょいという制限時間枠で複雑な物語を作ろうとしないスタンスにも惚れる。

●1位:第十夜
監督・脚本:山口雄大、脚本:加藤淳也、脚色:漫☆画太郎
出演:松山ケンイチ(庄太郎)、本上まなみ(よし乃)、石坂浩二(平賀源内)、安田大サーカス、井上佳子

「あべし!」と言い放つ松山ケンイチや、ブタ鼻メイクの本上まなみが見れる、次元違いの作品で、連作ラストの10夜を飾るに相応しいアウトローさ加減が炸裂する。だいたい、脚色:漫☆画太郎って時点でヤバいってのは約束されている。ホント滅茶苦茶だった。

■「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」/映画/2008年アメリカ/監督:ベン・スティラー

アクション俳優のスピードマンは、ヒューマンドラマで知的障害キャラを演じてみるも笑い者扱いとなり、凹む中、戦争大作「トロピック・サンダー」の撮影に挑む。しかしクランクイン5日目で予算オーバーに陥りこのままでは撮影中止の危機になるため、監督は東南アジアの本物のジャングルで撮影を再開させる。

最初にウソ映画予告が数本入り、これが滅茶苦茶面白かったので期待値がえらい跳ね上がってしまったが、その後の本編はそれ程でもなかったか。「ズーランダー」が異様に面白かったのでベン・スティラー監督&主演作品にこうして手を出したが、期待し過ぎてしまったかも。この「トロピック・サンダー」は障害者関連からボイコットを受けた作品という前情報もあり、そこもまた期待を跳ね上げてしまっていた要因。

「ズーランダー」の衝撃さえ引けば、しかし充分面白い作品かも知れぬ。本気で戦いを仕掛けてくる東南アジア現地の住民に、これは撮影だと思いながら対応するスピードマンの図。特に後半に入ってからは映画のフラグをとことん茶化したシーンが連発してきて、酷い。スピードマンは頭空っぽだが映画馬鹿でもあるキャラ造型なので好感を持てる。

■武藤なみ「究極乙女 Lovely Girl, Beautiful Dreamer」/DVD

ロリロリしいプロポーションで、スリムなボディを堪能出来る。得意技は尻出しになる。セルフずり下げ。

和室チャプターが良い。白水着、変格であり胸部近辺はまるで裸エプロン状態で、テーブルをアイテムに様々なポーズをとっている。基本的に脚を閉じているタイプの乙女なので、たまに見せる開脚に多大な価値が生まれている。四つんばい状態で、片足のみテーブルに乗せているシーンが犬っぽくて良い。首輪が欲しいトコロ。

横乳も持ち技の一つだろうか。乳、サイズ的には小ぶりなので、映像からは柔軟性よりも弾力が感じ取れる。えげつなさよりもセクシーさ優先のDVDで、しかし可能な範囲の中ではベストを尽くしていると感じさせるプチエロな一作であった。

■「エル・トポ」/映画/1970年メキシコ/監督:アレハンドロ・ホドロフスキー

カルトな人気を誇っている作品らしく、独特の間合いで描かれる映画であった。昔の映画は得てしてそういうものなんだけど、それを差し引いても独特。個人的にはそんなに面白いものを見出せなかった。

中盤は自分にもまだ面白い。最強のガンマンであるエルトポが、砂漠に住まう4人の達人と対決する展開は純粋に盛り上がる。決着はあっけない上に意味の分からない部分も多いが、達人達の生き様や彼らとの禅問答染みた応酬に味を感じる。

全体に漂う退廃的でグロテスクな装飾がいいかも。砂漠にポツンと建つ石造建築物の壁に山羊の死体を磔刑にさせてる図とかウサギの死体が大量に点在している中での対決とかツボだった。リアルでフリークスを使っているってのは流石に引く。

■「グラン・トリノ」/映画/2008年アメリカ/監督:クリント・イーストウッド

ポーランド系米国人のコワルスキーは、愛車グラン・トリノを誇りに、デトロイトで隠居暮らしを続けていた。頑固さ故に息子たちにも疎まれ、亡妻の頼った神父をも近づけようとしない。彼の家に、ギャングに唆された隣家のモン族の少年タオが愛車を狙って忍び込むが、コワルスキーの構えた銃の前に逃げ去る。その後なりゆきで、タオやその姉スーを不良達から救ったコワルスキーは、その礼にホームパーティーに招いて歓待してくれたモン族の姿勢に感じ入り、タオに仕事を世話してやったりし出す。

骨子に関しては、「世代を越えて受け継がれるものがある」的な普遍物語で、オーソドックスもいいとこ。それなのに最後までのめり込むように視聴出来たのは、正調な物語を丹念に描いているのが好感度高めだったからかな。いやその辺が自分でもよく分からない。「ベタなので退屈」だったり「ベタなのに面白い」と作品によって正反対の感想になるのが分からない。この作品は後者。

もうこの映画とは特に関係ない話になるけど、役者が監督を務めるというコトに偏見を抱いていた自分だが(台本貰ってシーン毎に演じるのには長けていても大局観は育まれていないんじゃないのか的偏見)、役者は映画のパーツが組み立てられていく工程に長く関る存在なので、内情を理解しているからちゃんと撮れるのかな、とか考えを改めた。

■「バイオレンス・レイク」/映画/2008年イギリス/監督:ジェームズ・ワトキンス

週末のキャンプに出かけた恋人同士のジェニーとスティーヴ。「エデン」という名の美しい湖は、2人にとってまさに理想の楽園だった。しかし、大音量でラジカセを鳴らし、傍若無人に振舞うティーンの集団をスティーヴが注意したことから楽園は地獄と化す。最初は軽い悪戯から嫌がらせはやがて暴力に変わり、対立は対決へとエスカレートしていく。

DQNを扱ったB級バイオレンス物かねーぐらいの気持ちで観始めたが、想像を絶していた。観てて感情を引きずり出される強烈な作品で、具体的には、怒りが沸き起こる。揺さぶられた。クラクラ来ている。

途中からはDQNにイラつくぐらいで済まないレベルに突入し、怒り以外に、恐怖も感じ出す。完全に救いの無い作品だった。これでもかと容赦の無い絶望展開がラストまで続く。人間の残忍さ/剥き出しの殺意をビシビシと感じる作品で、真剣に恐怖を覚えた。大抵のホラーには恐怖を感じないが、これはヤバかった。ベタなフレーズになるけどやはり一番怖いのは人間だろうか。

理性を何もかも失った極限状態は、戦場に似る。戦争行ったコトない自分が言うのは不遜極まるだろうけど。戦争映画ではこういう剥き身の残酷さは得てして描かれない。正直他人に勧める気にはならないが、トラウマ級の作品に触れてみたいという人がいたら、是非鑑賞してみて欲しい。規制すべき傑作。

■「同じ月を見ている」/映画/2005年日本/監督:深作健太

幼馴染の鉄也とドンとエミの三人。エミの父が焼死した事件でドンは服役する。7年後、エミの心臓病を治す為に医者を目指している鉄也の前に、刑務所を脱走したドンが現われる。

観終わった今では可もなく不可もない着地であったという感想になるが、観ている最中は結構のめり込むコトが出来た。過程も案外ベタなんだが、何でこんなに集中出来たんだろうか。泥臭いストーリーに良くも悪くも昔の邦画の匂いを感じた。

対話の欠如が生む擦れ違いを描いているような作品かと思いながら観ていたが、そういや念力設定とかあったなと、終盤まで忘れていた自分がいる。

ドンの造型に関して、怨念情念を芸術としてアウトプット出来る人間はそういうものさ、という土田世紀観を感じた。十全にその観に共感は出来ないにしても、この作品の中はその観の支配下で物語は紡がれて、纏め上げられている。

以下、ネタバレ。

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■源すず「Super Positive」/DVD

予想していたよりも鼠徑部へのアプローチが激しくて収穫だった一作。シャープな顔立ちも良いし、各チャプター総じてアグレッシブで、ジャケット以上の内容になっていた。これを過激系のスタンダードにしたい。

ブラジリアンダンサー辺りを思わせるプロポーション&衣装。動きの仰々しさ、特に腰のグラインドっぷりもダンサーチックでどちらかと言うと陽性。ボディがトータルに褐色気味なので、日焼け跡や色素変更ラインのボーダーが無いのは新鮮。剃り跡も限りなく見せてないので、元から薄かった可能性も高い。

紐もしくはビーズのみで股間を縦ガードするチャプターは全て良い。変格ボンデージ風(ニアリーイコール緊縛姿)で野外、これがアウト気味で良い。もうちょい人通りの多そうな屋外だったら尚良かった。股座にビーズ一丁モードは、アステリスクも確認可能なレベルになっているので、アステリスカーも満たされよう。

■「ズーランダー」/映画/2001年アメリカ/監督:ベン・スティラー

男性ファッションモデル界のトップスター、デレク・ズーランダーは、モデル・オブ・ザ・イヤーでライバルのハンセルに敗れてしまう。友人をガソリンスタンドでの爆発事故で亡くしてしまい、故郷に戻って家族の絆を確かめようとするが、炭鉱夫である父親や兄弟はデレクにいい顔をしない。そんな時、今をときめくファッション・デザイナーのムガトゥが新しいコレクションにデレクを使いたいと言い始める。しかしムガトゥには別の目的があった。

上のあらすじの段階でワケが分からないだろうが、これは当たりだった。コメディにも色々あるが、矢継早に自分好みのネタを連射してくるタイプの、濃度のある一作であった。ネタが連発されて、尚且つヒット率が高いってのは中々巡り合えないので大収穫。終始ニヤけっぱなしだった。

デレクの馬鹿さ加減がこちらの予想を上回ってくれるのが良い。予定調和なボケツッコミが繰り返されるのではなく、一つ一つが想定外で新鮮。惜しみも無く連射されるこの濃度。久々に、『この面白さを解体して自分の物にしたいがやっぱそれはやめていつまでも客の立場で楽しませて貰おう』と脳内で二転した感想に至った作品。

自分がこれまで観たコメディでも相当上位に入る映画。ベン・スティラーの名は覚えておくか。

■「Perfect Blue 夢なら醒めて」/映画/2002年日本/監督:サトウトシキ

フリーターの利彦はアイドル予備軍・浅香アイに夢中だ。メジャーアイドルを目指すアイは、ある日コンビニで働く利彦と出会う。アイの事なら出身地から通っていた歯医者まで、知らないコトは何もないと告げる利彦に、アイは驚く。

「夢なら醒めて…」の実写化作品。「パーフェクトブルー」という名のアニメ映画と原作を同じにしているらしいが、アニメとは全く別な内容になっている。こちらは原作準拠な内容なんだろうか。今敏が如何に原作を崩していたのかに驚ける。

序盤から気になる要素満載で面白かった。利彦とアイのエンカウントも案外早い。利彦をストーカーと予測してそれでも構わないというアイの発言が意外だったが、それ以上に、その場での利彦の発言が突拍子もなくてビビった。その段階でまだ尺にして半分ぐらいのトコロだったからなあ。ここからどうやって話転がすんだよと、まるで先が読めない面白さがあったよ。

アイドルマスターをプレイしていた身には、マネージャー視点でも観れた。本来ならストーカーの利彦に自分を重ね合わせて観るハズなのに。利彦は何もかもが超え過ぎていた。

純然たるサスペンスかと思っていたら、超展開を見せるのも面白かった。こういう映画なのかよと。奇想系じゃないか。

終盤になってようやく纏め方が見えてその通りにはなったが、物足りなさは感じず。充分楽しめた。楽しめたのは、浅香アイ役を可愛いと感じたってのも強い。未だに視聴の残留が抜けてない。

■「マインドハンター」/映画/2005年アメリカ/監督:レニー・ハーリン

FBI心理分析官の候補生達が、ノースカロライナ沖の孤島で最終試験を受けることになる。開始早々に訓練生の一人が罠にかかって死亡し、島に本物の殺人鬼が潜んでいる可能性が浮上する。

絶海の孤島シチュエーションで、一人一人殺されていくクラシックミステリの様相をなしている作品。割りと面白かった。犯人が「視聴者がマヒしてきた頃に生死の確認がぞんざいなまま退場したヤツ」ってのもクラシック。でも面白かった最大のスパイスは全く期待出来ないタイトルのお陰だろう。上手いコト自分の期待値を下げていたんだと思う。原題からして「Mindhunters」なのね。テキトー邦題かと思ってた。

伏線の妙技、というものは特に感じなかったので、正調ミステリというワケでもない。勘以外で当てられないんじゃないのか、犯人。作中でプロファイラーならではの分析が入る辺りは中々に楽しいものがあった。

■「ヒックとドラゴン」/映画/2010年アメリカ/監督:ディーン・デュボア クリス・サンダース

遥か北の海に浮かぶバーク島に暮らすバイキング一族は、長きに渡りドラゴンと争い続けていた。鍛冶屋で修業中のひ弱な少年・ヒックは、立派なバイキングになることを夢見ているが何かと問題を起こすばかり。村にたびたび襲来するドラゴンとの戦いにおいていつも邪魔者扱いされていた。ヒックの父・ストイックは村の長であり、彼も息子の扱いに悩んでいた。

映像の素晴らしさに尽きる。最初暫く「え? 実写なの? 間違った?」と混乱してしまった。デフォルメの効いたキャラクター/世界造型を、これ程の映像で再現しているのは、もうそれだけで素敵。完膚無きまでに叩きのめされた。ツルツルでカラフルな映像ばかりでイマイチに思っていたCG系作品が、今やここまでシックで木目細かな色彩で纏め上げられる時代になっているのか、とはティムバートン系でも感じていたが、今作品でも改めて感動。

と、それだけでもう満足なんだけど、更には動きも極上で、冒険活劇としての面白さに存分に浸るコトが出来た。この映像クオリティでここまでグリグリと動くのか。空を美しく描くシーン等も、作り手の意図しているであろう通りの美しさを感じられる。免疫の無い時分に観た宮崎アニメのあの高揚を味わえた。

ストーリーのベタさ加減ですら気にならない、というかこれでいいという気分になってくる。もうワケが分からないぐらいこの作品に感動したので、アバタもエクボになっているのかも知れないが、観終えた今この瞬間の興奮をここに刻んでおこう。あー、観て良かった。大当たりだ。

■「GO!GO!ガジェット」/映画/1999年アメリカ/監督:デヴィッド・ケロッグ

事故で半死半生に陥った警備員のブラウンは、極秘の改造手術を全身に施す事によりハイテク・ロボ捜査官として生まれ変わる。全身に仕込まれた最新鋭の装備を駆使し、彼は「ガジェット」の秘密を手にして世界征服を狙う犯罪者・クロウに立ち向かう。

ヒーローコミックを実写化した作品。元々がスラップスティックなコメディらしく、この映画も非シリアスで、仰々しい演出を気楽に楽しめる内容になっている。冴えない主人公、憧れの女性、社会的地位のある悪役、とお馴染みの設定の中、コメディが延々と繰り広げられる。

ディズニーなので安定した作りではあるが、行儀の良さでややパンチに欠けている印象もある。もっと酷い方向にはっちゃけられたほうが好みだが、たまにはこういう無毒な範疇のギャグ縛りもいいかなという気持ちに落ち着く。時間も1時間半に満たない程度でサックリ楽しめる一作。

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(これは藤林杏の為の歌じゃない)
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(失った信頼の為に黙祷するやつはいない)
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(あの生き物はマス受けするTシャツ男になるつもりはない)
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