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■樋口有介「八月の舟」/文春文庫



けだるくて退屈な夏休み。高校生のぼくは不思議な魅力を持つ少女、晶子と出会う。晶子、親友の田中くん、そしてそれぞれの家庭や周囲の大人たちを傍観しながら、ぼくの夏が終わっていく……。1960年台の北関東の小さな街を舞台に、清冽な文体で描かれた、ノスタルジックで透明感に満ちた青春小説の傑作。

昔読んだ「11月そして12月」がビンゴだったので同じ作者のこの作品にも期待していたんだが、自分の嗜好からしてこれはハズレ。夏休みを断片として切り取っただけで、特に響くものが無い一作であった。

解説等から補完するに、作者は純文学への志向があるようで、それが存分に発揮されているとは思う。純文学、つまり面白くない作品、そんな先入観を抱いている自分で、それを再確認するに十分な内容であった。

序盤の主人公がとりわけ無軌道な若者という感じで、DQNがただただ自堕落でその日暮らしを続けているという印象の作品になった。後半はもうちょい共感出来る部分もあったんだがナ。刹那刹那の感情の機微とか、後半はマジで分かり得る部分はあった。

また10年ぐらい経って読んだら感想も変わるだろうか。いや、10年後には「面白くなかった」という記憶だけ残ってて再読候補にはならなそうだなあ。

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