1. Top » 
  2. 読書 » 
  3. ■桜庭一樹「推定少女」/角川文庫

■桜庭一樹「推定少女」/角川文庫



とある事情から逃亡者となった“ぼく”こと巣籠カナは、逃げ込んだダストシュートの中で全裸の美少女・白雪を発見する。黒く大きな銃を持ち、記憶喪失を自称する白雪と、疑いつつも彼女に惹かれるカナ。2人は街を抜け出し、東京・秋葉原を目指すが……

白雪の正体がページを繰る興味の原動力になる。宇宙人なのか、誘拐された令嬢なのか、逃げ出した精神障害者なのか、或いはこうやって色々正体候補が出ている以上、それ以外のアンサーが来るのか。そこを追って読み進めていた自分には微妙なラストであったかなあ。

この作者の作品で読んだことがあるのは「青年のための読書クラブ」で、それとは随分趣の異なる作品であった。疾走感があるし、全体的に泥臭い。こっちのほうが読み易くはあった。

思春期の葛藤みたいな、そういう部分での共感が強かった。父親という存在への嫌悪とか、中学生の年頃ならあってしかるべき感覚だよなあ。その一方で、「ああ、父親って誰にとってもこういう存在なんだ」と、自分が勝手に抱いていた特殊性を奪われた気持ちもある。

Page Top

プロフィール

七瀬

Author:七瀬
This ain't a song for Kyo Fujibayashi
(これは藤林杏の為の歌じゃない)
No silent prayer for the faith-departed
(失った信頼の為に黙祷するやつはいない)
Ketta ain't gonna be just a t-shirt man flatter to the masses
(あの生き物はマス受けするTシャツ男になるつもりはない)
You're gonna hear ketta voice
(お前は狂人の雄叫びを聞くだろう)
When Ketta shout it out loud
(キョロ充のイエスマンが大声でそれを叫ぶ時)

Clannad is life
(クラナドは人生)

談合時のチャット部屋

連絡先:
onthelindenあっとまーくyahoo.co.jp

最近の記事
カテゴリ
FC2カウンター
Xbox360

フレンド常時募集中。
気軽にどうぞ。
月別アーカイブ
リンク

このブログをリンクに追加する

Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

ACR