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■綾辻行人「奇面館の殺人」/講談社ノベルス



奇面館主人・影山逸史に招かれた六人の男たち。館に伝わる奇妙な仮面で全員が“顔”を隠すなか、妖しくゆらめく〈もう一人の自分〉の影……。季節外れの吹雪で館が孤立したとき、〈奇面の間〉に転がった凄惨な死体は何を語る? 前代未聞の異様な状況下、名探偵・鹿谷門実が圧巻の推理を展開する!

オーソドックスな推理小説。初心回帰して挑んだと後書きにあるが、その通りな読後感。一応この作者らしい叙述トリックでのサプライズもあるが、それ以上に何か無難感を抱いた。旧来のミステリを読んでるあの感覚。逐一丁寧で、裏を返せば段取りが毎度毎度のコトで退屈でもあるあの感覚。

まー、こういう無難でこじんまりした内容のものを書けたのは素晴らしい。過去の自作に追い詰められて、どんどん書けなくなってフェードアウトする小説家も多いからね。特に高い評価受けた作品出してしまった人なんかは。新作書いて読者に発表する。それを維持するのはとても大変。

シリーズ9作目。作者は全10作を想定しているので、いよいよここまで来たかと感慨深いものもある。シリーズ通しての大きな仕掛けは無いとこれまた後書きで書いているが、中村青司の謎に迫る何かは是非欲しいトコロ。

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(これは藤林杏の為の歌じゃない)
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(失った信頼の為に黙祷するやつはいない)
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(あの生き物はマス受けするTシャツ男になるつもりはない)
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