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  2. 2017年12月

■12月まとめ/100冊読書/2017年

■2017年12月/読書
085:一肇「フェノメノ」(星海社FICTIONS)12/01読了
086:「銀河の夢」(集英社文庫)12/02読了
087:麻耶雄嵩「メルカトルかく語りき」(講談社ノベルス)12/03読了
088:らきるち「絶深海のソラリス」(MF文庫J)12/03読了
089:赤川次郎「魔女たちのたそがれ」(角川文庫)12/03読了
090:御影瑛路「空ろの箱と零のマリア 4」(電撃文庫)12/04読了
091:師走トオル「僕と彼女のゲーム戦争 9」(電撃文庫)12/04読了
092:赤川次郎「ミステリ博物館」(角川文庫)12/05読了
093:夢枕獏「キマイラ2 朧変」(角川文庫)12/10読了
094:一肇「フェノメノ 弐」(星海社FICTIONS)12/10読了
095:赤川次郎「明日を殺さないで」(角川文庫)12/10読了
096:ダン・シモンズ「カーリーの歌」(ハヤカワ文庫)12/11読了
097:御影瑛路「空ろの箱と零のマリア 5」(電撃文庫)12/14読了
098:夢枕獏「闇狩り師 1」(徳間文庫)12/25読了
099:赤川次郎「哀愁時代」(角川文庫)12/25読了
100:夢枕獏「キマイラ3 餓狼変」(角川文庫)12/30読了

12月は読了が16冊で、年間100冊達成。

こんなギリギリクリアな数字になるとはなあ。110冊ぐらいはいけると思っていたのに。ラスト近辺は無理矢理調整した節もある。

先月に引き続き赤川次郎が面白い。ラノベ以前にラノベ以上にラノベしている小説があったんだな。読みやすい上に中身も面白いって貴重な存在。

2018年も100冊目標で読書は続行するよ。2017年がこうも際どかったので、序盤6月ぐらいまでは飛ばしておきたいなあ。

■天野喜孝「アモン・サーガ」(原作:夢枕獏)/徳間書店

ファンタジー作品。酒場でひと波乱起こした謎の少年アモン、彼が巨大な亀の上にある都市で募集している戦士の試験に挑み、採用されるトコロから始まる。世界観というか画風(陰影の付け方)というか、寺沢武一漫画っぽいサムシングを感じさせる。

昔の漫画故か、天野喜孝が漫画作法に慣れてないが故か、読みにくい作品であった。視線誘導とか読者を甘やかしてくれる技術に関しては無視してもいい時代だったんだなと感じた。読者が頑張ってついてこい、みたいな。

全6話、この一冊で完結という形にはなっているんだろうが、消化不良な終わり方。仕込みも回収されてないし、普通に打ち切りな部類に入るんだが、もともと終わらなくてもいいぐらいの気持ちでやっていたのか、作画担当の気力切れを加味してここまでにしておいたのか、読んでて見当が付かないなこれは。

天野喜孝が描いた漫画、という意味では希少価値があるのかも知れない。ただ内容自体は別に面白いとも感じないものだった。そんな感想で終わる。

■夢枕獏「キマイラ3 餓狼変」/角川文庫



九十九が自信を失い、そこから回復する巻。敗者へのフォローを入れまくる作者なので、この流れも当然。初登場時モブ同然だった坂口とか菊池とかにもフォロー入るからな。九十九再生物語はあって当然。

驚いたのが、龍王院弘が九十九に負けるという点。九十九復活の締めくくりとして相応しい相手に違いないけど、もっと上行ってそうなキャラだと思っていたので意外。弘さん、前巻で異形のキマイラにビビっていたけどまあ人外だから仕方ないと思ったのに、この3巻で人間に負けてしまうとは。で、また今後は龍王院に対するフォローが入ったりするのかな。

フリードリッヒ・ボックなる新キャラが出てこちらが次なる九十九の乗り越える目標になりそう。九十九絡みで話が進んでて、主人公影どんどん薄くなっている。

台湾に存在していた第三のキマイラ「巫炎」が登場し、作中でキマイラというのがチャクラ関連の外法によるものらしい、と明かされる。あやふやなまま終わりそうな部分に早くもちゃんと理由付けしてきたのは嬉しい。

■橋本智広・三好智樹「中間管理録 トネガワ」(原作:萩原天晴・協力:福本伸行)6巻/ヤンマガKC



ツイッターでの帝愛アンチの正体が判明。えーと、この人誰だっけ? マルチに騙されてた人? 能力を買われて利根川の温情で帝愛ツイッター担当になるけど、ゆるい。その判決、実にゆるい。本編はこんな人情漫画じゃなかったよなあ。それっぽいまとめ方しやがって。で、このツイッターネタはこの巻ラストでも再び登場、利根川の期せずの縦読みによって大炎上にて終了。炎上したけど結果的にフォロワー爆増でノルマ達成かと思いきや当然それは無理というオチ。再登場はまた何かインターネット絡みで活躍するのを期待したい。

会長の影武者たるまさやんにまつわる話も収録。ほぼアニマル扱いしてて、それが(ネーム含め)通っているのが面白い。最後に登場した黒崎が「これ」呼ばわりして美味しいトコ持っていくのが素晴らしい。黒崎、空気一切読まずにガンガン正解掴んでいくのが良いな。こういうタイプリアルにもいそうだ。

会長が拗ねる件に関して、女黒服のアドバイスが効く話も面白い。会長を女子と見做す行為が是に転がる。何だろ、前述の黒崎ってこういう部分含めて無意識に上手く立ち回れているんだろうかね。

■週刊少年チャンピオン感想 4+5号(2回目)/2018年

二回目というか、本年度のチャンピオン総括的なもん。まあ、一番印象に残っているのは裏表紙が毎度ソシャゲの広告だったってコトなんだがな。

■BEASTARS
連載開始当初は何も気にしてなかったけどいつしかチャンピオンを読む原動力の一つになっている作品。絵は雑なので単行本買って改めて読む気は無いんだけど、毎度展開が気になるんだよなあ。これぞ週刊連載の醍醐味というか。

■ロロッロ!
一話完結的な漫画でありながら、設定引きずりまくりの初見ご退去願いますな作品な状況にビビる。で、これって結構人気あるの? みつどもえが別に好きでもなかった自分なので今の安定地位に関しては意外な感じ。

■刃牙道
前も書いたけど、刃牙感想って5分アニメの感想書いている気分になる。今年の頭ってどこからだったっけ? 武蔵が警官相手に無双していたのってのも下手したら去年の話だよな。この漫画、行間を読ませる作品だったのに180度変わっちゃったよなあ。

自分は漫画における担当の存在ってのは害しかないと考えている。だけど、昔の漫画って、作者が何描いたか覚えてなくてそういうのを指摘する存在としては担当は重宝されるんじゃないかとも思う。

キン肉マンとか男塾とか、かつて熱狂的なファンだった人が担当について、過去作の設定を徹底的に覚えててそれを作者に伝えて作品に反映させる、みたいな形だと作品の矛盾も薄まってステージアップするのではないか。

で、いま刃牙に必要なのはそういう担当なんじゃないかと。板垣恵介が大御所/雑誌の稼ぎ頭と化してて、何も言えない状況でしょ。ツライだろうけど言っちゃえよ。

■弱虫ベダル
雑めのこの作画で看板背負っているってのは、画力が無駄に上がっている今日日の漫画業界で多くのワナビに夢を与える存在だなと思う。絵が微妙でも面白いストーリー作れれば大成出来るんだ!的な。

■六道の悪女たち
謎に包まれていた向日葵のひととなりがそこそこ判明したものの、それでもなんかしっくり来ていない自分がいる。この漫画での未回収ネタに六芒星のモテモードの謎があり、そこが未だあやふやな状況なのがな。伏線を即回収しない時代になったが故の喉の引っ掛かりというかネ。

■ベルリンは鐘 ヤッホー!
四コマは強いな。いや、四コマってよりも、非連続なので飛ばしたとしても何となく読めるってのが強いのか。チャンピオンのこち亀だよ。今回は普段のシュールさも薄まって年越しムードでふんわり優しい話ばかりだった印象。

■あつまれ!ふしぎ研究部
イカ娘では思いついても破棄せざるを得なかったエロネタをじゃんじゃん投入出来て、作者もきっと羽根を伸ばしている。そんな印象。そういやこの作品もサザエ時空に突入してるのかな?

■ヒマワリ
アイドルとして大成したい的な夢追いストーリーで、基本共感度低い漫画なんだけど、これ、読むタイミング次第では刺さっていたかもなーと思うコト屡々あるんだよな。こういう漫画を鵜呑みにして前向きに頑張るのもありでしょう、と思う一方で、こういうのに影響されて人生無為に過ごす層も出ちゃうんだろうなーゲラゲラと笑う怜悧な自分もいるのよ。うーん、ホント難しい。

■吸血鬼すぐ死ぬ
安定の一作。自分がチャンピオンを読む理由は刃牙とこの作品。結果的に捨てキャラがいないのが優しい世界。ぽっと出のその場凌ぎな新キャラもちゃんとその後フォローがあるからね。「漫画家は最終回までの道筋を何から何まで全部考え抜いて描いているんだ」というガキの時分の幻想をそのまま受け入れてくれそうな作者である。

■魔法少女サイト
展開遅めで作画安定系になるのかな? そういう意味では自分の中で鮫島同様のポジションになりつつある。

■鮫島、最後の十五日
自分の中ではこの漫画はブリーチになっている。大ゴマと予定調和(ベタ)で乗り切るような作品。別に薄いだの悪い意味ばかりではなく、そこまで軌道に乗せる大変さを思えばよくぞまあこれが許される状況まで上り詰めたなあと、羨ましい気持ちが強い。

■囚人リク
今年の囚人リクはバブみに尽きる。

■魔入りました!入間くん
設定が不安定というか、魔族の価値観が不明瞭な中でよくここまで続けているなあと感心。好きな作品なので、このままあやふやで行こうとガチ設定煮詰めていく方向で行こうと、多分どっちに転んでもついて行けそう。

■ハリガネサービス
一戦一戦が長いので、一年前に何やっていたのかまるで覚えてないよ。あと過去回想における親が毎回クズなんだけど、親がクズだと子はバレーに走るんだろうかね。

■Gメン
仰々しく登場した竹内克巳、これって連載内で出てきたキャラなんだろうか。それぐらい過去の敵の印象が薄い。

■GREAT OLD
既存漫画のお約束/セオリーを踏み躙る展開が好き。飽きやベタに対するカウンターが根底にありそう。連載当初は余りにも基準が見えずとっかかりにするものがない為どう転んでも「あ、ハイハイそうですか」系の作品になりそうだったけど、今は読者が分かりやすく注目する部分が出てきたので一安心。

■おタエさんは今日もたべたい
一時期読むのを断念しつつあったが、なんとか盛り返してきている漫画。でもそろそろまとめに入って来てそうな雰囲気出している。曖昧な部分をロクに説明せず、それでいてページを無為に使ってそうなエピソードもあったりで、正直作者のペース配分がわからない。

■出陣★昆虫武将チョウソカベ!
ドカベンとこの作品だけは今読んでないのよ。チョウソカベ、コチャコチャしてて再読三読に耐えうる作風なんだけどなあ。イマイチ乗れずフェードアウトさせてしまった。

■12月28日(木)/雑文

・ストロングゼロ、以前合わない的なコト書いたけど今はもう飲める。むしろ酔うのに安上がりで重宝している。ていうかゼロじゃないストロングなんちゃらで充分。問題として、これ炭酸飲料感覚でひょいひょい飲めるので、休日起きて数時間後に飲み始めてしまっているという点かな。休日、起きてアルコール酔ったらお布団数時間後目覚めるってのを三回ぐらい繰り返してて、ホントただのアル中になってる。

・で、休日は本来小説を黙々と読む時間に充てがいたかったんだが、上記理由により慢性的に酔っ払っててとても無為に過ごしている。来年はどうにかして積ん読崩ししたいんだよ。

・こっそりジャンプ感想を終了した。ブラクロとかハイキューとかヒロアカとか、今や準看板になってる作品群を読んでない自分である。もう読者として不適格。読んでないというか、連載開始時早々に切ってしまったんだよな、これ続かないだろうと。で、続いている。ジャンプ作品に関して判断力が無くなってしまっているってのを痛感。でも青春兵器は好きなので単行本買おうかなー。

・スーパー主体にして一ヶ月以上経過しているんだが、既に飽きてきている自分がいる。スーパーの肉、飽きてきた。これは意外だ。肉なんて一生飽きないレベルの食い物だろうと思っていたのに。身体が何を欲しているのかたまにわからなくなる。米か? いまはもしかして普通に定食とか食いたい時期なのか?

・毎年この時期は「いつも普段やらないRPGとか崩したい!」と思っているのに、またウィンスト繋ぐだけの生き物になっちゃってる。来年のGTASCが始まったらエンジンかかるのかなあ。

  • Genre:

■赤川次郎「哀愁時代」/角川文庫



ある冬の日、24歳のOL・雨宮純江が同じ会社の中年男性に処女を捧げる。その後彼女はどうなったのか? このプロローグが終わると、雨宮純江の大学時代から改めて物語が始まり、彼女の人生が描かれる。

ミステリ的なオチは無い。が、それでもどうなるのか気になってページを繰らせるいつも通りの赤川次郎であった。純江、何度も貞操の危機に直面するものの、プロローグで処女を捧げているのでどうにかして回避するんだろうなーと読んでた。何だかんだで横やりが入る。こう書くとコメディノリなのかと思われそうだが、この作品はひたすらシリアス。

運命に翻弄された、としか言いようがない展開であった。とことん悲惨で、どうしてこんな不遇を逆転もなく与え続けるんだろうかとしか思えない展開であった。家族崩壊で狂わされた人生、せめて家族再生の爪痕を残そうとしての導入だったんだろうが、それが報われているのがせめてもの救いか。

■夢枕獏「闇狩り師 1」/徳間文庫



知力の高いマッチョの九十九乱蔵を主役に据えた連作短編集。

裏表紙に「妖魔封じを稼業とする祟られ屋---いわば《現代の陰陽師》である」と紹介されているが、現代の陰陽師ってのはダブルミーニングなのかな。前も別の闇狩り師の感想で述べたが、同作者の「陰陽師」シリーズを、舞台を現代に置き換えたような作品群だし。怪異が起る、乱蔵がその妖魔を解説しつつ解決、という流れ。

妖魔相手に九十九乱蔵のマッチョ設定は話的にはそんな活かされないだろーと思うが、人間相手に無双する様もだいたい毎話あり、爽快感に繋がる。また、たまに妖魔相手にもそのマッチョっぷりで強引にねじ伏せる。巨漢で頭がいいってのも、当時としてはもしかしたら珍しい設定だったんじゃないかなあ。一人称オデ系じゃない、スマートな精神のマッチョ。

何か似た設定の話も多いんだが、そこはもうこの作者のテンプレなのかもなあ。妻もしくは娘が夜な夜な淫乱になるのでどうにかして欲しい、みたいな導入、これ前も読んだよ。もしかしたら、陰陽師でも読んでるかも知れない。

■12月22日(金)/雑文

20171222

来年のGTASCチームを結成。ぽろさんと組むよ。

2018年のチームは二人制である。2017年が5人体制であった反動もあり、非常に寂しいね。このスカスカのチーム画像、ホント寂しい。

チーム名は構成メンバーの頭文字「ポ」と「ラ」で浮かんだのがポーラスターかポラリスぐらいだったので前者を採用、それだけじゃ何となく物足りないので現時点での二人の総ゲーマースコアを追加。

全く無関係な「KOKUJIN」とかそういうチーム名にしようかとも迷ったが、無難な名前にしておいた。

「KOKUJIN」、心残りはあるな。お互いアバターが白塗り系で黒人とかけ離れてて意味不明感が甚だしいし。「KOKUJIN」は万能で、そんなふざけた名前で生き残り続けるのもまた愉悦なんだが、まあ来年以降に使えばいい。

このチームで出し切る。2018年が最後のガチ。2019年以降は参加するにしてもユルく行くよ。何か毎年そんな気持ちで挑んでいるな。毎回引退宣言しているパヤオみたいなもんだよ、自分は。

■週刊少年チャンピオン感想 4+5号/2018年

■BEASTARS
ピナが生意気モードでレゴシに絡む。レゴシ、モノローグで能天気で本能任せなピナをディスっているが、その生き様を理解する時が来る仕込みだろうなコレ。

レゴシ、ゴウヒンの下で食欲という本能を押さえ込む修行に励む。これ効果あるんだろうか。賢者化しちゃいそうだけど、それで強さを得られるのか、この漫画の解答が楽しみだ。

■刃牙道
直筆サイン色紙と扉絵、これ一応違うのか。

『「師」は誰か………?』
脱力ネタは当の武蔵であるが、ゴキブリに更なる可能性を見出したのが刃牙。「師はアンタとゴキブリです」という煽りが欲しいトコロ。ゴキブリ扱いされても武蔵はキレないのか、試して欲しい。ていうか武蔵を如何にしてキレさせるのかもこの戦いの見どころの一つではないだろうか。あの人何言われても飄々としてるし。

百の殺意で開眼したガイアの先読み技術もここに組み込まれるのか。何かこのガイアは本当にガイアなのか怪しいけどさあ。ノムラっぽいよ。最近のガイアはずっとノムラっぽい。

■弱虫ペダル
手嶋に才能あっちゃ駄目だろ派なのでちょっと納得感が薄いんだが、中心になって周りを動かすのが上手いという表現は裏方の持ち上げ方として良い言い回しだなーと思った。脇役だけど中心。

■毎度!浦安鉄筋家族
極寒な中でかき氷系アイスを充てがわれる春巻。何気に爪が剥がれてる描写が見ててて痛いよ。そんな状況下で食欲あるのか。自分が同じ立場なら無理せず冬眠モードに入るな。

■六道の悪女たち
六道以外の連中の名を乱奈が呼んで鬼島編大団円。クララが立った的。読んでて軽く涙ぐんだ自分がいる。ホント涙腺弱くなったわ。

■ヒマワリ
二人しか練習していないのにオーディション当日に。上でドタドタしてたのでリズムを覚えちゃったとかそういう流れになるのかな。普通に落ちたら「作者ここからどうするの」感があって面白いんだが。

■吸血鬼すぐ死ぬ
これはもしかしてヒナイチが過去にドラルクと会っていたあのネタにつながるのだろうかと思ったが、年齢が違うか。

大人に戻ってもこの幼児化の記憶が残っていたら面白い。ちんちんを引っ張らせたコトとか、引っ張ったコトとか覚えてて欲しい。

■魔法少女サイト
触れていたのでチャージされていたという逆転。この一撃で倒せるとは思えないが、倒せないともう打つ手も無さそう。援軍到着かね。何だかんだでちっこいのが来てくれるのかね。

■鮫島、最後の十五日
不完全燃焼で生ける屍状態になっていた父の姿を見ていたが故に鮫島は力を毎度毎度出し切って戦っている模様。これは腑に落ちる理由で宜しい。かっこいい生き方というだけではない、父の影を避けようとしている結果というのが良い。

■囚人リク
このハッタリが上手くいったとしてもリク自身が危険に晒される。そこでまた一つドラマを作るんだろう。週刊連載はハラハラの連続、という荒木飛呂彦的作劇を忠実に守っている作者だ。良い。

■星の騎士
途中で出てきた戦士が姉なのか新キャラなのか分からなかったよ。いや姉なんだと思ったけど、新人なので掻き分け問題もあるし、あと台詞回しでちょっと混乱してしまったよ。

■魔入りました!入間くん
あの入間が私のファンなのでつまりは自分のほうが上、みたいなオチでいいよ。それぐらいほのぼので終わっていい。ズラを取った時は男なのかと怪しんだが、そういう読者は自分以外にもいるだろう、きっと。

■ハリガネサービス
監督、私情を語る。毎回この漫画の過去回想は家庭問題やいじめが生々しくてビビる。下平、闇落ちしかけていたのは自覚していたのか。ていうかあの時ってどうやって復帰したんだっけ。イベントも無く何となく戻った、なんてコトはないよなあ。なのに思い出せない。

■GREAT OLD
ムチムチ巨乳のサービスシーンよりも主人公(男)のほうが何故かエロく感じてしまったので自分はもう末期。

■12月21日(木)/雑文

・先日読んだ「フェノメノ」2巻に100円以下で作れるラーメンがあった。生麺にもやしとタマゴを入れるだけ。で、これを実行してみた。ただ、アレンジとしてニンニクをねじ込んで疑似二郎系ラーメンにするというやり方で。うむ、充分満足出来るラーメンであった。チャーシューが無くともニンニクともやしでそれっぽさが出る。

ていうかニンニクは割りと万能なのではないかと思い始めている。

更にその延長として、これラーメン無しでもやしだけでもイケるんじゃないかという考えも生まれている。ラーメンのスープの代用を何にするかという問題はあるが、醤油でいいんじゃないのかね。もやしは万能かも知れない。何より安いのが強い。自分は今、高槻やよいの領域に突入しつつある。

・肉を焼く際、長葱をハサミでジョキジョキ切って一緒に焼くようにした。で、ネギ美味い。辛いので恐らくロクに火が通ってなかったんだろうが、それでも良いアクセントになった。ネギともやしが最近の自分が見出した新たなる可能性。

  • Genre:

■ゆでたまご「キン肉マン」58巻/ジャンプコミックス



キン肉マンVSネメシスが収録。決着まで辿り着いていないものの、ほぼキン肉マン勝利か?という引きで終了する一冊。

ネメシスことキン肉サダハルの過去が色々と掘り下げられる。キン肉マンの父とハラボテを通して。どう考えてもネメシスを応援したくなるんだがこれ。「信じる甘さ」、これはリアルじゃ避けられない案件で、夢見がちな理想主義者がたまたま上手く行っている中ではこういう考えの持ち主が警告するのは大事。負けても再びキン肉族に組み込まれて、そういう意見を出すポジションに落ち着いて欲しいなあ、ネメシス。

ネメシスにピークア・ブーだけではなく、ネプチューンマンまでもがエールを送っているのが熱い。ネプチューンマン、この戦い前日にキン肉マンに喝を入れていたけど、それはそれこれはこれ的にネメシスに喝。どっち付かずというよりも、お互いベストを尽くせ的な応援でとても宜しい。

■谷川ニコ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」8巻/ガンガンコミックスONLINE



再読。修学旅行編前編収録。再読した理由は、田村ゆりとは果たしてどういうキャラだったのか、初登場時の状況を振り返りたかった為。

連載を追っていると、今の田村ゆりはもこっち同様のぼっちキャラみたいな模様。
一応最低一人友達はいて、修学旅行では数合わせ関係であぶれて仕方なくもこっちの余り物チームに含まれただけで、極々平均的な女子高生な雰囲気。で、改めて修学旅行前半を読み返してみたんだが、田村さんやっぱこの時点ではそんなにサイコなキャラには思えないよ。淡々ともこっちのおかしな行動にモノローグで突っ込むぐらいの平凡な存在に過ぎない印象だナ。

まあでも田村さんにとってはこの修学旅行が転機だったんだろうなあ。ギリギリ最低限の友達しかいなかった中、頓狂なもこっちや吉田を知って、強引に新たな交友を開拓した、みたいな感じで。

ヤンキーこと吉田が初登場から加速度的に印象アップしているのがこの8巻の特徴でもある。まあ、ヤンキーはマジでこんな感じだと思うよ。存外、偏見無く誰とも接するのがヤンキーだよ。

絵文字の刺々しさも今のもこっちラブな状況を思えば微笑ましい。この時点ではホント印象悪かったんだけどなあ。第一印象とその後の印象を反転させる展開がマジで上手いと思う。担任も最初は嫌な感じだったのにどうでもよくなった(というかもこっちの自意識過剰に対してむしろこれぐらい無頓着なのが大人だよなという感じ)し、ネモは親愛の表現かもしれないけど土足で踏み込んでくるのが逆にちょっと苦手になってきた。なので、ネモがここからまた好感度を挽回する展開になると予想している。

■12月18日(月)/雑文

・「キャベツ太郎」のバッタモンと思しき「玉葱さん太郎」なるスナックがそこそこクオリティが高くて重宝している。キャベツ太郎の紛い物として、十二分なパフォーマンスを演じてくれている。

・「ペヤング もっともっと激辛MAXやきそば」を未だ見かけていない。気になる商品で、見つけたらきっと5個ぐらいまとめ買いする予定。コンビニ先行だっただけで、今はもうどこでも売ってるハズなんだが無いんだよなあ。気になると言いつつも、通販で買うほどの興味は無いという、微妙なポジションだったりもする。

・スーパーに足を運ぶようになってそろそろ一ヶ月経過する。調理済ではない肉を買って、フライパンでテキトーに炙って食う生活も当たり前になってきた。既製品じゃなくても、フライパンという一手間でちょい安で済ませられるというのを知りつつある。

で、その肉であるが、今の自分の格付けでは牛肉がベスト、次点がラム(ジンギスカン的なもの)になっている。豚肉はフライパンに臭いが残る関係で微妙、鶏肉は焼き鳥とか既製品でたまに食いたいぐらいの評価に落ち着く。まああれだ。羊肉に対する自分の評価の高さにてめえで驚いている。

肉を焼く際に、添え物として、玉葱輪切りor長葱ぶった切りがそれだけでいいアクセントになる。しかし、今日日の玉葱って結構高いのね。じゃあ長葱で行くかね。包丁使うの面倒なので、ハサミで切ろうか。


■「アケアカNEOGEO ザ・キング・オブ・ファイターズ’97」(1000/1000G)/対戦格闘

20171217kof97

小出しにオロチ四天王を毎年ボスとして出していくのかと思っていたのでニューフェイス三人が皆四天王と知った時は驚いた。矢吹真吾がまんまさくら設定(主人公の追っかけ)で悪い意味で驚いた。「そ、そこまで何でもカプコンを模倣するの?」と。

■オリジナルモード20万点
難易度を下げれば、ジャンプB、着地にしゃがみB、相手の起き上がりにワンテンポ遅らせてしゃがみB、だいたいこれでいける。自分は不知火舞メインで。難易度変更以外にも中断セーブもあるのでラク。

■キャラバンモード8万点
2チーム倒せばまず届く。不知火舞で。後述のチャン・コーハン法でも良さげ。

■ハイスコアモード12万点
12万は3チーム倒すぐらいで届くスコア。3チーム目からいきなり強くなって困った。チャン・コーハンのY連打&前進で削ったりして2チーム目までは余裕。3チーム目も何だかんだでチャン・コーハンでいけたが、運が良かったのかも。3チーム目、韓国チームになって、チャンとチョイはいつものY連打前進、キムはしゃがんで端で待ってたら走ってくるのでそこでY連打、で倒せた。たまたま3チーム目弱かったような感じ。

■御影瑛路「空ろの箱と零のマリア 5」/電撃文庫



大嶺醍哉の箱「罪と罰と罪と影」は罪を自覚させる。小林玉美みたいなものかなーと思いながら読み始めたら、デスノートっぽい展開になった。罪を自覚して自己の生活を自分で監視するような抑制機能。原罪にアプローチしているのかも知れない。

デスノートが流行った当時にこの手のアイテムの是非談義はある程度出揃っちゃってるので、そんなに興味深い掘り下げはないだろうなーと思っていて、まあ実際そうだったんだけど、後半から話題が別件(醍哉へのメンタル攻撃)に変わって、読了まで興味が持続出来た。

で、話はこの巻で完結していない。3・4巻で続きものだったように、次巻以降な終わり方。全7巻だし、このままラストまで一つのエピソードになるのかな。Oの正体も明かされるしタイトル回収もあったしで、クライマックス感たっぷりだ。

それにしてもここまであからさまに醍哉が敵になるとは予想出来なかったな。作中人物同士の距離感がクールだ。馴れ合ってそうで腹に一物抱えていた、というよりも、友人だろうが容赦なく自分流に是正を叩き込む、というか。ガチで命がけの戦いしているのに終わったらノーゲームで普通に友人関係回復しそうでもある、そんな距離感。

■尾松知和「男塾外伝 伊達臣人」(原案:宮下あきら)5巻/NICHIBUN COMICS



剏戒の正体が毒蝮と明かされる。非常に仰々しい明かされ方だが、皆予想してたでしょ。マムシファミリー、他の連中も生存確認。そやつらまで生きていたとは。まあ、実に男塾らしい。男塾らしいがこやつらの活躍はいまいち期待できない。

毒蝮、飛燕を奈落の底に落とし、憤慨した月光&雷電も返り討ちで倒す。三面拳はここで修行タイムに突入する模様。三面拳の中で雷電がこうも持ち上げられているシリーズは珍しくて面白い。先代雷電が現時点でのラスボス候補だし、ビジュアルも盲目でえらく凶暴そうなんだよな。きっとネタにされている「知っているのか雷電」も無尽蔵の知識/凄い強さの一つとして描かれるんだろうなあ。

豪学連総長とその先代雷電との戦いも描かれる。結末は不明。どっちも強キャラでまだ白黒つけたくないのかな?

5巻までの感想としては、テンポが遅いというか、かつての男塾のテキパキ勝敗決まっていたあの速度を期待しているとちょいともやもやする。そんなたいしたストーリーでもないんだし、もうちょいサクサク進められないものか。1巻の段階では「これぞ読みたい男塾」と思ったものだが、大ゴマ多めな牛歩展開に軽く辟易してきてもいる。

あと帯で知ったが、ゴラクエッグでは「男塾外伝 伊達臣人」「男塾外伝 紅!!女塾」「男塾外伝 赤石剛次」「男塾外伝 大豪院邪鬼」「僕!!男塾」が連載されている模様。そのゴラクエッグってのは男塾専門誌なのかね。

■12月13日(水)/雑文

20171213

12のお題からなるクリスマスチャレンジ終了。完走出来た。

現時点で、来年のGTASCまでは新規ゲーを起動しない縛りを設けているので、これまで軽く触っては放置していたゲームの実績でどうにか12日間凌いだ。いざ本格的にプレイしてみると楽しそうな作品も多い。「シャドウオブモルドール」とか特に。これを機に腰据えてプレイしようか、とか一瞬思っても自分のコトだしまた放置タイムに突入してしまうんだろうなあ。

新規起動しなかったので解除率上げに役立ったかと言えば、まあ多少は。70.0が70.3になったよ。うむ、誤差レベルだな。で、明日からまたウィンスト繋ぐだけの日々に戻る。

■100冊読書/2018年/ルール

・再読も1冊とカウントする。

・上下巻になっている作品は、上で1冊、下で1冊とカウントとする。
→同じ作品が、ハードカバーと文庫(上下など分冊)で出ている場合、分冊で読んだほうがカウントは稼げる。
例:「屍鬼」のハードカバーは上下巻で2冊カウントになるけど、文庫だと5冊に分冊されているので文庫を読めば5冊とカウントする。

・長編複数作が一冊に収録されている合本は、1冊とカウントする。
例:「火星」シリーズ。
→合本ではないものを読んだほうが冊数カウントは稼げる。

・同一の作者の短編集A(収録作がa・b・c)と短編集B(収録作がa・b・d)があった場合、短編集Aのa・b・cを読んだら1冊とカウント、その後Bはdを読めば更に1冊とカウントする。
→アンソロジー等も同様。

・前の年に読み掛けていたのを年越ししてから読了した場合、カウントに含める。
→300ページある本を前年に290ページまで読んでいたのを、新年に入ってから残り10ページ読めば1冊とカウント。

・適用する「本」は、小説/エッセイ/ノンフィクション等の活字で、紙媒体のもの。漫画は含まない。活字から構成される雑誌は基本的に除外(雑誌の頭から通しで読めばカウントとするが、そんなコトはまず無い)。

2018年もやる。ルールは去年と同じなのでコピペ。

まあ行けるでしょ、きっと。夢枕獏で50冊ぐらいは稼げる。が、それは極力保険として、他の小説を片付けたい。特に海外作品な。

シリーズで10冊前後あるラノベを数シリーズ読んだら届く数字でもあるので余裕余裕。

■「Marvel's Guardians of the Galaxy」(1000/1000G)/アドベンチャー

20171212gotg

全5エピソード、それぞれに200G配分で計1000G。いつものテルテール。読み進めていればコンプ出来る。

戦闘のQTEで色んなキャラを操作する感じになるのが何となく不思議な感じだったかなあ。ちょい散漫。だいたいのテルテールAVDのQTEって操作キャラが固定されている印象だし。

ラストの選択(願い)が複数あってどれも見てみたい感あったよ。ピーターの願いにしたけどな。続編出そうな雰囲気で終わったけど、テルテールの不調も囁かれているし、果たしてちゃんと続きは出るのだろうか不安もある。

■12月12日(火)/雑文

・ちあふるさんを人間に戻す算段は付いているのでポメラチェフ続投も出来る。ポメラの里で平和な日々を過ごすと思いきや僅か二ヶ月程度でまた10ヶ月ぐらい戦場に送り込まれるちあふるさんというシチュエーション面白いじゃん。が、来年は二人チームらしいし、どうなるのかねー。

・久々に二郎系ラーメンを食いたい欲が高まり、開店時間と空腹のタイミングも合ったので出向いたところ、閉店していた。別のラーメン屋が入っていたけどショックでそのまま帰ってきたよ。3ヶ月近く前に閉店していたのか。

・三週間ぐらい前からスーパーに向かうようにしている。コンビニは基本チャンピオンを買う木曜のみ。節約したい。安く済ませられないものかあれこれ思案中。閉店間際の半額狙いにも挑んでみたが、商品がロクになくてかえって高くつきそうになったのでそこは拘らないでいいや。

また、ビールを辞めてワインにしたりしている。ちまたで話題のストロングゼロも試してみたが、吐いた。なので苦手意識が発生中。

アルコールと並んで出費対象になっているタバコも、自室ではなく居間に灰皿を置いて吸うのにワンクッション必要にして減らす作戦に出ている。

  • Genre:

■ダン・シモンズ「カーリーの歌」/ハヤカワ文庫



死んだはずのインドの大詩人ダースが生きている! そのうえ新作まで書きあげているという。編集者兼詩人のルーザックはダースの新作を入手すべくカルカッタへ飛んだ。だが、熱気と悪臭に満ちたカルカッタはルーザックにとって悪夢の都だった。しかもダースの行方を調査する彼に、暗黒神カーリーを崇拝する教団が魔手を伸ばしてきたのだ!

シモンズは先の展開は考えずに、目の前で起こっている出来事のみに注目しひたすら流される読み方がベスト。今回もそういう読み方で楽しめた。シモンズはラストが弱いコトも多々あり、そういう意味でも大オチとか期待しないで過程の面白さに身を委ねるのが良い。過程過程はホント面白い。

特に、途中で挿話されるムクタナンダジの語り、殆どが必要ないような内容なんだけど、読んでる内は妙に惹き込まれる。ムクタナンダジの出生から語られて、余計な枝満載なのになんだか惹き込まれる。話が終わった時はルーザック同様軽く切れそうになったが、こういう脱線を作家は書きたくなって実際書くとシモンズがどこかで語っていたコトもあったので、許せた。

ビジュアルが浮かんでこれは良い演出だなと思ったのは、闇の中でカーリーの像の攻撃を喰らうシーン。目が慣れない完全な暗黒、マッチを擦って断片的に浮かぶカーリーの肉体、この絵面演出はかっこいい。クライマックスの一つで視覚を制限するってのは面白い。

終盤は夫婦の再生物語みたいになって拍子抜けではある。でもまーホラーに多いブツ切れ不穏余韻系よりかはこういうお約束な後始末のほうがまとまってはいるかもなー。

■赤川次郎「明日を殺さないで」/角川文庫



西山絢子は19歳。新婚たった二週間の若奥様。普通なら甘い、甘いアツアツ生活の最中なのだが、幸福はそう長くは続かなかった。夫の良和が何者かに殺され、しかもその犯人が絢子を溺愛する兄岳夫らしいのだ!!!
絢子の昔のボーイフレンド、岳夫の婚約者由貴子、良和の腹違いの兄と名のる八木、殺し屋、チンピラと謎の人物が次々と現れて……。

夫を殺したのを自分を溺愛する兄と即座に判じるものの、警察に突き出そうとはせず割りと普通に接して生活を続行する導入。ここでユーモア系作品と分かる。ラストはややシリアスになるが、終始浮世離れしたやり取りが続く。マジな雰囲気でこの作品を描くと重くなりそうなものだが、このユーモアっぷりで妙に安心してスルスル読める。

結構これ悪漢小説なノリがある。前述のユーモアでカモフラージュされているが、倫理観とか度外視した展開だよこれは。兄、「殺し屋相とは言え一人殺しているし」。万々歳なラストじゃないのに清々しいのが凄い。ベストセラー作家が何気にこんな勧善懲悪とは言い難い作品発表してるのも素晴らしい。

上の梗概、よく読むと嘘とか書いてないんだな。慎重だ。昔の作品のあらすじって地の文ながらもミスリードの為に嘘書くコトもあるからなあ。その慎重さも素晴らしい。が、それで自分は終盤の展開を察してしまったきらいもある。

■一肇「フェノメノ 弐」/星海社FICTIONS



「時計塔の穴」「猫迷宮」「ろろろ」の3編が収録。連作短編集であるが、各キャラクターの変化は1巻から順に続いてて、収録3編はそれぞれケース4・5・6となっている。

「猫迷宮」が良かった。夜石は言葉足らずというか発言が自身で完結していてて伝達能力に欠けるワケであるが、他人を気遣えない=優しい嘘などつかないタイプ。それ故にあのラストは安心して受け入れられる。

この2巻は融解ファフロツキーズという副題がついてて、次巻が収斂ファフロツキーズとなっている。短編集ながらも怪雨現象絡みのネタが一連の作品で描かれてて、まだ解決していない。怪雨現象もなあ、竜巻とか作中で出ているネタは否定した上のオチが来るんだろうが、面白いラストに出来るのだろうか。この巻ラストで登場する(写真だが)女性が凄く勿体振った登場でラスボス感たっぷりだ。怪雨よりもこのキャラの行末のほうが楽しみ。

■夢枕獏「キマイラ2 朧変」/角川文庫



龍王院弘が登場する。彼を扱った外伝みたいなものが一冊あるので作者も気に入っているのかな。敵として登場し、若いのか老いているのかも外見から判りにくく、そして体術に優れているキャラ。九十九を圧倒する実力で、力の底が見えない。

底が見えないキャラには最近イマイチ燃えなくなってきている自分。底を見せて、そこから更に掘り下げていくのが面白いと思い始めている。で、龍王院、ラストで大鳳に恐怖を覚え、意外と早く底を見せてくれた。ここからの反撃(作者の作り込み)に期待。

主人公である大鳳がラストまでほぼ登場しない巻。内なる獣と向き合う為に山に篭っている。九鬼も姿を晦ましてて、九十九の活躍が大半を占める。規格外の強さであるが、キマイラを秘めているワケでもないので、まあ常識の延長上の強さ。餓狼伝キャラと渡り合えそうな程度の強さ。

龍王院はどうなんだろう。登場直後はキマイラを制した存在かとも思ったが、大鳳にビビってたからなあ。キマイラに触れるのは初っぽい雰囲気なので、こちらも常識的な強さの範疇だろうか。

■週刊少年チャンピオン感想 2+3号/2018年

■刃牙道
早撃ちから負担10Gと例えネタがあちこち飛び火。

武蔵はもうゴキブリ速度に対応しちゃったんだろうか。キャラ的にハッタリかましてそうでもあるが、刃牙に気圧されてガチマインドを取り戻しつつあって額面通り対応してそうでもある。甘ったれた現代であったがボンは別格と気持ちを切り替える。刃牙は武蔵にケーキの宮殿を見たが、食い始めたら激辛でビビる絵が今後出るやも知れぬ。

■BEASTARS
レゴシ、坊主頭になる。これは確かにわからないかもしれないが、獅子組の頭がルイだからなあ。即バレるでしょ。いや、ルイが普通に誰あんたぐらいのコト言うのもアリだが。ジュノだけやたらニューレゴシに萌え萌えしているのが切ないし可愛い。

■魔法少女サイト
父親、死刑執行の日が近い。本編そんな感じでこの扉よ。もうこういう絵は見れなくなるのかな。男キャラと女キャラの絵柄の落差が激しい作品だし、どうでもいい男キャラなら今後もちょい劇画調なのが登場するかも。

■六道の悪女たち
向日葵、自分よりも六道を信じ、再び六道の元に。戻ってきてハッピーな終わり方になっているが、ちょっと不穏さを感じさせるなこれは。自分の意思で童子のところに残った男勢のほうがまだ健全に見えてしまうぞ。

■吸血鬼すぐ死ぬ
イベントの度に寂しい集いを開催しているなこやつら。ていうかもうこの時期なのか。最近やったような気がするが、ハロウィンだっけ? うん、やはりイベント毎に酷いパーティしている。

■ヒマワリ
辛うじて一人目確保。オミがその気になってくれた。加速度的に痩せてしまうのだろうか。ジャックハンマーばりに痩せてしまうのだろうか。顔のレパートリー少ない漫画家なのでまだ暫くは痩せないで頂きたい。

「そんなにわからんこと言ったかな…」
全くだ。何か漫画的によくある流れ/ノリで誤魔化されたけど、わかるだろ。主人公底抜けの馬鹿じゃないか。

■ブンキテン
変えて帰ってきたようだが、妻というワケではないのかな? どうとでもとれるラストで、読み切りとしてはこれぐらい読者に委ねるオチが良い。

■あつまれ!ふしぎ研究部
イカ娘で描けなかったちょいエロ路線をとことん開放してきてるなあ。大祐、その場に座り込まなかったのが意外。肩出しに恥じらうのも意外。その辺無頓着そうなのに。

■囚人リク
民寿党と自進党。防衛大臣鬼道院支持者を民寿にする辺り作者は勝負師。

■鮫島、最後の十五日
壁ドンはベホマ。

■GREAT OLD
謎アニマルの設定を喜々として語る主人公が可愛い。ホントに生物が好きなんだろうと微笑ましいが、このまますんなり召喚学に進まない仕込みにも思えてくる。

■おタエさんは今日もたべたい
核心に迫るストーリーと余談エピソードの緩急が激しい。今回は後者で、王様ゲームだのやり出している。チョコが大量に備蓄されているのは何かの伏線なのか、今回のポッキーゲームの為だけの設定なのか。

■橋本智広・三好智樹「中間管理録 トネガワ」(原作:萩原天晴・協力:福本伸行)5巻/ヤンマガKC



利根川の便所飯が見れる巻。

南波照間支社に利根川は過去本当にいたのかこれ。鼓舞するための嘘かと思ったよ。噛まれた痕とかも捏造と思った。いや実際本当にイたのかどうか不明ではあるがな。幕間の絵も遊びに行った時のものかも知れないし。

女黒服というレアな存在が登場。案の定みんな浮かれる。博多っ子で妹キャラと属性ゴテゴテでやり過ぎ感甚だしい。これから彼女が黒サーの姫と化して内部を引っ掻き回していくのだろうか。場をベタに盛り上げる為に、もう一人、中年女性の黒服の登場が待たれる。

黒崎ってこういうキャラで進めるのか。本編ではチンチロリンで出てきたのしか知らないけど、特にこんな性格ではなかったよなあ。大松的なマジレスキャラになっている。そしてそれが何故か会長に受けるという。

利根川がツイッター担当になる。受ける為に萌え絵を描こうと迷走し出すのには笑った。何をやってるんだと自問しているが、全くだよ。細かい部分で「草www」とかでホント草の画像をアップしてたり、圧倒的メシウマで飯の画像掲載とか、細かく間違っているのが良い。

オマケ漫画、ハンチョウとのコラボであのカツ丼屋に。地位的に雲泥の差がある二人が張り合う様が面白い。ハンチョウ、余裕で食うのかと思ったら、ちゃんとその量に臆してたのね。二人の勝負が有耶無耶/ドローになっているのはコラボとして無難ながらも面白いラストで実によろしい。

■赤川次郎「ミステリ博物館」/角川文庫



「密室」「人間消失」「脱出」「怪談」「殺人予告」「幽霊屋敷」「汚れなき罪」、以上7編が収録されている短編集。

各タイトルの通り、シンプルに本格ミステリの基本的なネタを扱っている。これらを並べればこの短編集が「ミステリ博物館」という名前になるのも納得。

登場人物が少ない短編の性質上犯人や仕掛けの意外性は低いし、強引な物理トリックも多くて悪い意味でも本格ミステリっぽい。が、短編ならこれで仕方ないという気持ちもあるし、登場キャラクターの魅力で読めちゃうのでアリ。

収録作半分ぐらいが中尾旬一を探偵役に据えた作品で、導入一行目が毎度インパクトのある台詞になっている。「殺人を見に来ないか?」や「死にたがってるね」等。掴みが上手いし、そこからスッと話に入り込めるのも凄い。

■師走トオル「僕と彼女のゲーム戦争 9」/電撃文庫



ちょっと触ったぐらいのゲームだが、「Evolve」は自分もプレイしたコトがあるので読んでてイメージしやすかった。そして、一戦一戦ここまで自分は考えてプレイしてないよなーとも思った。レアケース的なものをドラマティックに話に落とし込むのが上手い。TRPGのリプレイ小説とか、昔は一切興味を持てなかったけど、きっとこういう面白さがあるんだろうな。

他に今作で扱ってる「EVE」とか未知のゲームで、知るにはいい機会なんだけどやっぱ興味持てないな。「ダウンタウン熱血行進曲それゆけ大運動会」は知らなくても読んでて面白かったよ。あとがきによると作者、過去相当ハマったらしく、愛着が暴発している文章だった。

岸嶺が上級者とは何か考え部員たちの強さを探るが、天道の強さが面白い。初プレイでもそこそこ戦えるってのは、重要と瑣末の判別が早いタイプ。上杉達也もそういうタイプなんだろうか。

■御影瑛路「空ろの箱と零のマリア 4」/電撃文庫



良い省略ラストと思ってた3巻であったが、普通に4巻はその続きだった。マジか。で、ちゃんと続きとして納得が行くというか、あそこからまだ隠していたものがあって二転三展する話で面白かったよ。死者が出るのも意外だった。救う道筋が見えにくいキャラだったと言え、許される余地見せかけていたからなあ。

毎度同じ導入なんだけど、今回は大きく変えてきたし。突破方法も予想外。もう一周するのかなーとげんなりし始めていたのでリセットせず特殊な突破を用意してくれたのは嬉しい。Oの性格まで利用するのかと。

長編は変化の物語だが、Oに対してもマリアに対しても、主人公のその変化が話に絡んでいるのがシリーズとして上手い構成。

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