■週刊少年チャンピオン感想 28号/2017年
- 2017 06/09 (Fri)
■刃牙道
武蔵視点で前回をリプレイ。武蔵の背後に闇を見ていた花山に対して、武蔵は花山の背後に白を見ている。花山の愚直さは純白だな、確かに。持って生まれた力がある以上そこに努力を重ねちゃアンフェアと判じ、今あるものだけで生きてきた花山だし、これは純白。
数週後には武蔵に触れた花山が濁って灰色になりだし、花山に触れた武蔵の闇が薄まって灰色になりだすんだろうか。その描写をお互いの視点で描けばまた二週分水増し出来るよ。
武蔵、忘れられがちだけど腕力も凄いキャラに描かれているよな。刃牙の足を片手だけで持ち上げているし。血管すら浮かばせず、余裕での持ち上げだった。というワケで、腕力対決に舵取るのかなあ。花山を死なせない為には武蔵の剣を抜かない気まぐれが必要だし、力比べしたがる方向に持っていくのが良さげ。今週その仕込みは出来たのではないかね。
■吸血鬼すぐ死ぬ
ジョンがデブってきているのをネタにされる話、二回目。変態吸血鬼オンパレード回でもある。変態吸血鬼のアレとソレが兄弟と判明するが、結構どうでもいい情報で笑う。
■弱虫ペダル
先週の感想になるが、手嶋が1位青八木が3位という人気投票結果、今活躍している連中がちゃんと反映されるってのが凄い。この二人悪役で登場だったというのにここまで挽回出来てるとかビビるわ。
■毎度!浦安鉄筋家族
色んな商品ゴリ押しして逃げ切るのかと思いきや10ヶ月住み込む発言で印象が180度変わった。
■六道の悪女たち
お兄ちゃん呼びでギリギリ雷乃が女ってのはバレてないのか。まあ、それが周囲に明かされるのは結構なサプライズシーンになるだろうから、ここでは人目が無いのに演じていた不自然さはスルーでいいかな。いや、実は尾けられているのを知って聞かせていたのやも知れぬ。
■BEASTARS
シシ組の組長、周囲に威厳見せつけるためにあんなハッタリかましているだけで実は小心者で食い殺したり出来ず裏口からこっそり草食獣を帰らせているんじゃないかという期待もあるんだが、ちゃんと吊るしていたのもあるし、無さそうだよなあ。それに、帰らした相手がその後どこかでピンピンしている様子を組員に目撃されたら終わりだしなあ。
レゴシ、恋愛漫画の主人公のようにモジモジせず現時点での自分の気持ちを整理してて無駄足踏まずに直線行動出来てるのが良い。パンダも理解早そうだし心強い。
■ハリガネサービス
駿天堂対策がまだ続く。もうこの試合は描かず省略で決勝へ、でいいんじゃないのかね。事細かに対策試合描かれたとしても、漫画の手の内の出し方的にそれを駿天堂は上回っちゃうんだろうと分かってしまうし。実戦中の回想でこの練習試合の一部一部が描かれたほうが良さげに感じるよ。進研ゼミで出たトコロだ的回想でいいからさ。
■HUGO
ユーゴが人間だったというオチでいいの? 涙流せているし。
読み返したら指で髪切ってるし目もメカっぽく描写しているけどさあ。体の一部のみ改造済みの人間、と考え直そうとしても目と涙でまた戸惑う。体温感じる感じないのシーン、人間とメカ逆だったのか・上手いなーといい感じで騙されたと思ったのに、どう解釈していいのかよく分からないわ。
■魔入りました!入間くん
まるで三人で成し遂げたかのようなラストであるが、入間以外の二人は応援していただけでしょ。超回避能力だけで最後まで決着がつかず相手がギブアップするという形もこの漫画らしかったと思うんだがな。ちゃんと修行したんだな。
■英雄!シーザーさん
少しぐらい占いの内容を変えてくれと懇願するシーザーと占いはそういうものじゃないとマジレスするスプリンナの掛け合い、このコマが今週のチャンピオンで一番面白かったシーン。販促ネタもベタなのに何か楽しかった。自分、単行本買いそうな気配。
■Gメン
案の定10発の約束は反故にされる。何故ヤンキー漫画の敵役はせこい小物ばかりなのか。この漫画、読者も唸る度量の大物の敵出てきたコトあったっけ?
■シスターインベーダー
不穏な引き。ホモか? 登場キャラも多くないし、選択肢の都合上ホモオチか? それにしてもこの兄は自身の性的な弱さを隠さないのが潔くて強いな。
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