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■夢枕獏「月に呼ばれて海より如来る」/廣済堂



螺旋で宇宙を語ろうとする作品。夢枕獏作品にはこの主題を扱ったものが幾つかあってその一つ。というかこの「月の呼ばれて海より如来る」がその代表かも知れぬ。

最初の遭難シーンが再読してみると案外退屈だった。雪山の厳しさとか絶望や危機感は伝わってきたが、面白くはない。未読で積んでる「神々の山嶺」を楽しめるか心配になっている。

主人公が山から帰還して、オウムガイの魅力に憑かれてからの日常と非日常の間を揺れる話になってからが面白い。何だろコレ。輝いていた頃の深夜ドラマ感というか。ホラーなのかどうなのか着地が見えない面白さもある。ホラーというよりも幻想小説と括ったほうがいい。

明確なオチがないままフェードアウトするラスト。オチが無いという、本来なら全く好まないタイプのラストなのに何故か許せるし心地良い読書体験だったなーとも感じた。

ああ、これはもう「大江戸恐龍伝」も読まなきゃ気が済まないなあ。軽くあちこちの感想検索した感じだと、その作品、ちゃんと螺旋扱っているのか心配になってくるけど。

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