■「デススマイルズ2X」総括/XBOX360/シューティング/CAVE
高難度化の一途を辿る2Dシューティングに一石を投じるべく登場した前作「デススマイルズ」であったが、シューティング慣れしている人には確かに簡単だけどそれでも初心者には充分に難しいというジレンマを抱えていた。しかし続編の今作は、上級者の満足度は考えずに、キッチリ初心者向けに作られている印象がある。上級者すまん的な割り切り感。
今作は設定を変更しても実績が解除される仕様になってて、その辺からも実績コレクター&シューティング初心者に楽しんでもらいたい調整と感じる(設定変更で実績が解除されないのなら、実績コレクターにとって設定変更メニューはどんなに充実していようがあまり意味がないし)。続編だけどこっちのほうがシューティング初心者にはオススメ。
システム/ルール的なものは前作から正調進化している。何気に覚えるコトは沢山あるんだが、クリアのみなら全て知る必要も無く、スコアを狙い出したら別のルールも知って、と、段階を経て覚えていけばいい。
まずはボムを贅沢に使い、パワーアップが溜まったら即座に使っていれば「ノーコンティニュー」、パワーアップに反応する弾を消すのを意識し出したら「40億」、反応弾のラインが赤くなってから消すのを意識し出したら「60億」、という具合に、結果的にそうなっただけかも知れないが、実績と上手く連携された内容になっている。
「2X」「アーケード」「アレンジ」と1パッケージに複数(のルール)のゲームが収録されているのもボリューム充分。でもまあこの辺は今日日のシューティングでは基本になったかなー。参入第一弾であった前作では割りと「アレンジ」への実績配分が大雑把だったのが、気持ち細かくなっているのもいい感じ。
おまけモードの「使い魔レース」は本当にただのおまけ。これに高難度実績が隠されてなくて良かった。
発売直後の現段階では、バグによって「いよいよもって60億点」の実績がランダム解除となっている。パッチ配信で修正の予定らしい。く、オフ専の自分にはそこが悔しい。60億は行けたのに。960だけど実質1000なんで。実質コンプなんで。実質3時間しか寝てないんで。
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