1. Top » 
  2. 読書 » 
  3. ■ダン・シモンズ「ヘリックスの孤児」/ハヤカワ文庫

■ダン・シモンズ「ヘリックスの孤児」/ハヤカワ文庫



「ケリー・ダールを探して」「ヘリックスの孤児」「アヴの月、九日」「カナカレデスとK2に登る」「重力の終わり」、以上5編の中短編が収録。

読書は、慣れてくるとアニメや映画を観るように、意外と受動的になる。自分のペースで読むのではなく、眼前の文字を目のペースで半ば自動的に追い、理解するようになる。が、ハードSFは未だそういう感覚になれない。能動的に接しないとならない。出てくる単語も難しいし、海外作品だと言い回しも独特なものが多いので、立ち止まって反芻する必要が出てくる。

この中短編集は、各作品に作者自身の前書きが付記されている。本編の理解を促すのにも一役買っているが、それよりもダン・シモンズという作家がどのように作品を創り出しているのか、その片鱗が垣間見えたのが収穫。書きたいオチがあってそこに突き進んでいる、というよりも、ネタにしたい題材があってそれをSF等の枠に落とし込んでいる印象がある。

「カナカレデスとK2に登る」の前書きで特にそう思った。登山ネタ書きたいってのがまずありそう。読者としてはカマキリモドキの正体や目的ばかり気になるんだが、むしろ書いてる身にはそっちがオマケみたいな。

「アヴの月、九日」がイリアムシリーズ前日譚らしいんだが、これがホントにあのギリシャ/ローマ神話ベースのSFに繋がるんだろうか。

Page Top

プロフィール

七瀬

Author:七瀬
This ain't a song for Kyo Fujibayashi
(これは藤林杏の為の歌じゃない)
No silent prayer for the faith-departed
(失った信頼の為に黙祷するやつはいない)
Ketta ain't gonna be just a t-shirt man flatter to the masses
(あの生き物はマス受けするTシャツ男になるつもりはない)
You're gonna hear ketta voice
(お前は狂人の雄叫びを聞くだろう)
When Ketta shout it out loud
(キョロ充のイエスマンが大声でそれを叫ぶ時)

Clannad is life
(クラナドは人生)

談合時のチャット部屋

連絡先:
onthelindenあっとまーくyahoo.co.jp

最近の記事
カテゴリ
FC2カウンター
Xbox360

フレンド常時募集中。
気軽にどうぞ。
月別アーカイブ
リンク

このブログをリンクに追加する

Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

ACR