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■佐藤さとる「豆つぶほどの小さないぬ」/講談社文庫



シリーズ2冊目。コロボックル基準での犬と呼べる存在を、どうにかしてつかまえる話。所謂クダギツネと呼ばれるものを、この作者専用用語(?)としてマメイヌと称している。

前作の不満点をクリアした上での作劇。コロボックルの台詞がカタカナだったのが普通になってて読み易い。また、コロボックルの固有名の見分けがつきにくかったという部分もアダ名表記メインになっているのが有り難い。

マメイヌに纏わる話であるが、最後に捕獲成功となっているもののその全貌がまったく見えないまま終わるというのが何か良いな。次巻以降あっさり普通に飼いならされているのかも知れないが、今作に関してはとにかく捕まえるまでの色々な出来事を中心に話は進む。前作がせいたかさん視点だったのが、コロボックルの目線に変わっているってのも新鮮であった。

当作品、コロボックル通信社の発展と共に描かれて、ラストにおまけとして作中の新聞が付記されているが、これが小さくてマジ虫眼鏡必須。読めないよ。

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