■四畳半神話大系感想 第9話「秘密機関福猫飯店」/アニメ
- 2010 06/18 (Fri)
「先輩はアホです」(明石さん)
ビンタのSE及びエコーからして、この明石さんとかいう色白泣きボクロな黒髪の乙女は間違いなく処女。こうもはっきりと明石さんと決別を迎えた平行宇宙は初なんじゃないのかな。余りにもバッド過ぎるので、これこそがリアル宇宙かとも思えてくるんだけど。四畳半に閉じこもろう、という今話のラストもそれっぽいし。ドサクサ紛れに真宇宙を描くには程好い話数でもあるし。
ネガティブフレンドと扱っていた小津が彼女持ちでリア充ライフを送っていたかもよかもよ?という事実を知り主人公が愕然とするのが今回のラスト。時計の巻き戻しも無くて、いつも以上に佳境に入ってきたという印象を与えるヒキであった。自分は駄目人間だけどもっと駄目な奴がいるもんねーと思っていた主人公がそうではなかったと知って、遂に覚醒するのか。下を見て安心して悦に浸っていたハズが実は違っていたかも、というのは衝撃だろうに。
そういや1話で明石さんと結ばれるのは「私」か小津の二択という話もあったな。その辺から察するに主人公が本格的に小津と向き合い対決するのは今宇宙ではないにしても、近い。近いぞ。
小津って何かモチーフのある名前なんだろうか。オズの魔法使いぐらいしか思い浮かばないんだけど、あの物語も「欠けていたモノは旅の途中自分でいつしか得ている」的な話だし、もちぐまん絡みでその辺と関連性あるのかも、とか思ったりした。
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