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■笹沢左保「木枯し紋次郎 (七)」/光文社文庫



「唄を数えた鳴神峠」「木枯しは三度吹く」「霧雨に二度哭いた」「四度渡った泪橋」、以上4編収録。

紋次郎が死を覚悟する「唄を数えた鳴神峠」、これ本来ここでシリーズを終わらせる予定だった作品だけあった最終回感満載。さしもの紋次郎も24人相手じゃ分が悪いのか。強いっちゃあ強いが現実に即した範疇での強さに留まっている。死にかけるのも珍しく人を信じたのが原因ってのも最終回っぽい。

「霧雨に二度哭いた」、双子が出てきてミステリ風味が強い。ちゃんと双子をミステリ的に処理しているのも良い。双子はどんなにベタでも入れ替われ。

以前も書いた気がするが、紋次郎の寡黙さが「探偵が最後まで勿体振って犯人を明かさない」ミステリの不自然さを拭っている。他人に関わる気が無いから、悪党が裏でこそこそやってるのを分かっててもイチイチ言わないでスルーしようとするのが紋次郎。結局犯人サイドが何だかんだアクション起こして真相が発覚してしまうワケではあるが。

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